雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

夕占(ゆふけ)問ひつまびき離(か)るるどこからか昨日(きぞ)になる音みやらびかいしゃ

2010-08-29 18:04:27 | Weblog


 とりとめなく浮かんだ言葉ならび。





 午後、またすこしお三味線を弾く。飛び跳ねるような沖縄民謡は、付点音符の歯切れがむつかしい。


 つまびきだと、わたしの技量では、どことなく、のぉっと聞こえそう。



 もちろん、のどかでゆるやかな旋律もある。



 「月ぬかいしゃ」



  月ぬ美(かい)しゃ  十三日(とうかみか)

  みやらび美しゃ  十七つ

     ホーイ チョーガ



 みやらび、というのは方言で、少女のこと。







 もうじき今日も終わる。



 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さくら葉の溶けいるごとく陽... | トップ | 母の砂乾きてなほもやわらか... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。