市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

やはらかに湖水深める秋の面の月日は素のまま光る現在

2010-09-05 19:38:30 | Weblog

 つぶやき。




 こうであれば、と。



 そのとき自分で考えぬいた選択のよしあし、どんな結果であれ受け入れて、また未来を模索するしかない。



 「Itと呼ばれた子」を通読。一番最後に、「青春編」


 これはS・キングの「スタンド・バイ・ミー」みたいで、とてもよかった。ミゼラブルでなく、グロテスクでなく、逆境に育ったデイブの少年時代のほんのいっときにせよ、心温まる友情ものがたり。


 随所に少年デイブのするどい認識や、社会差別へのまなざしが注がれているのだけれど、彼は決してネガティブな感情に支配されない。それがすごい。


 ひとりよがりにならず、誰のこともおとしめない。






 そして克服していった数々。



 その微風のようなヒトコマ。




 すてきな読後感でした












 





 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« こすもすよ時空のはたてさや... | トップ | 夜の風を含んでたたむ洗ひも... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。