市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

大屋根に初春の薄陽明るみて古木の杉の香り高まる

2019-01-06 21:12:18 | Weblog

今日は塩山、恵林寺へ。






























信玄菩提寺である恵林寺の景観は、豪壮重厚。あちこちに飾り込まれた武田菱紋が、寺院建築の古風な威容に、幾何学模様特有の洗練されたニュアンスを感じさせる。

宝物館には、徳川2代将軍秀忠御台所、浅井氏お江の方、戒名は崇源院の石棺があった。
お江さまの母は織田信長の妹お市の方。
彼女たちは、はるか500年前の、私の先祖。
戦国時代、お市の方も、その娘たちも、波乱万丈の人生だった。

山梨県で、その棺を見るとは、と感慨深かった。

私には偉大すぎるご先祖様方は、平穏なはずの現代に生きる不肖の子孫を、どうご覧になっているだろうと思う。


感謝。








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