雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

聖夜近く己が瞳を描くとき眉高きアリサを幾たびか想ふ

2015-12-20 11:29:22 | Weblog


肖像画のお稽古に、自画像を試みる。



ちまちま部品を映しても、かんじんの内面のわたしらしさがなかなか。


まる一日悪戦苦闘。



さっき、ようやく捨象できた。



わたしの心が、今この顔に見えると感じる。

さて、まだ先は長い。






外貌と内的世界の両方を描きたい。


アリサは、ジイドの。


わたしとは違うキャラだけど、大好きなヒロインのひとり。いかにも19世紀ロマン派ヒロイン。

マノンも好きだけど、アリサの面白いところは、現代に彼女のリメイクキャラが造形できないところ。

現代版マノン・レスコーはけっこうたくさんいる。

だけど、アリサの焼き直しはないんじゃないかな。


セリバシーを美徳と感じる時代は終わったから。


だから、『狭き門』は、本当に名作時代小説。

いまどき、読むひといるかしら。


ごめんね、ジイド先生。わたしも実はコレット、サンド派です。


……。



皆さん良い夢を。



神に感謝。








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