千恵子@詠む...................

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「ボランティア国家としてのナチス」とは 池田浩士だ10月4日

2015年09月25日 | 詠む

ボランティア国家としてのナチス「第三帝国」
        
─ 自発性が国家によって制度化され強制される

10月4日(日)14時~17時 その後に、お茶会 その後に中華料理会

講師 池田 浩士(いけだ・ひろし)

会場 立川ホール JR中央線立川駅南口徒歩3分   立川南口HMビル4階)

「ボランティア」は、もっぱらプラスのイメージで肯定的に語られます。それも当然のことでしょう。自分が持つ力を、それが必要とされるとき、必要とされる場で、必要とする他者のために役立てるというのは、社会的な存在である人間にとって、もっとも大切な行為の一つであり、その行為によって得られる充実感は、もっとも大きな喜びの一つであることに、疑いはないからです。

では、この、いまに始まったわけではない「ボランティア活動」には、どんな歴史があるのか? あるいは、私たちが生きる現実の前史としての近現代の歴史のなかで、どのような意味を持ったのか? ─これを問い、これを考える機会は、これまでほとんどなかったのではないでしょうか?

じつは、この問いは、戦争とファシズムの世紀といわれる20世紀の歴史を振りかえるとき、大きな意味を持っています。さらにこの問いは、これから私たちが向き合わねばならない今後の歴史にとっても無関係ではないでしょう。もう少し詳しく言えば、広い意味でのファシズム社会は、ボランティアとの密接な関係の中で形成され運営された、というのが、歴史の現実なのです。ドイツでも日本でも、そうでした。

この歴史の現実を、事実に即して掘り起こし、では私たちはその現実を前にして何を考え何をするのかを、ともに模索したいというのが、この「不連続講座」のテーマです。── ボランティアに行く前に、せめてボランティアの歴史を知るために!

画像は、最新本

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