芝居のひとだと思ってた。だけど芝居で表現する前に、こんなことがあったんだ。
2001年に出版された。過労死じょうたいで就労してたころだから全然きづかなかったわ。
お勉強フェミニズムに「ついてけなかった」わたしには、「うんうん、なるほど」の実践だった。
でも、けっこう読んでて辛かった。
とても貴重な記録。
------------- 目次 ---------------------------------------------------
一番小さな魚 マイノリティーのフェミニズム … 2
「一番小さな魚」をめぐるものがたり (高橋りりす・稲邑恭子) … 6
始まり まえがきにかえて … 20
記憶の回復と混乱 … 29
不自然な理由 … 38
インタビュー開始 … 43
選挙の謎 … 48
加害者反応 … 53
例会で何が起きたか … 58
私はなぜ「学長来日事件」にこだわるのか … 64
支援できない三つの理由 … 71
被害者を責めるとはどういうことか … 76
フェミニスト暴言集 … 83
裁判のプロスポーツ化 … 90
運動の勝手 … 94
困ったなあ … 99
なぜ裁判か … 107
人はなぜ被害者を責めるのか … 113
シナリオ … 117
腑におちないこと … 127
選択という言葉のトリック … 133
感情が恐い … 136
日本の観客 … 142
対岸のサバイバー … 146
他助グループの罠 … 152
言ってはいけない … 163
化けられない子はどうする … 166
順位温存型社会運動 … 168
市民運動の正義 … 171
この勇気、誰のもの … 173
「強い」あるいは「弱い」ということについて … 177
暴力的反性暴力理論 … 180
理論のズレコミと暴走 … 189
サバイバーとは誰か … 198
私が地図普及運動から脱落した理由 … 205
サバイバーよ、勇気を出すな … 209
リリスの復権 あとがきにかえて … 210