まえに逆転無罪の認定 原田國男の軌跡 読んだな。
これは月刊「世界」に連載されたもので、少し読みやすい。
高裁の8年間で、20件の逆転無罪判決をだした裁判官。
無罪判決を出すときは、楽しくてしょうがないそうだ。たまにしかないようだが。
第1章 裁判は小説よりも奇なり―忘れがたい法廷での出会い(「法廷闘争時代」の幕開けに;右手を挙げて宣誓? ほか)
第2章 判事の仕事―その常識・非常識(紅茶を出されたら…;刑事裁判官vs.民事裁判官 ほか)
第3章 無罪判決雑感(「合理的な疑い」とは何か?;裁判官vs.新聞記者 ほか)
第4章 法廷から離れて―裁判所の舞台裏(最高裁調査官の「魔術」と「錬金術」;人生の達人 ほか)
第5章 裁判員と裁判官―公平な判断のために求められるもの(国民の目線と少年事件;裁判官vs.弁護士 ほか)