〝にしゃ〟というのは、この地方の方言で「おまえ」「あんた」という意味です。
お主の「ぬし」が訛ったのではないかと思われます。
にしゃばあちゃんは、チエちゃんに話しかけるとき、必ず「にしゃなあ」と言ってから話し始めます。それで、いつの間にか〝にしゃばあちゃん〟というニックネームが付いたのです。
にしゃばあちゃんは、おばあちゃんのお母さん、つまり、チエちゃんの曾おばあちゃんです。太った体に、垂れたおっぱいが大きかったことを覚えています。
にしゃばあちゃんの家は隣にあり、500m程でしたので、チエちゃんはおばあちゃんに連れられ、しょっちゅうお邪魔していました。
ある時、にしゃばあちゃんは言いました。
にしゃなあ、鼻水たらしてかぜでもひいだが?
んぢゃ、にしゃばあちゃんのとっておぎの薬やっからな!
よっこらしょと立ち上がり、台所から重そうに茶色のかめを持ってきました。よく梅干を入れておくあの瓶です。そうして、中からうやうやしく取り出したものは、ドロッとした黒い物体?
そらっ、喰ってみろ!
チエちゃんは恐る恐る口の中に入れました。
すると、見た目とは違い、甘い、おいしい。
それは、干し柿の焼酎漬でした。もっと食べたいなあと思ったとき、
これは薬だがんな、子どもはひとっつだげだぞ!
と言われてしまい、がっかりのチエちゃんでした。焼酎に酔っ払ってしまうといけないという、にしゃばあちゃんの配慮だったのでしょう。
小学生になって、カナを習ったチエちゃんはにしゃばあちゃんの名まえが「テフ」であることを知りました。にしゃばあちゃん、へんな名まえ~。
それから、にしゃばあちゃんのニックネームは、テフばあちゃんに変わりました。
そして、にしゃばあちゃんの名まえの読み方がマダム・バタフライと同じであることをチエちゃんが知るのは、にしゃばあちゃんが亡くなってからのことでした。
もう一度、あのにしゃばあちゃんの干し柿の焼酎漬食べてみたいな~。
お主の「ぬし」が訛ったのではないかと思われます。
にしゃばあちゃんは、チエちゃんに話しかけるとき、必ず「にしゃなあ」と言ってから話し始めます。それで、いつの間にか〝にしゃばあちゃん〟というニックネームが付いたのです。
にしゃばあちゃんは、おばあちゃんのお母さん、つまり、チエちゃんの曾おばあちゃんです。太った体に、垂れたおっぱいが大きかったことを覚えています。
にしゃばあちゃんの家は隣にあり、500m程でしたので、チエちゃんはおばあちゃんに連れられ、しょっちゅうお邪魔していました。
ある時、にしゃばあちゃんは言いました。
にしゃなあ、鼻水たらしてかぜでもひいだが?
んぢゃ、にしゃばあちゃんのとっておぎの薬やっからな!
よっこらしょと立ち上がり、台所から重そうに茶色のかめを持ってきました。よく梅干を入れておくあの瓶です。そうして、中からうやうやしく取り出したものは、ドロッとした黒い物体?
そらっ、喰ってみろ!
チエちゃんは恐る恐る口の中に入れました。
すると、見た目とは違い、甘い、おいしい。
それは、干し柿の焼酎漬でした。もっと食べたいなあと思ったとき、
これは薬だがんな、子どもはひとっつだげだぞ!
と言われてしまい、がっかりのチエちゃんでした。焼酎に酔っ払ってしまうといけないという、にしゃばあちゃんの配慮だったのでしょう。
小学生になって、カナを習ったチエちゃんはにしゃばあちゃんの名まえが「テフ」であることを知りました。にしゃばあちゃん、へんな名まえ~。
それから、にしゃばあちゃんのニックネームは、テフばあちゃんに変わりました。
そして、にしゃばあちゃんの名まえの読み方がマダム・バタフライと同じであることをチエちゃんが知るのは、にしゃばあちゃんが亡くなってからのことでした。
もう一度、あのにしゃばあちゃんの干し柿の焼酎漬食べてみたいな~。
ずいぶん悩んで選んだのですが、シンプルなところが私のブログのイメージにピッタリだと思うからです。
「ペーパー」って、タイトルですけど、紙に書いているというイメージもいいです。
記事の前に付く渦巻きもGOOD!
ずっと使わせてね!
それともあの味は、にしゃばあちゃんにしか出せない味?
私も食べてみたい♪
たいしたことじゃないんですが、だいたいはスキャナーに入るサイズの物はスキャナーで。そうでない物は(特大や質感を大事にする物)はデジカメで。後は手描きでラインを取ったものをスキャナーに取り込んで、Illustratorやphotoshopで色をつけています。最終的にphotoshopで調節して、カラーをRPGにしてJPEGで保存してUPしています。画像の解像度は下げないと重くなるので注意!←(私はよく忘れます)
イラスト制作については、私の場合(イラストを見てもおわかりの通り)あんまり使う物にこだわりがないというか、いい加減なので「まっおもしろけりゃいいか」てな感じで描いています。アクリル使ったり、筆ペン使ったり、その他にも色々な画材を使います。新しい画材なんか出ると、すぐ購入して試しています。(画材フェチ?的なところがあるかも・・・)
物を作ったり描いたりするのが好きなので、結構何にでも手を出します。しかしそんな私も、パソコンは基本的に苦手です。だって専門用語がわからない。説明されてもなんのことだかトンチンカンです(T_T)
実は使ってるソフトもかなりクラシックです。
はい、作り方は分かるのですが、やっぱり何というか思い出の中の味なのです。今、同じものを食べても、あの時ほどは美味しくない気がするんです。
> さじカンさん
丁寧な解答ありがとうございます。パソコンでも出来るんですね。私もデジタル的なことは苦手なんです。
干し柿の焼酎漬けを
得意先のおばあちゃんが作っていましたよ。
全国的に造るのかな~!?
> 5代目さん
確か、ご長男ということでしたけれど、弟さんがいらっしゃるのかな?
↑
その通りなんです。
2つしたの弟がいて、瓜二つ何ですよ♪
仕事上、Macはどうしても必要なんです。デザイン、印刷関係はみんなデジタデジタル化されているので、Macが使えないとアウトなんです。
だから仕事で使う最低限のことは使えるのですが、アニメーションを作ったり、ホームページを作ったりなどは今のところNGです。(なさけない・・・。)
本当はそっちの方もやってみたいのですが、どんな本を読んでも専門用語の羅列で、ちんぷんかんぷんです。勉強しなきゃな~(T_T)
デジタデジタル化ではありません。
「デジタル化」です。打ち間違えました。(^^;)
方言って面白いですねー。
東北地方だと相手のことを「な」自分のことを「わ」と言いますよ。
「にしや」・・・はじめて聞く言葉でした☆
日本全国、同じものもあれば、全然違うものもあり、おもしろいです。
> さじカンさん
Macがいいという方は、こだわり派でしょうか?
私は使った事がないので、よくわかりませんが、機能が違うんですね。
> kawamuraさん
来てくださって、ありがとうございます。
方言って、おもしろいですよね。若い頃には、東北弁は恥ずかしかったけど、今は味があっていいなと思います。
「わ」「な」は古くから使われている言葉です。万葉集などにもでています。
母方のおばあちゃんも「にしゃ」って言っていましたよ。
父方の私をすご~~く溺愛していたおばあちゃんは
「にしゃ」って言わなかったです。