ジュンイチさんは、チエちゃんの勤める会社の取引先の営業マンでした。
お茶を出したりするうちに、あいさつを交すようになり、ある時、「よかったら、今度、ハイキングに行きませんか?」と誘われたのでした。
真面目そうな好青年だったので、チエちゃんはその誘いを受けることにしたのです。
次の日曜日、チエちゃんを迎えに来たジュンイチさんのクルマは、ベージュ色のオンボロ車でした。フェンダーやバンパーの端のほうが錆びています。時々エンジンの掛かりも悪そうです。
「このクルマ、若者にはなかなか人気のある車なんだよ。」という、ジュンイチさんは物を大切に使う人なのかな? それにしても、古すぎない?
そして、大勢のハイカー達に混じって、ジュンイチさんとチエちゃんは水芭蕉の咲く沼地を目指したのでした。
うわ~、きれい!水芭蕉が咲いてるとこ、初めて見ました
来てよかった!
きれいだろ、、僕、よくここに釣りに来るんだ
今度、一緒にやってみない? 釣り
えっ、ええ、、、はい
チエちゃんが作ったお弁当を二人で食べた後、ジュンイチさんは切り出したのです。
ずっと、チエちゃんのことが好きだったと。付き合って欲しいと。
チエちゃんは、ジュンイチさんの気持ちをうれしく思いました。
こうして、二人のお付き合いが始まったのでした。
それから、二人は、沼に釣りに行ったり、川遊びをして飯盒でご飯を炊いて食べたりと、アウトドアデートを重ねました。
でも、チエちゃんは時々、つまらないと感じることがありました。
ジュンイチさんとは、上手くかみ合わない違和感があったのです。
ジュンイチさんのkissは、やさしいkissでした。
でも、男はやさしいだけじゃダメなのよ・・・
時には、激しく、強引でなきゃ・・・・・
そのもどかしく、歯痒い想いをジュンイチさんに伝えるには、チエちゃんはまだ若すぎたのでした。
その後、チエちゃんがジュンイチさんのオンボロ車を「ブルーバード 510 SSS Coupe」であると知るのは、1年後のことでした。
ジュンイチさんは・・・。
チエちゃんも、きっとちょっとは憎からず思っていたんだね♪
だって、誘われて、すぐにOKは出さないはずだもの!!
ウチの夫は、「大事にしたい♪」からって、なかなか、手も握ってこなかった人です。(笑)
コメントありがとうございます。
そういうことになるのかなあ・・・
実際に付き合ってみたら、どこか違うなあ、この人じゃないと思いました。
それで、お断りすることになったのでしょうね。
エーさんのご主人さま、ステキな方ですね。
本当に好きな人には、何もできないって言いますものね!
こんなの、観た事なかった・・・
サファリラリーでは総合優勝しましたもんね?!
石原裕次郎主演の、映画「栄光への5000km」
も510でした。
しかし、コスモAPが走ってる頃に510のクーペでは・・・
確かに大分くたびれていたんでしょうね?!
嫌よ嫌よも好きのうち・・・
この言葉を理解するのに、谷やんには修行を積むのでした・・・?!
コメントありがとうございます。
チエもこんなCM観たことなかった・・・
でも、510クーペ好きです。
嫌よ嫌よも好きのうち・・・
どうぞ、修行励んでください。
私は素直だから「嫌」なものは嫌だなあ。
ストレートが好きです。
鈍いので気がつきませんです。
コメントありがとうございます。
うしさんはB型でしたよね?
ストレート好き、うなずけます。
A型は、裏の裏の裏(結局、裏か?)なんか考えてるうちに、訳わかんなくなるんです。