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チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

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サンタクロースになるために

2009年12月24日 | チエの玉手箱
22日、職場の忘年会がありました。
開会時刻、ギリギリにやって来た同僚の彼女に「遅かったね」と声をかけると、
「聞いてくださいよ~」と言います。

忘年会の集合時間に余裕があったので、クリスマスプレゼントを買おうとおもちゃ屋さんに立ち寄ったのだそうです。
彼女には、小学生と4歳のお子さんがいるのです。

「プリキュア・スティックが、どこにも売っていないの!
 トイザらスに行ったら、なくて、サティならあるかも知れないと思って行ってみたら、ここも売り切れで、なかったんです! どうしよう・・・」 

(プリキュア・スティック???
 ああ、あれか~。セラームーンみたいなアニメのことかぁ・・・)
「そりゃ、たいへんだわ! 明日あたり、入荷するんじゃないの?
 クリスマス前日だし・・・」

「お店の人の話だと、いつ入荷するかわからないって言うんです。
 この前行った時には、たくさんあったから、23日に買おうと思ってたんです。
 娘も一緒だったから、その時買うわけにはいかなくて・・・」

「じゃあ、ネットよ!翌日配達してくれるとこ、探すっきゃないわ!」

「早く!今、ご主人に電話して!」


ああ、そうだった・・・
息子たちが小さい頃には、財布とにらめっこしながら、彼女のようにあちこちのおもちゃ屋に行ったっけ。
サンタクロースになるのも、楽じゃないなあ。

だけど、サンタクロースになれるってことは、きっと幸せなことなのよ。
我が子の喜ぶ顔が、見られるんだから。


彼女、どうしたかなぁ? 無事、プリキュア・スティック手に入れたかなぁ。