レイアウトに使用するストラクチャーは、主に TOMYTEC のジオラマコレクション(ジオコレ)を使用する。
手軽にレイアウトに設置できるのはよいが、建物の台座と歩道が一緒になっているものがあるので、これを切り離して使うことにした。
〔 準備したのは2種類のカッター 〕
プラ製品の切断には、2種類のカッターナイフを準備した。
まずはPカッターと呼ばれる鍵型の刃でスジをつけるようにしてゆく。
角店タイプの魚屋では、3つの直線部分を切断する。
建物部分を組み立ててみると、3方向に歩道があるのが分かる。
〔 角店タイプでは3方向に歩道が付けられている 〕
建物を外して、歩道部分にPカッターの刃を当てて、一度で切り取らずにスジを付けるように何度か刃を動かす。
建物の基礎部分と歩道の境目に沿って動かせば大きな力は不要だ。
〔 スジを付けるように刃を動かす 〕
ある程度スジを掘ったところで、歩道部分を折り取る。
〔 掘ったスジに沿って歩道部分を折り取る 〕
建物の基礎部分側の切断面は、カッターナイフの刃を当てて軽く擦れば、ヤスリ処理は最小限で済む。
〔 建物を取り付けてみる 〕
建物を乗せれば、このままレイアウトに置くことができそうだ。
〔 ほかの建物も同様に歩道を切断した 〕
駅前の通りを形成する店舗を同様に処理しておいた。
駅舎もジオコレを使用するが、台座部分の高さがあるので周囲を切断して高さが目立たないように加工する。
〔 駅舎の台座部分 〕
これも基礎部分の境目にPカッターの刃を当ててスジ掘りし、折り取ったり、カッターナイフで切込みを入れるなどして地面部分を撤去した。
〔 駅舎の基礎部分のみとした 〕
駅舎では、階段の一番下段が不自然に高くなる。
〔 切断面の階段は不自然 〕
2mm角のプラ棒で階段を一段追加する。
〔 階段を追加する 〕
同様にすべての階段を一段ずつ追加した。
〔 階段は4箇所 〕
写真では4箇所の階段があるが、設置する段になって、ほかの構造物との兼ね合いから一部を撤去することになった。
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