(大宮をほぼ同時に発車した「はやぶさ4号」と「カシオペア」)
〔E5系 : 4B「はやぶさ4号」 東北新幹線 大宮-上野〕
〔EF510-502 : 8010レ「カシオペア」 東北本線 大宮-さいたま新都心〕
2011年3月10日の撮影である。
少し判りづらいが、E5系「はやぶさ」とEF510形交直両用電気機関車牽引のE26系「カシオペア」をひとつのフレームに収めたものだ。
この翌日、二つの列車は東北地方太平洋沖地震の影響を受けることになった。
走り始めたばかりのE5系「はやぶさ」は、東北地方の観光やビジネスにとって、期待も大きかったことと思う。
一方、在来線も東北地方の生活を支えている。
テレビでは東北新幹線の架線柱が倒れている映像も映し出されていて、復旧には時間が掛かりそうだ。
在来線の被害も甚大で、長距離列車も当分運休になるのではなかろうか。
被災地の状況も時間を追うごとに判然としてきており、被害を受けた方の数も増えている。
未だ孤立状態の場所も多く、一刻も早く救助されることを願う。
被災地の方々が落着いた生活を取り戻す為には、インフラの復旧は欠かせない。
物資輸送の観点から、鉄道はその一端を担う重要なライフラインでもある。
豊富な観光資源を有する東北地方であり、経済的な面からも多くの観光客が訪れることが地元の生活を支える一助になる。
一日も早い復旧を願う。
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