(荒川線の主力、7000形)
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撮影日は、2010年10月2日である。
「都電一日乗車券」を購入して、沿線を辿った。
(荒川車庫前)
9000形はレトロ調の車輌である。
この日は、貸切列車として運行されていた。
荒川線の車輌は、団体だけでなく個人でも貸切ることが出来るのだ。
写真は、運用に就くため車庫から出てきて回送中のものである。
(庚申塚にて)
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荒川線の沿線には、昔ながらの東京の匂いがある。
車輌は新しいものに変わってしまったが、昔を懐かしむために訪れる人々もいるのだろう。
庚申塚は、巣鴨地蔵通り商店街(アーケードの表示は「巣鴨地蔵通商店街」)の入口近くにあり、とげぬき地蔵で有名な高岩寺に通じている。
飲食店も多く並び、賑わっている。
とげぬき地蔵と聞くと、参拝者は年配の方が多い印象があるが、管理人が訪れたときは若い人達も多かった。
(庚申塚-巣鴨新田)
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住宅の間を縫うように走る荒川線。
そこに住む人達の生活感に溢れている。
駅の脇を抜けて勝手口の扉を開ける様子など、昔から変わらないリズムがそこにはあるのだ。
電車から前方を眺めていると、線路の直ぐ近くに人影があることも多い。
運転士は、さぞ神経を使うことであろう。
道路を横切るときも、踏切ではなく道路信号機である場所も多い。
横断歩道があるとは言え、歩行者も注意が必要だ。
携帯電話を掛けながら電車に気づかず、警笛を鳴らされている場面にも遭遇した。
危険な行為である。
(神田川を渡る)
池袋の高層ビルをバックに、神田川を渡る有名な撮影ポイント。
架線柱の位置など、もう少し構図に工夫が必要であったと反省しきりである。
1978年頃の写真を見ると、高層ビルのほかには高い建物が無かったが、今ではマンションなどが建ち並び圧迫感のある写真となった。
終日、正面に陽の当たる場所であり、望遠レンズを中心に撮影が楽しめる。
いろいろな形式を撮影したくて、少しの間この場所に留まっていたが、やって来るのは7000形か7500形の一般塗装車ばかりであった。
(三ノ輪橋にて)
一旦、早稲田まで乗車して、珈琲で一服した。
その後、一気に三ノ輪橋まで戻り、この日の都電乗車を終えた。
休日であったからなのかもしれないが、沿線のイベントも多く、乗降客が絶えずに車内は多くの乗客で混雑していた。
ときどき、乗りたくなってしまうのが都電なのである。
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