ずっと、見たかった「ジュリー&ジュリア」
アメリカの食卓にフランス料理を紹介した、
料理研究家のジュリア・チャイルド。
彼女の524のレシピを1年間で全て制覇して、
ブログに載せようと計画するOLのジュリー。
時代の異なるふたつの実話に基づいた、“料理が主役”の物語。
お料理の映像がとにかく官能的で、どきどきします。
すごく、おいしそうで、素敵。
料理って、やっぱり人と人とをつ . . . 本文を読む
ずっとずっと見たかった
ウディ・アレンの「人生万歳!」
やっと、見に行くことができました!
ウディ・アレンの本領発揮、というか
これこそウディ・アレン!と思えるコメディで
見終わった後の幸福感がたまらない映画でした。
やっぱり、ウディ・アレンは
NYがいちばんしっくりくるように思うのはわたしだけ?
主人公の若い奥さんの母親役の、パトリシア・クラークソン。
ウディ・アレンの前作「 . . . 本文を読む
2007年のカンヌ国際映画祭でカメラドール賞を受賞した
「JELLYFiSH」を見ました。
イスラエルのテルアビブを舞台にした物語です。
3つのストーリーが併行して進んでいって、
はじめこそ起伏のない展開ですごく平坦な印象をうけるのだけれど
あるとき、ぐっと心を掴まれる瞬間がくるのです。
それは、キーとなる場面があるわけではなく、
突然、自分の心の中で混ざり合う瞬間があるの。
卵と . . . 本文を読む
セドリック・クラピシュ監督の「PARIS」を見ました。
クラピシュ監督の作品を見るのは、
「猫が行方不明」以来。
思えば、「猫が行方不明」は1996年の作品なのですね。
もう13年前のことだなんて…
ちょっと、恐いなぁ。笑
「PARIS」は、
切り取られた、パリでのひととき。
その中で、一人一人が、自分の時間を生きている物語。
ずっとずっと、わたしの中には
疑問と解決が交互にやっ . . . 本文を読む
1月に見た映画は、
劇場で見たもの、DVDで見たもの、合わせて10本。
年明け早々の(元旦!)、「ラースと、その彼女」から始まり、
幸せになるための27のドレス
つぐない
グッバイレーニン!
死ぬまでにしたい10のこと
ショコラ
我が至上の愛~アストレとセラドン~
INTO THE WILD
落下の王国
好きだ、
の、10本。
一年に200本以上見ていたころに比べると
(ひまだったんだなぁ . . . 本文を読む
映画でも、本でも、
わたしにとって“バイブル”的存在の作品、
というものがいくつかある。
それらは、普段、
ひっそりとわたしの傍らにあるのに、
迷ったときや苦しいときになるとすばやく自己主張を始めて
ふたたび手に取ったわたしをどこかにいざなってくれる。
「INTO THE WILD」も、
そんな存在になりそうな映画でした。
こころでは感じながらも気付かない振りをして
マジョリティー . . . 本文を読む
今年の“映画初め”となった映画が、
「ラースと、その彼女」
小さな田舎町を舞台に、
等身大のリアルドールを本物の彼女と思い込んでしまった青年と、
それを見守る人たちとの交流を描くハートフルコメディです。
ほんとうは、もっともっとはじけたコメディーだと思って
“初笑い”のつもりで見に行ったのに、
涙で目をはらすほどの感動作でした。
「今まで見た映画ベスト10」に、ランクインしちゃうく . . . 本文を読む
11月23日、日曜日の朝9時45分の雷門。
朝早くから、浅草がこんなに賑わっているとは思いませんでした…
世界各国の言語が飛び交う中、仲見世通りへ。
「焼きたてだよー」の声についついつられて、
ほかほかの人形焼などをたべつつ。
(焼きたての人形焼は餡がとろりしてすごくおいしい!)
向かった先は、浅草公会堂。
今日は、浅草観光に来たわけではなく、
第1回したまちコメディ . . . 本文を読む
渋谷のユーロスペースで上映中の
「鳥の巣 北京のヘルツォーク&ド・ムーロン」を見ました。
鳥の巣の設計を手掛けたのは、
プラダブティック青山店の設計でも知られるスイスの建築家
ヘルツォーク&ド・ムーロン。
この映画は、
北京オリンピックのメインスタジアムである
通称“鳥の巣”が完成するまでの一部始終を記録した
ドキュメンタリー作品です。
このドキュメンタリーを見て強く感じたことは、 . . . 本文を読む
フランソワ・オゾン監督の「ぼくを葬る」を見ました。
「まぼろし」では愛する人の死がテーマだったけれど、
「ぼくを葬る」は自分自身の死と向き合うことが
テーマになっています。
とても静かで、切なく美しい映画。
死を宣告された青年が主人公とはいえ、
涙を誘う演出があるわけでもなく、
そこはかとなくしんとした雰囲気がスクリーンに漂います。
主人公のロマンは、自らの死に直面して、
恋人と . . . 本文を読む
「リトル・チルドレン」を見に行ってきました。
去年の夏に公開されたケイト・ウィンスレット主演の映画ですが、
一週間限定で都内の劇場で公開されていました。
ケイト・ウィンスレットというと
「タイタニック」のイメージが強いけれど、
タイタニックって1997年の映画なんですよね。
あれから10年以上も経ったなんて。
「リトル・チルドレン」は公開前に予告編を見て、
絶対見たい!と思っていた . . . 本文を読む
2月16日から公開されている映画、
「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」
を見に行ってきました。
アニー・リーボヴィッツは、
世界中のセレブリティーが「特別な存在」と口を揃える女流写真家。
この映画は、
オノ・ヨーコ、デミ・ムーア、ジョージ・クルーニー
ヒラリー・クリントン、ベット・ミドラーらのインタビューや撮影風景、
本人の語りなどで構成されたドキュメンタリー映画です。
. . . 本文を読む
12月22日から公開されているウィル・フェレル主演の映画
「俺たちフィギュアスケーター」を見に行ってきました。
この映画は製作に敬愛するベン・スティラーが参加しているので、
絶対に見たい!!と思っていたもの。
「意外な映画がヒット!」と紹介されているのを
見た方も多いのではないかしら?
メイン館となっている渋谷シネマGAGA!では、
1日の観客動員数が過去最高を記録したのだそう。
. . . 本文を読む
フランソワ・オゾン監督の最新作「エンジェル」を見ました。
作家として若くして成功を手にした一人の女性がたどる
華麗にして数奇な人生の物語。
フランソワ・オゾン監督というと
「スイミング・プール」「まぼろし」「8人の女たち」等が有名ですが、
この「エンジェル」はそれらとは趣向が違って見えました。
オープニングのタイトルロールから明るくラブリーな雰囲気で、
思わず「フランソワ・オゾンだっ . . . 本文を読む
ウッディ・アレン監督の映画
「タロットカード殺人事件」を見ました。
「マッチポイント」でスカーレット・ヨハンソンにぞっこんになった監督が、
彼女のために書き下ろしたサスペンス・コメディ。
確かに、監督がぞっこんになるのが分かるほど、
「マッチポイント」のスカーレット・ヨハンソンは
魅力的(魅惑的、かな)でした。
「マッチポイント」は映画としても、
わたし的には去年のベスト1・2を争う . . . 本文を読む