直島の本村地区で展開されている「家プロジェクト」
「自然とアート」から「人」に焦点を当て、
生活圏の中で展開していくこのプロジェクトは
日々変化していく有機性が楽しみ方のひとつなのだとか。
南寺
この場所には、かつてお寺が実在したそうです。
ジェームズ・タレルの作品のサイズにあわせ、
安藤忠雄設計で作られた建物。
どんな作品なのか、
ぜひ体験していただきたいので詳しくは書 . . . 本文を読む
この旅の終わりに、
いちばん記憶に残った場所はどこかと問われたら、
きっと、ここ、と答えるかもしれない。
豊島美術館。
瀬戸内海を望む豊島唐櫃の小高い丘の上にあります。
アーティスト・内藤礼と、
建築家・西沢立衛による作品です。
入口から入ると、
ゆるやかな坂をてくてく、てくてく。
作品をぐるっとまわり込むように歩きます。
目の前には海が広がっていて、
木々や、 . . . 本文を読む
直島から犬島へ。
直島から犬島へ渡る船は、臨時便でした。
船の運営会社の方が、
「なんでこんなに多いの!」とおっしゃるくらいの混雑…
瀬戸内国際芸術祭の会期からは少しずれていたにも関わらず、
休日とあらばやっぱり混みあう人気ぶり。
でも、犬島に渡ってみたら、
みんな散り散りになってしまうので
それほど混雑している感覚はありませんでした。
少し待つこともあったけれど、
日常的にある . . . 本文を読む
「自然と人間を考える場所」として、
2004年に設立された、地中美術館。
まずは、チケットセンターに向かいます。
混雑しているときは、
少し後の時間の整理券をもらって、
他の美術館をまわるといいそうですよ。
予約時間付きのチケットも販売されているので、
前もってこちらを買っておくと安心です。
地中美術館も、安藤忠雄設計の建物です。
チケットセンターから地中美術館までは
な . . . 本文を読む
地中美術館とベネッセハウスミュージアムの間に位置する
「李禹煥美術館」
瀬戸内海の見渡せる谷あいにあって、
この景観をいかすために半地下構造の美術館になっています。
こちらも、設計は安藤忠雄氏。
スケール感が、違うな。
作品がゆったりと展示されていて、
すごくいいな、と思う。
美術館の前も海までつづく広場で、
気持ちものびのびします。
この空間、というか、間、と . . . 本文を読む
ここが、私が香川県に来たかった理由のひとつ。
「イサム・ノグチ庭園美術館」
イサム・ノグチは、
日本人の父と(詩人で慶応大学教授の野口米次郎)
アメリカ人の母(作家で教師のレオニー・ギルモア)
との間に生まれた、アーティストです。
石の彫刻が有名ですが、
インテリアデザイナーであり、画家であり、造園家であり…
創りだすものが多彩すぎて
アーティスト、としか言いようがない、と私は思います . . . 本文を読む
丸亀市出身の洋画家 猪熊弦一郎の画業顕彰と、
地域の美術振興を目的に、
1991年に開館した「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」
JR丸亀駅のすぐ目の前、という好立地に、
どーんとそびえたつ美術館。
市民図書館やミュージアムホールも併設されている、
かなり大規模な施設です。
エントランスにあるオブジェの数々も、
猪熊弦一郎の作品だそうです。
「洋画家」ではないの?と思われるかもし . . . 本文を読む
フランスに行こう!って誘われて。
一瞬、超うきうきモードになりましたが。
フランス大使館旧庁舎、でした。
そりゃ、日帰りじゃいけないけどさぁ…
フランス大使館が新庁舎に移転した後の旧庁舎で開催されている
「NO MAN'S LAND」
フランスや日本のアーティストが参加しているアートイベントです。
この旧庁舎は取り壊され、集合住宅が新築されるのだそう。
「 破壊の前 . . . 本文を読む
東京国立博物館の表慶館で開催中の、
カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶
「Story of ...」に、行ってきました。
日仏交流150周年を記念し、
フランスを代表するジュエラー、カルティエが所有する
276点の作品を展示するというもの。
監修とデザインは、吉岡徳仁さん。
ますます気になる展示会です。
ふらっと行って、ふらっと帰ってこられるのかと思いきや(笑)
表慶 . . . 本文を読む
国立新美術館で開催中の
「加山又造展」に行ってきました。
加山又造は現代日本画を代表する画家のひとり。
とはいえ、絵画だけにとどまらず、
陶器の絵付けやアクセサリーのデザイン、
はたまた日航ジャンボ機の室内装飾に至るまで
その活動はとても多岐に渡ります。
展示は6章構成になっていましたが、
「本当に一人の画家の作品なの?」と思ってしまうくらい
バラエティー豊かな作品の数々。
西洋画 . . . 本文を読む
11月30日の今日をもって閉幕した横浜トリエンナーレ。
BankART1929では、横浜トリエンナーレと連動するプログラム
「BankART LifeⅡ」が開催されていました。
BankARTで行われていたのは「心ある機会たち」という展示です。
“不確かさの中に潜む確かさ”に向かう
意志とポテンシャルが秘められた“機械”の数々。
なかでも目が、耳が、釘付けになったのは、
川瀬浩介の . . . 本文を読む
横浜トリエンナーレのメイン会場のひとつが「新港ピア」
新港ピアは、今回の横トリのために新しく建設された展示場。
新港ふ頭の先端に建てられました。
新港ふ頭は古くから横浜の湾岸業を支えてきた重要な拠点なんですって。
天井高12m。
天井から光が差し込む、開放的な空間です。
これは「くまとねずみ」なんだけれども、
どうみてもパンダにしか見えない…笑
この、くまとねず . . . 本文を読む
3年に一度の現代アートの祭典「横浜トリエンナーレ」
2001年、2005年に次ぎ、今年が3回目の開催です。
今年のテーマは「TIME CREVASSE(タイムクレヴァス)」
71名の参加アーティストも、より時間という主題に説得力と、
その一過性感じさせることのできる作家、という選定基準で選ばれたそうです。
横トリの開幕に先駆けて8月1日~10月26日まで
ランドマークプラザに展示さ . . . 本文を読む
今年もDESIGNTIDEの季節がやってきました。
今年の会期は10月30日~11月3日まで。
…1年が早すぎやしませんか??笑
今年からメイン会場を東京ミッドタウンに移しての開催です。
今年のメイン会場のデザインは、建築家の谷尻誠さん。
5日間という短い期間に相応しい材料として不織布が使われています。
100%というブランドの「顔のない時計 Faceless w . . . 本文を読む
今年は源氏物語の千年紀。
横浜美術館では、
「源氏物語の1000年~あこがれの王朝ロマン~」が開催されています。
主人公・光源氏の恋愛や人間関係が豊かに綴られた「源氏物語」
1000年もの長い間にわたって愛されてきたこの長編小説は、
物語を読み継ぐ歴史と、
物語にもとづいて新たな芸術を創る歴史をあわせ持っています。
展示されている源氏絵や、源氏物語・紫式部にまつわる絵画、
現在残 . . . 本文を読む