湖をルビなくうみと読ます歌かくはびこるを業界といふ
(吉岡生夫 短歌人3月号)
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短歌におけるルビの打ち方について、よく話題になる。関西短歌人会の歌会で、一貫して吉岡さんが主張されてきたことが歌になっていて、なんとも微笑ましく、思わず声を出して笑ってしまった。ほかに、夫(つま)、娘(こ)など、短歌業界の人間にしか読めない歌を作って「通」ぶっているのは滑稽。このことは、岡井隆氏も「短歌村の住人にだけわかる歌は良くない」とおっしゃっていた。ルビをふるならば、必然性のあるやり方でなければならない。またわざとルビで、短歌のワザを見せるというやり方もある。
さて、話し変わって、
小池さんが仙台文学館の館長さんに就任されるらしい。早速、HPを見てきた。若いころからの歌人としての修練がいま花ひらいて、ますますのご活躍まぶしいばかりである。うちの夫にも複線の人生があればよかったのに、お気の毒。
(吉岡生夫 短歌人3月号)
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短歌におけるルビの打ち方について、よく話題になる。関西短歌人会の歌会で、一貫して吉岡さんが主張されてきたことが歌になっていて、なんとも微笑ましく、思わず声を出して笑ってしまった。ほかに、夫(つま)、娘(こ)など、短歌業界の人間にしか読めない歌を作って「通」ぶっているのは滑稽。このことは、岡井隆氏も「短歌村の住人にだけわかる歌は良くない」とおっしゃっていた。ルビをふるならば、必然性のあるやり方でなければならない。またわざとルビで、短歌のワザを見せるというやり方もある。
さて、話し変わって、
小池さんが仙台文学館の館長さんに就任されるらしい。早速、HPを見てきた。若いころからの歌人としての修練がいま花ひらいて、ますますのご活躍まぶしいばかりである。うちの夫にも複線の人生があればよかったのに、お気の毒。
いつのまにか慣れちゃったけど、短歌でしか使わないい読み方は、たしかに多いです。
これらは、「文脈からよむ。」という暗黙の了解の上に成り立っているんですよね。
でも、助動詞や助詞と同じで、文脈から読むにも限界かあって、やはり予備知識がないと読めなかったりして、そのたびに辞書を引いています。
それに、ルビを打つか打たないかは作者の意思によりますし。(塚本邦雄なんて、旧自体が多すぎて、何度引いたことか。)
作者によっては、これほど不誠実な文芸もないかも知れません。
やはり、いろんな先輩の意見を聞きながら、自分のやり方をその都度判断できるように力をつけていくしかありませんね。
肝に銘じたく思います。
きょうの一首、ふふふ同感です。
同居人(亭主ですがこの感覚の方が近い)も
小池氏と同じイノシシですが、自由業みたいな仕事で
ボケなければ生涯現役?で仕事してもらいます!
最近、安いゴルフ会員権を買ったらしく、セッセッと
ゴルフ場通いでええことです。わたくし拍手♪
それから、旦那さんへのこれからなんですが、「短歌を勧められては?」って思ったんですが、僕の周りでも、「短歌はよくわからない。」と言う声がほとんどなので、期待薄ですかね。
読みやすくて、おもしろい短歌もたくさんあるのに……。
まぁ、僕は夫婦で詠むのは嫌ですけど。(←なんじゃ、そりゃ!)
まあうちの亭主の心配までしていただいてありがとうございます。いまころクシャミしてることでしょう。
若い頃やっていた山歩きやサイクリングなんかがいいんじゃなかと思いますが、道具をそろえるのにお金がかかるんじゃないだろうか。俳句をやってくれたら、歳時記とか高いのを買っても共通して使えますね。本人の好み次第であって、押し付けはできません。