気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

海へ行きます

2011-03-06 01:50:12 | きょうの一首
寺町の小さき店に翡翠色のピアス買ひたり 海へ行きます
(近藤かすみ 鱧と水仙36号)

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私の所属しています同人誌「鱧と水仙」36号が出来ました。
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4 コメント

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久々の自作ですね (藤渓)
2011-03-06 20:29:37
 こんばんは

 京都の町並みの雰囲気の感じられる歌、このような歌が近藤流だと思います。次も楽しみにしています。
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Unknown (かすみ)
2011-03-06 20:40:11
藤渓さま はじめまして。

京都に住んでいることは、短歌を作る上で有利だと思っています。
由緒ある地名がたくさんあって、それだけで歌らしくなります。これに頼ってばかりでは行けないのですが・・・。
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ご自作ももっと・・・ (teruo)
2011-03-08 16:08:57
つづけて拝見しています。
効果的な一字空けで、結句がすがすがしく予想をうらぎる。なんということもない光景がしんと胸に染みる一首。
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Unknown (かすみ)
2011-03-08 17:48:53
teruoさま

結句には苦労しました。
最初は「秋の夕ぐれ」みたいなありきたりなものを持ってきていましたが、それでは平凡と試行錯誤の結果、ここに至りました。
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