寺町の小さき店に翡翠色のピアス買ひたり 海へ行きます
(近藤かすみ 鱧と水仙36号)
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私の所属しています同人誌「鱧と水仙」36号が出来ました。
購読ご希望の方は、近藤までお申し付けください。送料共で千円、年に二回の発行です。
casuminn@gaia.eonet.ne.jp
(近藤かすみ 鱧と水仙36号)
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京都の町並みの雰囲気の感じられる歌、このような歌が近藤流だと思います。次も楽しみにしています。
京都に住んでいることは、短歌を作る上で有利だと思っています。
由緒ある地名がたくさんあって、それだけで歌らしくなります。これに頼ってばかりでは行けないのですが・・・。
効果的な一字空けで、結句がすがすがしく予想をうらぎる。なんということもない光景がしんと胸に染みる一首。
結句には苦労しました。
最初は「秋の夕ぐれ」みたいなありきたりなものを持ってきていましたが、それでは平凡と試行錯誤の結果、ここに至りました。