虐待にて死ぬ子にも皆名前あり名づけし日には愛のありしを
(安達美津子)
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先日買った短歌往来5月号を読んでいる。新聞歌壇の現在と未来という特集が特に面白い。
私もこのブログで、今日の朝日歌壇というのをやり始めたのが、おととしの5月。
馬場あき子さんの「朝日歌壇の現在」という記事に引用されている数首に、見覚えがあって懐かしく思った。
↑の歌は、記憶にあるのに引用しなかったのは、なぜだろうなどと考えていた。
短歌を始めたころ、京都版の短歌のコーナーに投稿して一度掲載してもらったことがあったが、なんとなく新聞に投稿を続ける気が起こらなくなって、そのままになってしまった。
短歌研究詠草や、角川公募短歌館には、投稿しているが、つい結果にばかり目が行って苦しくなってしまう。特に短歌研究は点数が加算されていく仕組みなので、うまく行っているときは、うれしいが、そうでないときはつらいものがある。調子の良かった年もあったが、今年はまあまあというところ。
結果や点数の出るところで短歌を作るのが、しんどいと思う今日このごろである。
結社には、今のところ欠詠せずに投稿し続けているから、それで充分だと思う。
新聞歌壇については、読むこと自体は続けるだろうし、それをきっかけに自分の歌も作るが、投稿はしないだろう。○○さんの歌は選ばれているのに、私のは載ってないなどと、イライラして、歌作そのものに集中できなくなるだろうから。この負けず嫌いの性格はなんとかならないものだろうか。品格が足りないのだ。
努力することと結果を出すことの微妙なズレを運と呼ぶのか
(近藤かすみ)
(安達美津子)
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先日買った短歌往来5月号を読んでいる。新聞歌壇の現在と未来という特集が特に面白い。
私もこのブログで、今日の朝日歌壇というのをやり始めたのが、おととしの5月。
馬場あき子さんの「朝日歌壇の現在」という記事に引用されている数首に、見覚えがあって懐かしく思った。
↑の歌は、記憶にあるのに引用しなかったのは、なぜだろうなどと考えていた。
短歌を始めたころ、京都版の短歌のコーナーに投稿して一度掲載してもらったことがあったが、なんとなく新聞に投稿を続ける気が起こらなくなって、そのままになってしまった。
短歌研究詠草や、角川公募短歌館には、投稿しているが、つい結果にばかり目が行って苦しくなってしまう。特に短歌研究は点数が加算されていく仕組みなので、うまく行っているときは、うれしいが、そうでないときはつらいものがある。調子の良かった年もあったが、今年はまあまあというところ。
結果や点数の出るところで短歌を作るのが、しんどいと思う今日このごろである。
結社には、今のところ欠詠せずに投稿し続けているから、それで充分だと思う。
新聞歌壇については、読むこと自体は続けるだろうし、それをきっかけに自分の歌も作るが、投稿はしないだろう。○○さんの歌は選ばれているのに、私のは載ってないなどと、イライラして、歌作そのものに集中できなくなるだろうから。この負けず嫌いの性格はなんとかならないものだろうか。品格が足りないのだ。
努力することと結果を出すことの微妙なズレを運と呼ぶのか
(近藤かすみ)
「結果や点数の出るところで短歌を作るのが、しんどいと思う今日このごろである」
そうですね、楽しみもあるけど、
体力も必要になりますね。
かすみさんは短歌が大好なんだ。
文面からそう感じます。
でも、好きという気持ち、くせ者だよ。
深く理解しようとして細部に及ぶ。
自分に引き付けて考えてしまう。
悪いところを見えなくさせる。
まるで恋のよう。
恋は終わるけど
短歌は終わらない。
かすみさんの短歌楽しみにしています。
(どんな歌でも)
勝手なこと言って失礼、おじゃましました。
確かに短歌は好きです。読んでいること自体楽しいのです。
自分の作品は、酔ってしまって、出来不出来が見えなくなります。そのために歌会や投稿などで、人の目にさらすことが大事だと思っています。
恋は四年で終わるという説がありますが、短歌については、六年ほどやっててまだまだ飽きない。ますますのめり込む感じです。
それぞれ、自分に叱咤激励する方法がありますね。
最初にカルチャー教室で岡井隆先生のお話を聞いたとき「最低五年はやってくださいね。うまい人ほど、飽きてやめちゃうけど」と言われました。
また、結社の先輩のTさんには、短歌ばっかりやってたらあかんよ・・とも言われています。
まあ、文化的テンションを高めて、自分の品格を高めて、それでいて言いたいことを表に出さない深い歌を作るのが理想ですね。
「うまい人ほど、飽きてやめちゃう」
なんにでも言えることですね。
ますますかすみさんの歌は深くなるのか・・・
私、ついていけるのでしょうか?
たまには分りやすいのもお願いしますね。
私の歌は、わかりやすいというか、そのまんまだと思います。よく素直と言われますが、まだ下手だということです。師匠の小池さんは「あなたの歌はおとなしすぎる」とおっしゃいます。もっと過激に詠わなければなりません。