Weblog喫茶 モンブラン

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しゅんけい、夜行バスで「心の旅」

2007-03-26 22:41:18 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
昨日の夜、新宿から夜行バスで一晩ひた走り、島根県益田市のぱぴりおの実家へと向かった、しゅんけいツインズ・4月から新小学5年生。

今朝、お義母さんより無事到着との連絡をいただきました。
出発日には二人とも少し風邪気味だったので、薬を飲ませて送り出したものの心配だったのですが、元気にハラペコでバスを降りてきて、実家でパンをばくばく食べたそうです。
お義母さん、10日間、食費が増えてしまってすみませんです・・・。(^^;

写真は、昨夜新宿駅新南口そばの、JRハイウェイバス乗り場で撮ったものです。
赤いラインの入った後姿のバス、「IWAMI EXPRESS」と書いてありますが、このバスにしゅんけいが乗っています。

夜行バスなので出発時にはもう窓のカーテンが皆降ろしてあり、しゅんけいは通路側の席だったので、乗り込んだ後窓越しに顔を見ることはできませんでした。
発車の時に巻き込み事故が起きないよう、見送りの人はバスから離れなくてはなりませんので、この遠い位置からの撮影になりました。

冬休みにバスで帰ったときの、新宿での見送りは私一人でしたのですが、昨日はお父さんも一緒。
新宿駅からバスターミナルまで歩いて行く間、ぱぴりおの両脇を歩く小さなリュックを背負ったしゅんけいが、ずっとそれぞれの手でお父さんのジャンパーの背中をきゅっと握っています。

後ろから見ていた私は「やっぱり少し緊張しているのね~」と微笑ましく思いつつも、着替えの荷物を持っているぱぴりお、そのうえ両側から子供につかまれては、新宿の雑踏を少々歩きにくそうでした。(^^;

ターミナルに着いてほどなくバスが来て、乗客が並び始めたので、両親とも一緒に並ぶと他の人の邪魔かな・・・と思い、子供たちをぱぴりおに任せて私は後ろに下がっていようと思いました。

「じゃ、お父さんについて行きなさいね」と言って待合室で私が立ち止まると、
しゅんしゅんがお父さんにつかまりながら私の方を振り向いて、ぼそっと

「おかーさんも来ていいんだよ~・・・」(=オレはバスのところまで一緒に来てほしいぞ・・・)

と言うのです。

し、しゅんしゅん~!
やめてくれー、じわっとくるじゃないか!!
おかーさんは夜行バスの旅立ちごときで涙ぐむなんて恥ずかしいのだ

・・・しかし、ついバスの扉のところまで一緒に行ってしまいました。(^^ゞ

手を振りながら二人が乗ってしまえばあとは顔も見えないし、ただバスが走り去るのを見送るだけ。
あっさりしたもんです。
ぱぴりおと顔を見合わせて、
「やれやれ・・・」とちょっと笑いました。

しゅんけいツインズ、10歳男子。
あと何年、両親と一緒に暮らすことでしょう。
私はこれから何回、彼らの旅立ちを見送ることでしょう。
いつかほんとに涙をだーだー流してしまう旅立ちの日も、来るのかもしれません。

なんとなく、チューリップの往年の大ヒット曲「心の旅」が、浮かんできました。
さすがにちょっとまだ、この歌は10歳には早いですね・・・。