Weblog喫茶 モンブラン

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しゅんけい工房:オトコノコは武器を作らずにはいられないのだ

2007-03-09 23:48:37 | しゅんけいツインズ

モンブランへご来店の皆様、こんばんは。

4年生になり、クラブ活動が始まって以来、第1希望の「造形クラブ」に二人そろって入り、金曜午後というサイコーの時間に、授業にとらわれないサイコーの図工ライフを満喫してきたしゅんけいツインズ。

3月に入り、そのクラブの時間も今日が最後となりました。
なので今日は「好きなもん作っていいぞー」という太っ腹企画だったそうです。

図工室は素材、道具、知識(←先生)の宝庫。
「好きなもん作っていい・・・♪」
ツインズにとって、なんと魅力的なお言葉だったことでしょう。

しゅんしゅんは、早速先生に薄い竹をもらい、2時間でさくさくと「弓矢」を作りました。

なかなか凝っているんですよ、これ・・・。

幅5ミリくらいの薄い竹の板の中央部を少し削って赤く塗り、矢をつがえるところを作ります。
(画像ぶれててすみません)


ヤスリかけてある・・・。巨匠、仕事丁寧っ!

弓の端は細く削って、タコ糸の弦を結び付けてあります。
あまり弦を引きすぎなければ、「返し」を作らなくても弦は抜けないそうです。


そして、矢。
矢は竹ひごで作りました。長さは25センチくらい。
矢じりは厚紙に銀色の折り紙を貼り付けてあります。
「聖なる矢」って感じですかね。
みんなでさんざん遊んだ後なので、ちょっとくたびれかけていますが、なかなかの出来。


矢の先端は、一応危なくないようにセロテープをぐるぐる巻きにして、重り(おもり)と兼ねています。


このミニ弓矢、びっくりするくらい命中率がいいんです。
さすがは、しゅんしゅん巨匠・・・。
友だちにも引っ張りだこで、とうとう案の定、人に向けて射るやんちゃ坊主が出てきたので、先生によりストップがかかったのだとか。

彼らの人生、同じクラスの半分は常に女の子が占めているわけですが、こうしてみると「女の子は、自由工作でこういうのは、あまり作らないだろうなぁ・・・」とつくづく思います。

男女七歳にして席を同じゅうせず、なんて言葉もありますが、同席どうのこうのと言う前に、もうこのくらいの年になると、男の子と女の子は、既に完全に「別の生き物」になっちゃってるんじゃないかと思いますねー。

自分が使う武器を作ってみたい。
それで強くなってみたい。
「オレってかっこいいかも、むははは!」などとヒーローを気取ってみたい。

しゅんしゅんの中にひそかに眠る、オトコノコの狩猟本能、闘争本能をしみじみ感じましたねー。

ちなみにけいけいは同じ時間で、「6人分の巨大スライム」を作り、プルンプルンのずっしりした大荷物をビニール袋に入れて、意気揚々と持って帰ってきました。

頼むからそれ、冷蔵庫に入れないでぇ~・・・。

<追記>
3/5(月)に手術を受けた友だちが、経過が順調だったのでなんと!早くも今日退院したそうです。
しばらくは自宅療養になるのでしょうが、やっぱり家が一番ですものね。
早く帰れて本当によかったです。おめでとう!(^^)