BIKEBIND自転車日記ブログ2

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ショーン・パーマー加入! デイティのNEWパーツ群

2012-04-20 17:28:00 | 自転車
ちょっと前まで黒白で木訥な感じの印象が強かったデイティなのですが(あれはあれで好きでした)、2012年モデルのハンドルでいきなり垢抜けてきました。それの路線を突き進むようで、なんと往年の名選手、ショーン・パーマーとも契約を交わしたようです。




















http://www.pinkbike.com/news/New-Deity-Products-Sea-Otter-2012.html



うーん、ハンドルがきれいですねえ! イーストンもそうですが、カラーパーツが流行るのでしょうか? とても頑丈そうですし、ステムもスタックハイトを低くできるデザインです。ここにはありませんがシートポストも揃えていますから、3点セットでコーディネートすればバイクの格もあがりそうです。

さらにサドルがなかなか良いかと。最近は良い意味でラフに使える、初期のSDGのようなサドルが少なくなってきた気がします。結構価格が張りますし、傷つくと高級なだけにみすぼらしくなってしまいます。XCはともかく、D系はバイクを投げてしまうこともありますから、心置きなく投げられる(笑)サドルって大切だと思うのです。もちろんすぐ壊れてしまうのは論外です。

パーマーが加わることで、さらに高性能化が加速しそうなデイティ。注目です。


シマノ謹製、チェンデバイス登場!

2012-04-20 17:06:00 | 自転車
ついに、ついに登場です!






http://www.pinkbike.com/news/Shimano-Saint-Prototype-Chainguide-Debuts-at-Sea-Otter.html


http://dirt.mpora.com/news/shimano-saint-prototype-chain-device.html



本来ならセイントの登場の時になければいけなかったものです。厳密に言えば950XTRでDH用のシングルスピードクランクを出していたのですから、もっと前でも良かったかと。

まあ、理由はわかっているのですが。

ほとんどのメーカーに言えることなんですが、クランク周りの精度って非常に悪いのです。なのでチェーンデバイスを取り付けるときは今でも多くのショップが苦労しているのが現状です。

シマノの部品は切った張ったで取り付けるようなものでは、たぶん会社として発売をしないのでしょう。ほとんどのものがポン付け出来ますし、まっとうな手順を踏めばコツなど不要でセッティングできますから。

セイントの三代目で出してきたということは、そこら辺がある程度落ち着いたと判断したのでしょう。チェーンデバイスはちゃんとした機能性部品だったのにも関わらず、シマノ純正がないというのはやはり矛盾していると皆思っていたでしょうから。

今回のセイントは1×10速を基本としています。なのでXTRやXTのトリプル用クランクを流用した偽フロントダブル(ちゃんとQファクターが狭いのは一種類だけです)のような5ピン受けが何故あるのだろう? と思っていたら……、バッシュガードをつけるためだったのですね。これは全部覆う方式ではなく、スタンディング時に下からのヒットからチェーンリングを守るためだけのタイプです。なのでこのデバイスの本質は上下で押さえつけているスライダーにあります。そして下側はバネが入っているように見えますから、くわえ込むという感じではなく、押しつけるといった感じのデバイスなのでしょう。

E13やMRPを一気に食ってしまうことはないでしょうが、どの店でも気軽に仕入れられ、シマノのサポートが受けられるなら、結構普及しそうです。




イーストン、35ミリクランプハンドル周り

2012-04-20 04:17:00 | 自転車
デダと並んで、31.8ミリに収束しているハンドルクランプ径を35ミリにオーバーサイズ化させようという、困ったイーストンです(苦笑)。

ですが思っていたより軽く仕上がっており、DHやアクションライド系には結構いいのでは? と思い始めている私が居ます(苦笑)。




■EC90 カーボン
●幅 800ミリ
●ベンド アップ:5度 バック:9度
●重量 210グラム










■EA90 アルミニウム
●幅 800ミリ
●ベンド アップ:5度 バック:9度
●重量 300グラム


■ハヴォックボルトオン
●突き出し 45/50ミリ
●対応サス フォックス・40 ロックショックス・ボクサー
●重量 110グラム


■ハヴォック35
●突き出し 50ミリ
●重量 190グラム

http://www.pinkbike.com/news/Eastons-35-millimeter-Handlebar-Standard-for-DH-800mm-Havoc-2012.html



「良いのでは?」と思ったのは実はダイレクトクランプステムを見てからです。利便性を捨てたワンボルトクランプにした分、軽量。さらにクランプ位置を外側にオフセットさせることで応力の集中を防いでいます。そのためカーボンバーもアルミバーもD系としてはかなりの軽さです。もちろんローライズ、スーパーワイドなので、漕ぎを重視した最新の走りに対応できるでしょう。

アルミハンドル、きれいですねえ。特にグリーンがお気に入りです。

適切な用途に使えば、この35ミリ規格、かなり使えるかもしれません。


2013 マヴィック29erホイール拡充!

2012-04-20 03:33:00 | 自転車
私はマヴィックが好きです。高性能ですし、メンテも簡単ですし、メーカーのサポートも良い。何よりかっこいいですから(笑)。しかし最近のMTBでは冒険的、挑戦的な製品をラインアップしていなかったのもまた事実。特に29erはお茶を濁す程度でしたが……、2013年は結構攻めてくるようです!




クロスマックスSLR 29
●規格 F:9&15ミリスルー R:135&142ミリスルー
●重量 F:755/R:865グラム




クロスマックスST 29
●規格 F:9&15ミリスルー&20ミリスルー R:135&142ミリスルー
●重量 F:875/885グラム




クロスライドディスク29er
●規格 F:9&15ミリスルー R:135
●重量 F$R:2020グラム




クロスマックス29ハブ




クロスライドディスク29erハブ

http://www.bikerumor.com/2012/04/19/2013-mavic-crossmax-29er-wheels-unveiled-photos-specs-actual-weights/#more-42739



クロスマックスの最上級モデルSLRを29erにも投入です。リムを削りまくったSLRはマヴィックがパテントで押さえていることもあり、唯一無二の外観を作り出しているのみならず(でもフルクラムとか削っているんですよね。どうやったんだか?)、ロードリムをしのぐほどの軽さを備えます。カーボンリム以外では重くなりがちな29erホイールでは待望の軽量ホイールです。

STはほぼすべての前後エンド規格にアダプターの交換で対応できます。頑丈軽量系のこのホイールなら、140ミリクラスのフルサス29erでガシガシ下っていくことも可能でしょう。

そしてかなりビビッときたのがクロスライドディスク29erです。そんなに軽くもないのですが、スタイルは良いですし、何より安い! 300ドルしないのです。重いと言うことをひっくり返せばそれだけ頑丈であるということ。もう力一杯走って転んでほしいですね。こういうバランスが取れたホイールはまだまだ少ないですね。

クロスマックスアルティメイトなどはどうなんでしょう? 26、29erチューブラーは? 今マヴィックはタイヤを作るようになりましたから、まだライバルが少ないこのジャンルなら一気にスタンダードに駆け上がる可能性があります。

良いホイールは走りを楽しくさせますからね。これらもその手助けをしてくれそうです。


ジェラルド・ブルーメンの新MTBブランド、オープンマウンテンバイク

2012-04-20 00:10:00 | 自転車
意外と早く出てきましたね。

オープンマウンテンバイク

元(?)サーヴェロのオーナー兼開発者、ジェラルド・ブルーメンと元BMCの人間との新ブランドです。このバイク、一見すると変哲のない29erに見えますが、恐ろしいものを隠しているようです。
























http://www.bikerumor.com/2012/04/19/first-look-open-mountain-bike-1-0-29er-photod-weighed-ridden/#more-42726



とりあえずすごいのが重量です。フレーム単体でなんと900グラム! ハンガーなどを除けば850グラムだぜい! と言っていますが、そんな非現実的なはかり方は放っておきましょう(笑)。心配してしまうほどの重量ですが、ブルーメンにはロードバイクとはいえプロジェクト・カリフォルニアであの重量を実現した実績がありますから、大丈夫なのでしょう。完成車では約8.8キロと、29erにあるまじき軽さに仕上がっています。

そして極細のシートステーやBBライトなど、確実にサーヴェロのDNAが投入されていることが見て取れます。シートステーはフラットと言っていいでしょう。突き上げに対してロード以上に気を遣っています。BBライトは専用のロータークランクが必要とは言え、Qファクターの補正効果が確実にあるようなので(ずいぶんと回しやすいようです)、ただ軽いだけでない、フレームに仕上がっているのは間違いないかと。BBライトクランクはローターだけでなく、スラムや他のブランドもMTB、ロード両方で直に揃えてくるようです。

ケーブルはディスクホースにいたるまですべて内蔵です。メンテナンスの面でデメリットを感じますが……、トレイルではケーブルが木々に引っかかってしまうこともあるので悪くないかもしれません。ただエア抜きがしやすい、またはフォーミュラのようにケーブルを外せるようなタイプでないと、厳しいかもしれません。

価格はロータークランク込みで3400ドルになるとのこと。うーん、期待してしまう新ブランドです!