BIKEBIND自転車日記ブログ2

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パナレーサー・ドライバー29erプロ

2012-05-31 08:54:00 | 自転車
日本では最近はこういった情報があんまり流れてきませんねえ。せっかくの新作なのに、悲しい限りです。

パナレーサー・ドライバー29erプロ

29er専用モデルのようです。




http://singletrackworld.com/2012/05/fresh-goods-friday-168/
http://item.rakuten.co.jp/auc-cycle-parts/tpa-181/



小さなノブが多く並んでいる、ユッチンソン・パイソン系統のタイヤでしょう。29erで太軽で、転がり抵抗も少ない。里山ライドなどには最適かと。

サイズは29×2.20、ZSGナチュラルコンパウンド、ASBチェーファーを備えています。重量はちょっとわかりませんが、この手のタイヤの性質からして抑え気味にしてあるでしょう。

結構使えそうなタイヤです。


KCNC・ディスクローターレーザー

2012-05-30 18:19:00 | 自転車
たぶんこれが最も手頃に手に入れられる軽量ローターです。


http://www.kcnc.com.tw/old/Web/NewWeb/index.htm
この前のモデルは結構重かったのです(レーザーの倍近く)。しかしこのレーザーでは思い切って軽量化してきました。74グラム(160ミリ)ですからね。尋常ではありません(笑)。しかもこんな軽量パーツが2000円以下で手に入るというのですから、もはや笑うしかありません。XCレーサーやライトな走りをする人には、格好のチューンナップパーツでしょう。

ただこの手のパーツの宿命で、ちゃんと手入れをしない人には向きません。たまに軽量パーツを引き合いに出して「使えない」「すぐ壊れた」なんて言う人が居ますが、それは使用方法を間違えているだけです。セイントだろうが、マグラだろうが壊れるときは壊れます。壊れないでなくローメンテナンスを欲するなら、だまってシマノを使っていればいいのです。

極限を追求すれば、なにかしらが引き替えになります。自転車は一般用とレーシング用の境界線があいまいで、値段によってもなかなか判断がつきません。

TPOをわきまえればこの上なく面白いパーツです。軽ければ上りで確実に武器になりますし、押しや担ぎでも楽になります。適切に使い分けたいですね。



アリゲーター・モーションローター

2012-05-30 14:36:00 | 自転車
どっちかというと、今はアリゲーターの方が頑張っていますね。あ、アジア勢の中でということです。


モーション


スターライト




アリエスTi


モアイ

http://www.alligatorcables.com/index.html

モーション(160ミリ)が最も軽く、78グラムです。でもスターライトもあるところのデータでは78グラムだったりします(笑)。不思議ですねえ。モーションは矢印満載です。

ここは2ピースローターも作っています。……ラインナップしています(苦笑)。モアイは104グラムなので、まあまあかと。

しかし不思議なパターンが多いです。フラワーというか、謎の模様……。当たり外れがあるなあと思うのは私だけではないでしょう。だいたいここら辺の出元はアシマみたいですね。是非デザイナーさんに会って聞いてみたいです(笑)。


a2z・テッパンヤキローター

2012-05-30 12:29:00 | 自転車
a2zは昔結構お世話になりました。DH用の機材とかがXCに比べて著しく少なく、高価だった時代、心当たりがある人も多いのではないでしょうか?

今はSLXがあれば大体何とかなってしまいますからね。ブレーキだって一世代前のデオーレでもサイズアップすればかなり使えますし。やっぱり良い時代になったと思いますよ。



テッパンヤキSP3


テッパンヤキSP2

テッパンヤキ8H


テッパンヤキSPV TS

http://www.a2zcomponents.com/02products_02teppan.html

MTBもロードもそうですが、昔は高級品でないと要求する能力を満たしてくれなかったということは確かです。今は10万円、20万円台の完成車でも本当に良くなりましたからね。

さてさてa2zのテッパンヤキなんですが……、一体この日本語を教えた人は誰なんでしょう(笑)? 登場したときは一時だけのネーミングかと思いきや、全体の名前になってしまってずーっとこのままです。

ただテッパンヤキは種類は多いのですが、パンチの効いた奴はあまりありません。テッパンヤキSP3がかろうじて100グラムを切る、93グラムです。SP2は触れれば切れそうな雰囲気ですが、普通のウェーブローターと考えて良いでしょう。

要するにセーフティーマージンを多く取っているということでしょう。シマノを始めとする大手は、このタイプですから。これはこれでアリだと思います。

ただ不思議なのは、窒化チタンコートを施していることです。これはa2zに限りませんが、マテリアルをチタンやアルミにでもしない限りあまり意味がない、いやむしろデメリットが生まれてしまう気がします。窒化コートはビッカーズ硬度を上げますが、同時に潤滑製ももたらします。ディスクローターは止まることが宿命ですから、どうしても? がともります。

最後に、テッパンヤキ8Hを。8Hのローター台座なんて存在しませんね? これは昔の規格、4穴に対応したモノです。以前、3、4、5、6穴すべて使えるというアイディア品もありましたが、a2zだったかは思い出せません。今となってはこういったモノで旧車をよみがえらせるのは、私としてはまったくもっておすすめできません。性能面でも、年代考証としても。それでも復活させたい! という熱い思いを持った人には良い選択肢かと。