BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

デローザ・アニマ登場!

2018-04-17 00:47:00 | 自転車
なにやら不意打ちでデローザの新型チタンバイクが出て来ました。

デローザ・アニマ

チタンフレームでありながら、最先端の各パーツに対応しています。










https://www.cyclinside.it/web/de-rosa-rilancia-il-titanio-ecco-la-nuova-anima/
https://www.derosanews.com/english/DEROSA61_Anima_Titanio.html

フレームはダブルバテッド3/2.5チタン。場所によって35ミリと40ミリ径というオーバーサイズが使われている模様。ヘッドチューブはグレード9のチタンインゴットから削り出し。BBはプレスフィット。エンドはディスクブレーキ対応スルーアクスル。

なにが起きたんだという感じのスペックです。トップチューブはスローピングですし、リヤ三角はさらにコンパクトにしています。写真からはリヤディレーラーのアウターケーブルしか見えません。ダウンチューブにアウター受けがないのです。となるとハンドル周りのケーブルはステムから内蔵されているフル内装ということになりそうです。カンパ12速はまだ機械式しか発表されていませんから、普通のケーブルが通れる内蔵ということになります。

今までデローザのチタンフレームを担ってきたドリアーノ・デローザは独立してビクシスを立ち上げていますから、これは彼の影響を払拭するためのデローザ新チタンバイクのプロローグを飾る1台と言うことになるのかな? 私はデローザの真髄はカーボンでもなくスチールでもなく、チタンにあると思って居ます。このピストと見まごうばかりのシンプルさを持ち合わせたアニマは、その真髄を持ち合わせているかと。

溶接痕などは今までのものに全く引けを取らない、というか区別もつかないくらいの一級品です。ディスクロードはちょっと……。なんて思って居るベテランユーザーすらも動かすような魅力を持ったバイクです。

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パリ〜ルーヴェにて、若手ミハエル・ホーラールツが心臓発作死

2018-04-16 12:43:00 | 自転車
これは本当にびっくりしました。

当初、落車による事故死だと思われていたらしいのですが、調査の結果、心臓発作がその前に起きていたことが判明したそうです。


https://www.bicycling.com/racing/a19718561/michael-goolaerts-dies-paris-roubaix/

ベランダス・ビレムス・クレーラに所属するミハエル・ホーラールツはベルギー出身の23歳。あまりにも若い死です。

レース途中で呼吸停止状態で見つかったとか。パリ〜ルーヴェに出場できるような一流のアスリートでも心臓発作が起こるんですね。ここまでくると準備運動とかではどうにもならないんでしょうか。先天的なものが原因のようです。

ここ数年、何人かのレーサーが同じ様な悲劇に襲われています。この前触れた骨粗鬆症もそうですが、真面目に運動しようとする人は一度ドクターチェックを受けた方が良いかもしれません。自分は大丈夫だとは思ってはいけないと言うことでしょう。

ホーラールツの冥福を祈ります。


カーボンファイバーの製作工程を見てみよう

2018-03-14 21:47:00 | 自転車
私はカーボンファイバーの製作工程を画像で見たのは初めてです。

結構貴重なのではないでしょうか?




これがカーボンファイバーの製作工程の手順です。
http://www.torayca.com/aboutus/abo_001.html


こんな風なオーブン(?)で……、


こんな風にアクリル繊維が加熱されてカーボンファイバーとなります。


これは確かのインターミディエイトクラスまでのもので、ハイモジュラスやウルトラハイモジュラスはさらに複雑な工程となるはずです。

しかしまあ、何種類ものオーブンに通されて行きます。なにやら麺類の製作工場を見ているかのようです(笑)。焼かれる度に余分な成分が取り除かれ、強靱な繊維になるのだとか。こうやってみると、カーボンは繊維業の延長で産まれてきたのだということを実感させられます。写真も見たことがなかったのは、黒鉛を浸す工程です。いやあ、そのまんま漬けてましたね(笑)。あれもひっくるめてカーボンファイバーかあ……。

さらにプリプレグの工程も見せてくれます。エポキシにはカーボンを加えていますね。これおそらく一般的なプリプレグだと思うのです。ナノカーボンを加えているものは知っていましたが、一般的な物にも加えているとは……。知らなかったです。面白いなあ。

東レもT1100Gを越える繊維の開発が進んでいるようですし、新しい工場も日本国内のみならずメキシコにも作っているようです。入院していて見かけたカーボン製品は……、酸素ボンベでした(笑)。いや、見事でしたよ。もう頭の部分の金具の方が本体より重かったですから。持ち運びように必要な人には、少しでも軽い方が間違いなく負担減でしょう。今後もカーボン製品は我々の身近に浸透していくのでしょう。


かえってきた!

2018-02-27 23:19:00 | 自転車
かえってきたんですたい!

久々の我が家です(笑)。

しかし色々な物が片付けられてしまっていて、よく分からない……。パソコンも一体なにがなんなんだか思い出せない……。

面白そうだとチェックしていた記事たちもどうなっているのだか……? うーん困った。

復帰するにはちょいと時間が掛かりそうです。

しかしこんなになってしまっても、毎日数百人の人達が見てくれていたことに感謝です。

うれしいです。


bikebind


2018 シマノ雑感

2017-10-31 21:36:00 | 自転車
何だか前に書き込んでから1ヶ月以上が経ってしまいました。いやあ、月日が経つのは早いですねえ(笑)。

書こう書こうとしながらも、なかなか出来ずにいました。ああ、パソコンが恋しい…。

写真もないエントリーですが、行きましょう!

シマノの2018カタログなどを見ながら、誤植などを発見しています(苦笑)。しかしまあ、シマノもこれだけ規格があったり、サイズ違いがあったりすると、大変でしょうね。こりゃ、相当な人でないと全部諳じることなんて出来ませんよ。105のフロントディレーラーのように厳密な意味での互換性をぼかしているところもありますし。

あと、デュラホイールがちょいと面倒なことになっています。発表時には、ワイドリム、カーボンチューブラー、カーボンチューブレスを各ハイト、リムブレーキ&ディスクブレーキで揃えるとのアナウンスがあったのですが、電動デュラが出てきて揃ったラインナップをよくみると各々二種類くらいに絞ってきています。力を入れているのはやはりディスクブレーキ対応モデルです。

それと今更ながらフルカーボンチューブレス→クリンチャーをリリースしてきたのは、ホイール外周部の軽量化より、真円度の方を重視してきたからかも知れません。間違いなく従来よりもハイパワーになるディスクブレーキ。その制動時にタイヤが真円でなかったら…。わずかでもグリップ力に変化が生じて、快適なブレーキングができないかもしれません(ほんのわずかでしょうが、自転車は感覚の乗り物ですから…)。

ここら辺はメーカーの視点の変遷が見てとれて面白いですね。いかに巨人シマノと言えども変化せざるを得ないのも、先が読めない未来の面白さを物語っているのかもしれません。

他にもロード用ハブが軒並姿を消していたり、ロードディスクハブがグレード外のアルテグラ相当品しかないなど、結構驚きもありました。多分デュラは問い合わせれば出てくるのでしょうけど、アルテグラ、105は手に入らなくなっいくのでしょう。カンパはとっくにその路線になっていますが、個人的には悲しい限りです。

アルテハブにオープンプロ、DTの15番プレーン
あたりの組み合わせなら、5万近辺なら敵はそういないと思いますよ。もちろん組み手によりますが。リムはDTスイスのRR411もオススメです。これは数少ない進化し続けているアルミロードリムです。非対称設計にチューブレスレディになっているようなので(これは確定確認ではないのですが、511がなっているので間違いないかと)、むしろこちらの方が良いかもしれません。

さらによぎった邪道は(笑)、ディスクロードのホイールにXTRの29erチューブラーを使うことです。実はデュラよりも軽くできているのです! MTB用なのでタフさもお墨付きですし。ディスク化によってMTBとロードバイクのOLDが同じになりました。このことで残る問題はフロントのスルーアクスル径のみ。15ミリを12ミリにするアダプターか、ロード用のシャフトに組み換えることができれば、あとはエンドとの当たり面だけです。…本当に出来そうですね(笑)。

MTBはあまり変化なしですね。強いて言えば、スーパーローのカセットスプロケットが追加されているくらい。SLXはスピード違いが混在して煮え切らないですし、デオーレも今回はそこまでパワーを感じません。今年当たり、セイントを変えてくるかと思ったのですが外れました(苦笑)。

あ、ブースト規格への対応は進んでいますね。クランクもハブも選択肢が増えています。海外では当たり前のようにラインナップされていますね。…国内メーカーには期待するのを止めました(笑)。

プラスして、国内ではまずでないと思っていたMTB版ステップスが出てきました。これは朗報かと。日本でのEバイクは規制のせいもあり、世界から取り残されつつあります。自転車の本質はあくまで自力にあることは今後も変わることはないと思いますが、選択肢のひとつとしては十分アリだと思います。全く期待のない日本市場に敢えてこれ送り出してきたのはシマノなりのエール、または挑戦なのかもしれません。

やっぱりタブレットは書きにくいです(苦笑)。今回はこんなところで。