BIKEBIND自転車日記ブログ2

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3Fステッチ、アジャスタブルステム登場!

2015-10-30 23:25:00 | コンポーネント
誰かが何時か出してくると思って居ましたよ(笑)!

55、95、120ミリと三段階に変化します!!!















https://www.kickstarter.com/projects/3fstech/adjustable-mountain-bike-stem

私はどちらかというとこういったテレスコピックタイプではなく、パンタグラフタイプかなあと思って居ました。理由は簡単で、万が一ロックアウト機能が壊れたとしてもすっぽ抜けないためです。しかしこれはレール部分の先端にストッパーが付いています。これなら大丈夫でしょう(笑)。

でもこんなに前下がりに作ってくると言うのは予想外でした(苦笑)。でもこれはホイールの主流が27.5と29erに移ったためでしょう。しかし120ミリの時の-20°とうのはかなり前傾ですね。ここらへんは上りに特化という感じでしょうか? 

今ではとトラベル可変のフロントフォークは珍しくもありません。縮めれば前傾的ポジションになります。しかしトップ長は変わりません。あくあで的なだけです。バイクを操作する上でトップ長の重要性を改めて説く必要はないでしょう。しかも高さまで変わるとなれば、その効果は劇的でしょう。

ポジション変更に色々なパーツはありますが、このアジャスタブルステムとハイトアジャストシートポストの2点を導入すればちょっとした革命が起こるかも知れません(笑)。言い過ぎかな? それでもバイクに対する自分の位置を変えることの意味を、直にかつ迅速に比較することが出来ます。これってなかなかできないことです。

重量はリモコン込みで400グラムくらいのようです。引き替えにする価値は十分あると思います。

量産化されると良いですね。


DTスイス、エンデューロ用リヤユニット開発中……

2015-10-29 23:56:00 | サスペンション
エンデューロは一つのカテゴリーとして定着した感じがあります。……日本だと実感できませんけどね(苦笑)。









http://www.mtb-news.de/news/2015/10/27/dt-swiss-prototypen-gesichtet/

エアショックを強い負荷に対応させるための方法としては

①ダンパー用のリザーバータンクを取り付ける 
②スプリング部を大容量化、または特殊構造化(2室化、リザーバータンク増設など)
③①と②を両方行う。

などがあります。このDTのプロトタイプは②に相当しますね。基本的にDTはサスペンション絡みはXCを軸にしていました。マグネシウムやカーボンを使用するなど特に軽さにこだわっていました。でもこれは明らかにハードな路面、すなわちエンデューロクラスを狙っています。

文面からも内部のことはさっぱり分かりませんが(汗)、個人的にはケンクリ・DBエアのCSに近い所を目指しているように見えます。

DTスイスはどうしても高くなってしまうのがネックですが、もっと広まっても良いショックだと思います。



トレック・クロケット、手頃なアルミシクロクロス

2015-10-28 23:22:00 | 自転車
兄貴分のフルカーボンモデル・ブーンに負けずに良いバイクだと思います。


















http://road.cc/content/tech-news/169766-just-trek-crockett-9-disc
http://road.cc/content/news/146116-trek-updates-boone-and-crockett-disc-cyclocross-bikes-15mm-thru-axle-forks

新型マドンを引き合いに出すまでもなく、トレックはカーボンが非常に得意です。ですがここ数年、アルミを頑張っています。スペシャやキャノンデールほど派手ではありませんが……。

きっかけはドマーネアルミでしょうか? アルミモデルなのにISOスピードを搭載するという挑戦的なことをしてきたのです。基本的にアルミはしなりすぎるのが苦手です。それを永久保証のトレックがやるというのは相当な自信があってのことでしょう。そこに超軽量バイク・エモンダのDNAを継ぐエモンダアルミが登場します。そしてこのクロケットです。ブーンの名前を冠さなかったのはリヤのISOスピードを搭載しなかったからでしょう。その代わり、シートステーにアーチシェイプデザインを取り入れています。

今年というか来年というか悩むのですが……(苦笑)、今のモデルはフロントフォークをISOスピードタイプに変更、さらに15ミリスルーアクスルを備えて居ます。ほとんど上級モデルのブーンと同じです。ワンポイントファイブテーパーコラムと相まって、頼りになるフロント周りになっていること請け合いです。

ちょっと気になる点としては、フロントのクイックレバーが左側すなわちディスクローター側に付いていることです。ちょっと前にリコール問題(レバーが開放された状態でローターに干渉してしまう可能性)になった部分です。ここは右側にすべきというのが私の持論です。ここはロックショックス、マルゾッキ、マニトウ、SRサンツアーなどほとんどがそうなのです。不思議なことにフォックスは左側なんです。

まあそれを差し引いても良いバイクだと思いますけど(笑)。

初めてのシクロクロスとしてガシガシ使い込んでも、タイヤを履き替えてロード的に、さらに太めのスリックタイヤなどにすれば極上のサイクリング車にもなります。オールラウンドに楽しいバイクかと。



デュラエースクランクセットに最高に似合うチェーンガイド

2015-10-27 21:26:00 | シクロクロス
どこかの誰かの手作りでしょうけど……、まるでマスプロダクトのようなチェーンガイドです(笑)。






http://www.matosvelo.fr/index.php?post/1692/le-pseudo-mono-plateau-de-sven-nys-en-cyclo-cross

昔、日本でも確かMTBのチェーンリングで同じようなことをした人がいた記憶があります。あの時も大層感心した物です。ただし作った人は二度とやりたくないくらい大変だったと言っていた記憶がありますが(苦笑)。

最近のシクロクロスではフロントを完全にシングルにする傾向があります。MTBのフロントシングルから来た、ワイド&ナローの技術によって保持力が上がったためでしょう。軽くもなりますし。そんな中ではガイドも省かれる傾向がありますが、どちらが良いのかは……、ちょっと私にはわかりません(汗)。どちらも一長一短がありますから。

サードパーティでガイドは沢山ありますけど、シクロクロス用(ロード用)はごくわずかです。しかも似合う似合わないというのはクランクセットだけでなく、フレームにも左右されるので結構難しい所です。ですがこれならば悩む必要はありません! むしろシマノに作って欲しいくらいです、元があるんですから(笑)。

わたしなら数十グラム重くなっても、これを選びたいですなあ。



2016 ターナー・RFX、カーボンモデルとして復活!

2015-10-26 23:45:00 | MTB
随分取り上げるのが遅くなってしまいましたが……(汗)。

個人的に2016年、最注目MTBだと思って居ます!




























http://www.turnerbikes.com/



■スペック
●フレーム ターナーC6カーボン 49/62ヘッドチューブ、プレスフィット30 BB
●ホイール径 27.5インチ
●トラベル 160ミリ DWリンク
●重量 12.1キロ(完成車参考)

これでターナーもカーボンモデルが二つ目です。色々な意味で感慨深いですなあ……。

RFXはバージョン4.0となりましたが、初代とは完全に別物です。とはいえその得意とするカテゴリーはほぼ同じと言って良いかと。名前が変わりすぎるとどれがどれなんだか分からなくなることも往々にしてありますが、ターナーは分かりやすくて良いですね(笑)。

同社のバーナーとよく似ていますが、RFXは160ミリトラベル&タイヤ幅2.4インチとよりハードな使用を想定しています。今流行のエンデューロですね。ヘッド周りも圧巻のボリュームです!

使用しているカーボンは東レのUD繊維を用いて、C6カーボンと銘打っています。





おそらくそこまで高い弾性のものを使っては居ないでしょう。T800あたりが妥当かと。MTBは転倒が避けられないスポーツですから。それでもかなり軽く仕上がって居ますから、上りでも活躍してくれそうです。

ケーブル取り回しも非常に好みです。ボルトで留めているのでばたつくことはないでしょうし、なによりメンテナンスが楽です。

上下リンクも今までのターナーは切削だったのですが、RFXはどうやら鋳造になっているようなのです、しかも特殊な。

これに乗れるユーザーは……、きっと幸せでしょう(笑)。