BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

コンチネンタルの工場を見てみよう

2012-01-30 19:59:00 | 自転車
前の二つとはちょっと異なる感じです。ロードタイヤではなくMTBタイヤ中心です。

イギリスのテレビ番組のようですね。




イギリスにもコンチネンタルの工場があるんですかね? 見ているとそんな感じです。それともドイツの工場なのでしょうか。

アジア工場もありますがコンチネンタルはドイツにも工場があり、高級モデルは本国で作っていますから。とくにブラックチリコンパウンドモデルはドイツでしか作っていないはずです。門外不出のレシピといったところでしょうか。

コンチネンタルのキモはケーシングにあります。とにかくタフなんです。パンクをするのが嫌なライダーはコンチをお勧めします。超軽量タイヤのスーパーソニックもインナーチューブを普通モデルにすれば、軽量タイヤにありがちなナーバスさを感じることなく走ることができます。

しかし……、それがわざわいすることもあります。ロードのエントリーモデルはかなり硬さが目立ちます。最上級モデルでも傾向としては硬めですけど、グリップや走りの軽さなどバランスが取れています。ロードタイヤは高級モデルが良いですね。逆にMTBやツーリングタイヤはどのモデルもお勧めです。足回りがしっかりしているバイクになります。

私の愛のブランドです(笑)。



ヴィットリアの工場を見てみよう

2012-01-29 16:03:00 | 自転車
おや? 昔見た工場の動画とは違うような……? 移転したんでしょうか? アップ日時も2011年3月ですし。










[[youtube:_Rjb-aWnbiY]]



広くてキレイになっています。工作機械は古いままのようです。建て替えかな? でも工程は変わっていないかと。タイのライオンタイヤで作って居るんですね。

さすがに糸は仕入れているのでしょうが、ちゃんとケーシングから作っています。現状ではコットン(正確にはポリコットン)のtpiではヴィットリアが頭一つ抜けた320tpiまできています。細い糸を使えばいいというものではありませんが、一つの指標となりますし、ここまで極めれば立派な個性です。

緑のチューブはヴィットリアの証です。チャレンジは赤でしたね。

通常トレッドとケーシングは硫化という工程で接着剤を用いずに一体化させるのですが、高級チューブラーは糸の細さとその構造から接着剤を使って一体化させます。値が張る所以でもあります。

一時は沈んでいたヴィットリアでしたが、EVOシリーズを出してから徐々に復活してきました。特にコルサEVO SCの評判はかなり高いです。一見するとただの古いスキンサイドのタイヤなんですけどね。最新技術でないものが最新技術の結晶のカーボンフレームやカーボンホイールの根幹を支えている……。不思議なものです。

ここのタイヤはバランスが良いですよね。部分部分で言えばミシュランやコンチネンタル、シュワルベに完敗しているところがあるんですが、コンパウンド、ケーシング、チューブの剛性感、しなやかさ、耐久力、機能などが過不足なく揃っています。もちろん値段も。ロードタイヤの雄であり続ける訳です。

それとラボバンクのメカニックのタイヤの貼り付け作業なんですが……、リムセメントの塗り広げになんと! 歯ブラシを使っています! おう! これは目から鱗ですね!! 確かに理に適っています。でも、私はもうミヤタのリムテープで十分です(笑)。極限性能を求める人はセメントが良いのでしょうが、手間もセンターの出しやすさも接着テープの方がラクです。そこら辺は住み分けていいのではないでしょうか。なんでもプロに習えばいいというものではないと思います。



チャレンジの工場を見てみよう

2012-01-28 23:28:00 | 自転車
チャレンジはタイ工場でしたか?

なんというか……、イメージ通りの工場ですね(笑)。




往年の名ブランド・クレメンの流れを継ぐブランドです。クレメンは最近どこかが商標を買い取って再興をもくろんでいるとか聞きましたが、その後どうしたんでしょう?

出てきた当初はえらく野暮ったい感じでしたが、なにやら最近良くなってきた気が……。いや、変わったのは私でしょうか(笑)? カーボンリムホイールの台頭と共にチューブラータイヤは再び最先端機材として蘇りました。シクロクロスでもナンバーワンです。でもチャレンジがそうなったのは自分の力ではないような……。ケーシングもコンパウンドも最先端テクノロジーではないですからねー。

それでも良い。

困ったモンです。真面目にやっている会社にはやってられないでしょう(苦笑)。

赤いチューブ、ナチュラルスキンサイド、ブラックコンパウンドのトレッド。セタケーシングのような超高級モデルもありますが、それもクレメンの時代からありましたし。基本的には何も変わらなくても良い会社です。不思議ですねえ……。





スラム、NEWディレーラー?

2012-01-26 06:01:00 | 自転車
ふむ……。


http://www.pinkbike.com/news/Prototype-SRAM-Rear-Derailleur-First-Look.html





http://www.bikeradar.com/news/article/updated-sram-to-launch-clutch-style-rear-mech-33034



ああああああああ………………。

随分引っ張ってしまいました(苦笑)。この大寒波と乾燥でかなりやられているbikebindです。みなさんはお体大丈夫ですか?

で、スラムのシマノ・シャドープラス対抗の新型ディレーラーです。スラムもここでひと伸びしておかないとシマノに負けてしまうという危機感を覚えたのでしょうね。

シマノディレーラーはたしかに最高の変速性能を持っていました。であるがゆえにMTB用としてのチェーンテンショナー機能に気がつかずにいました。なのでここに至るまでかなりの紆余曲折を経ることとなってしまいました。

変速性能重視のローノーマル、スラム追従のシングルテンション、レバーの硬さを改善した比率改善のシングルテンション2、そして2012モデルとして登場したワンウェイクラッチ機能を備えたシャドー2です。2012ではマウント位置から見直した新型ディレーラーも出てくるようです。さてどうなることやら?

で、スラムです。外見からすると、ケージ部分がまるでプレスで出来たかのように安っぽくなっています(苦笑)。ここら辺はまだまだ試行錯誤かと。肝心なテンションロック部分は……、今まで表側からはボルトなど見えませんでしたが、トルクスのネジ頭が見えます。工具を使わなければいけないというのはあまりスマートではありませんが、製品版とは違う可能性もありますし。

さらに裏側に隠れていますが、なにやらボタンがあります。鍵のアイコンが付いていますから、おそらくロックというかクラッチシステムに関わる部分でしょう。多分切り替えスイッチかと。とするとトルクスボルトはより自分の好みにテンションを決めるためなのかもしれません。

実際の使用感が気になりますね。


レトロシフト、日本上陸!

2012-01-25 23:00:00 | 自転車
そのシンプルなスタイルと軽さ、そして安さ(笑)で私の心を鷲掴みにした手元一体型シフトレトロシフトですが、日本に上陸するようです。












http://www.bikerumor.com/2012/01/24/retroshift-integrated-brake-lever-friction-shifters-now-available/



ブラックマーケットやトニックなどコア系のMTBを輸入するTKCが入れるようです。http://www.tkcproduction.com/blog/2011/12/retroshift.shtml#more

そしてラインナップですが、フロント&リヤのTWOとリヤのみのONEがあり、それぞれ1万2000円と9000円くらいになるとのこと。

ちょっと高い気もしますが(苦笑)、変速機一体型ブレーキレバーとしては破格の安さとも言えます。

惜しむらくはブレーキレバー本体がまだテクトロのそのまま流用だということ。これは昔のカンパのコピーなんですが、一回り大きくて私はそんなに好きではありません。ここをもっと踏み込んで理想の形状を追求しても良いと思います。

まあいきなり全てを望んでも仕方ありません(笑)。偉大なる一歩目は踏み出しました。今後の展開にも期待してしまいます!