BIKEBIND自転車日記ブログ2

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ワンハンドオペレーション搭載! 電動XTRはただの電動ではなかった!! 

2014-05-31 02:34:00 | 電動コンポーネント
さて! Di2XTRが正式に出て来ました。ただの電動化と思いきや……、違いますね。今までのコンポーネント以上にマネジメント範囲を広げ、ショックユニットをも巻き込み、さらなるストレスフリーを追求するようです!

何よりも注目なのは1×11、2×11、3×11のいずれにおいても一つのシフターでファイナルからトップまでを使い切ることの出来る『ワンハンドオペレーション』の搭載でしょう。1×11は当たり前ですけどね(笑)。









リアディレーラー


フロントディレーラー


インジケーター




ファイアボルト


バッテリー








フロントディレーラー用アダプター





シマノの初代手元変速機ラピッドファイアのように、プッシュプッシュ式となった9050用シフター。新たに『ファイアボルト』という名称を与えられた。


表から見たときは正直残念感のあったチェーンリングだが、裏から見ると……! 圧倒的に増えた変速ポイントが! ワンハンドオペレーションの実現のためにはどんなポイントでも素早く変速することが求められたためか?



インジケーターは裏側にEチューブ用のポートを備える


密接な協力関係にあるフォックスともリンクしている

実物
http://www.pinkbike.com/news/first-look-shimano-xtr-di2-electric-shifting.html
http://www.bikerumor.com/2014/05/30/shimano-unveils-xtr-di2-mountain-bikes-go-digital-lose-a-shifter/#more-79346
http://www.mtb-news.de/news/2014/05/30/shimano-xtr-di2-m9050-erste-elektronische-mountainbike-schaltung-vorgestellt/

このようにギヤテーブルをトータルで管理するシフターは以前からありました。たしかグリップシフトタイプでしたね。ですがこのDi2XTRはギヤの抜け感を少なくするために上りと下りで異なる歯を通ります。……これは凄いですね。これは機械式には不可能な事です。



カンパニョーロ、上級コンポドライブトレイン刷新!

2014-05-28 01:38:00 | ロードバイク
うわーい! もっと先かと思いきや、ここで投じてきましたか!!! 

カンパニョーロがスーパーレコード、レコード、コーラスのドライブトレインをモデルチェンジしてきました!










スーパーレコード









レコード








コーラス
http://www.roadbikeaction.com/Features/content/313/8046/First-Look-Campagnolos-2015-Drivetrain.html
http://www.bikerumor.com/2014/05/26/all-new-campagnolo-super-record-record-chorus-mechanical-groups-shift-into-action/#more-79064
http://road.cc/content/news/120049-campagnolo-announces-new-super-record-record-and-chorus-mechanical-groupsets

電動化でアテネに一足飛びされていたので、ひょっとするとコーラスはなくなってしまうのではないかと心配していましたが、無事継続です。やあ、よかったよかった(笑)。私はコーラス好きだったりします。なんというか……、丁度良い感があるので。もちろんスーレコもレコードもいいですけどね。

そして12速化もなしです。これはまあ、妥当なところかと。大体の人間がもう11速でいいんじゃないかと思って居ることでしょう。シマノに至っては10速で十分と堂々と言ってきましたから(苦笑)。それでも止まらないのが進歩、進化というもの。いつかどこかが12速に手を出すんでしょうね。それはいつのことやら?

さて、先だってプロトタイプが見られた時とほぼ変わらずに出て来ました。



トリックスタッフ・10速用ワイドレンジカセットスプロケット

2014-05-27 23:51:00 | 自転車
最初にプロトタイプを見かけたときよりもローギヤが1T追加されています。





http://www.mtb-news.de/news/2014/05/07/trickstuff-4111-10-fach-kassette-11-41-zaehne/

ギヤ構成
11、13、15、18、21、24、28、32、36、41

プロトタイプはローが40Tだったのがこれは41Tに。この部分は40か42Tであることが多いのですが、おそらくディレーラーのキャパと可能な限りのギヤの軽さとの折り合いでこうなったのかと。

MTBはロードに比べて10速が主流であった期間が圧倒的に短くなりそうです。そこらへんを補う意味として、こういったサードパーティのカセットスプロケットはとても役に立ちそうです。

ただ……、歯先の面取りやコーティングがあまり特別でなさそうなところから、変速性能への過度な期待は禁物でしょう。シマノに勝る変速性能を持つメーカーは存在しませんからね(笑)。

それでも上りで最後の最後にもうちょっと……。というのはだれしも経験があるはずですから、この製品の価値が褪せることはないでしょう。


ロード用ディスクブレーキは2016年から?

2014-05-26 23:22:00 | 自転車
アクセルグループCOO、Jeroen Snijders Blok が語ったそうです。まだ正式発表なのではなく、大手自転車グループからの情報なのですが……。


http://www.bike-eu.com/Industry-retail-organizations/Industry/2014/5/UCI-Approved-Road-Disc-Brakes-Expected-for-2016-1526294W/
http://www.bikeradar.com/road/news/article/road-disc-brakes-will-be-race-legal-by-2016-industry-executive-41103/


ただその自転車グループがアクセルグループほどの大手と成れば信憑性が変わってきます。結局自転車小売りがダメになってしまえば、UCIも安穏としては居られないでしょうから。6.8キロ規制も形状規制もそもそもはヨーロッパ中堅以下のメーカー達の保護のためでしたから。あ、そういえば、この重量規制も近々変更があるとどこかで読みました。確証はないですけど、いい加減にやってもいい頃合いかと。

販売商品のディスクブレーキモデル比率が年々高まっているというのもあるらしいのですが、カーボンリムにおける熱破断問題の解決もあるとのこと。

基本的にロードバイク市場は保守的です。新しいことをしようとすると阻害しようとするのが慣例ですね(苦笑)。それでもこのロードディスクは必ず受け入れられると私は考えています。なぜならこれはブレーキの正常進化だからです。あと勘違いしている人も多いですが、ロードブレーキで油圧ディスクはパワーありすぎ、カックンブレーキ……、ではありません。むしろコントロール領域は広がり、手に伝わる情報は増えます。というか、そういう物が良いディスクブレーキです。

2016年、2017年の各社のラインナップはどうなっているんでしょうか? 今から楽しみです。


マヴィック・クロスマックスXL復活!

2014-05-19 23:55:00 | ホイール
ありゃ? 結構前に上げたつもりだったのですが……。

はい、マヴィック・クロスマックスXLの復活です! いやー、久々ですね。7、8年ぶりではないでしょうか?



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http://www.pinkbike.com/news/mavic-crossmax-xl-wts-first-look-2014.html

■スペック
●ホイールサイズ 26、27.5、29
●リム 24ミリ幅 アルミチューブレス対応
●ハブ アルミ フロント9、15、20 リア9、12×135、12×142 シマノ11速対応
●スポーク ジクラルアルミ
●重量 1660グラム(26)、1710グラム(27.5)、1780グラム(29er)

価格は1000ドルとなっています。なかなか悪くないんじゃないでしょうか。もちろんトレイル対応です。

タイヤが付属するWTSタイプとしての復活です。タイヤそのものはクロスマックスXLがすでに存在しています。あ、あとビンディングペダルもですね。

重量は……、クロスマックスエンデューロと同じですね(26のホイールのみ)。リム幅が広がっています。そして対応規格が広がっていますね。エンデューロのマヴィックイエローも捨てがたいですが、こっちのブラックも良いですね。

さてさて他に何が違うんでしょう? そのうち調べたいですね。