BIKEBIND自転車日記ブログ2

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ケーンクリーク・ダンパーヘッドセット

2016-10-19 23:45:00 | コンポーネント
ケーンクリーク・ヴィスコセット

ユニークな製品ですね。ダンパーをシムにすることで非常にシンプルで軽量に仕上げています。動きの硬さはシムのスタックによって変更可能です。








http://www.pinkbike.com/news/cane-creek-viscoset-headset-eurobike-2016.html

ダンパー機能を持たせたヘッドセットです。ヘッド部分には機能を盛り込むのは難しく、アングルアジャスト以外ではこのダンパータイプくらいしか見かけません。

ヘッドセットとは別体でホーピーが作って居ましたね。しかしあそこも何年か前に調べたら、ほとんど動いていないような感じでした。それを考えるとこのヴィスコセットは現状唯一のステアリングダンパー機能を持つコンポと言えるかも。

ロード系の人だと……、嫌うかもしれません(苦笑)。軽快なステアリングとは真反対な存在ですから。しかしDH系の人にはハンドルが取られにくくなるというメリットは装備すれば実感してもらえるはず。ひょっとすると、シクロクロスやグラベルロードにも良いかもしれません。

注意点はただ一つ。インテグラルヘッドにはどうやら使えなさそうということ。マスプロ系のロードにはちょっと難しそうですが、このヘッドセットを起点としてバイクの全体図を思い描いてみるのも楽しそうです。


2017 トムソン、カーボンシートポスト登場! 他

2016-09-23 02:03:00 | コンポーネント
ついにトムソンもカーボンポストを投入します。ハンドルバーもカーボン製が最初から準備されていたのである意味予想されたことでもあるのですが。










シクロクロス&グラベル用ドロップバー





ハイトアジャストシートポストもバージョン2へ
http://www.bikerumor.com/2016/09/21/ib16-thomson-adds-alloy-road-cross-adventure-handlebars-carbon-seatpost-updating-dropper-post/

シートポストは27.2ミリだと35グラムの軽量化、30.9ミリだと10グラムの増加だそうです。……おや(笑)? まあまだ最終段階ではないそうなので、これからに期待しましょう。

さらに中折れではない、ヤグラ部で250ミリオフセットさせたモデルも登場します。ロード乗りでは待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか? 

ハンドルはアップ部に対してドロップ部が20ミリほど広くなります。荒れた路面ではハンドルが広い方が抑えが効いて安定するので、昔から使われてきた手法です。

ハイトアジャストシートポストもよりガタが少なく、スムーズな動きになっている模様。

余談ですが、どうやらカーボンステム、35ミリハンドル&ステム、さらにフラットペダルも開発中とのこと。

トムソン、やる気ですなあ(笑)。


レンサルも35ミリハンドルクランプ導入へ!

2016-06-09 23:03:00 | コンポーネント
MTB、それもエンデューロ~DHでは完全に主流になった35ミリ規格。そこにハンドルメーカーの雄、レンサルも参入します。もう、これは決定ですね。






左からファットバーライトカーボン、ファットバーライト、ファットバーカーボン、ファットバー
ライズ10、20、30、40ミリ
ハンドル




ステム ノーマルタイプ33、40、50、60ミリ ダイレクトマウントタイプ45、50ミリ
http://singletrackworld.com/2016/06/renthal-releases-35mm-range/

いつの間にやらすっかり下り系ハンドルセットの王者に君臨していたレンサル。いや、他にも有名どころは健在ですし、新興メーカーも数多くあります。しかし、海外のライダーを見ると本当にレンサルが多いのです。それもアルミですね。もちろんそれほどサポートしているというのもあると思いますが。300グラムほどと際だって軽いわけでもなく、いたって普通のハンドルなのですが……、いや、その普通さが良いのでしょうね。ハンドルはある意味命を預けるパーツです。安心して使えるに超したことはありません。

そこにさらに35ミリ規格への参入です。ライダー達も逆らう理由がないでしょう。随分と遅かった気もしますが(笑)。ロードがデダ以外そこまで35ミリに移行していないのに対して、MTBではかなり積極的に移行が行われています。やはりロードとMTBでは必要とされる強度は異なるのでしょう。31.8ミリがスポーツバイクハンドルクランプの共通規格で居た期間は……、15年くらいでしょうか? 今後もまだまだ主流ではあるでしょう。

それでも剛性の向上は機材の宿命とも言える要素です。10年後にはすべてのハンドルセットが35ミリ……、なんて時代が来ているかもしれません(笑)


フォックス・トランスファー登場!

2016-06-08 01:22:00 | コンポーネント
さて、正式に来ましたか。

評判の高かったDOSSから、全く名称を変えてきました。

フォックス・トランスファー

これもおそらく名品となるのでしょう(笑)。




トランスファーファクトリー(ステルス式)カシマコート仕様


トランスファーファクトリー(外廻し式)カシマコート仕様


パフォーマンス ブラックアナダイズド

■スペック
●内部機構 窒素スプリング
●ストローク 100、125、150ミリ
●サイズ 30.9、31.6ミリ
●レバー 1X、2X、3X(横、縦、右用)
●重量 517グラム




リモートレバー


ステルスタイプ

外取り回しタイプ
本体側リモートシステム








内部






各部
http://www.pinkbike.com/news/fox-transfer-dropper-seat-post-review-2016.html

最初は三段階可変かと思ったのですが、自在可変のようです。そして待望のカシマコートモデル。上位機種と区別化を図るためにパフォーマンスはブラックアナダイズドコートとなっています。おそらくステルス仕様が標準で、アウターにプーリーの取り付けられた外付け仕様は旧モデルを乗っている人達用ということかと。

トレイル的走りをする人だけかと思いきや、DHにもXCにもエンデューロにも使われるようになったハイトアジャストシートポスト。トラベルはもっと多くの要望があるかも知れません。


KSのハイトアジャストシートポスト、フルラインナップ(笑)!

2016-04-21 14:09:00 | コンポーネント
本来ならおかしくもなんともない、もはやハイトアジャストシートポストでは定番となったKSのプロダクト。

……でもこんなに並べられると、笑いがこみ上げてしまうのは私だけでしょうか?


http://www.vitalmtb.com/photos/features/2016-Sea-Otter-Classic-Pit-Bits,10021/KS-Suspensions-Full-Line-of-Dropper-Posts,104062/bturman,109

トラベルやポスト径だけでなく、素材やヤグラ、ステルスタイプなども分けるとこれだけ揃えなければなりませんか。これは作る方は大変ですね。