BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

シマノの次世代フリーシステム?

2016-01-31 23:48:00 | ホイール
これは……。なるほど……。











shimano scylence bicycle hub







freehub spline
アルミ、もしくは……、カーボン? の基部にチタンかスチールのスプライン。
http://www.bikerumor.com/2016/01/26/shimano-patent-shows-silent-ring-drive-hub-internals-that-could-be-the-next-dura-ace/


リングドライブといえばクリスキングが浮かんできますが、これは似て非なる物です。DTのスターラチェットシステムにも似ていますがまたそれとも違います。さかのぼればマシンテックもほぼ同じ形式でしたね。それはラチェット部が斜めになっているところです。いや、素晴らしいアイディアです。

リング式に限らないのですが、接合面は面が広くなればなるほどしっかりします。通常のリングタイプはハブとカセットボディの径に限定されます。大きくなってしまうと現行のカセットスプロケットが使えなくなってしまいますし、内側へは年々大口径になって高剛性化、あるいはスルーシャフトになろうとしているシャフト部が邪魔をします。それをクリアするための斜め式ですね。接触面が増えています。

ボディの材質は私の妄想に過ぎませんが(笑)、異素材同士の組み合わせに強いシマノです。一度失敗したアルミフリーの負けを一気にチャラにするような物の可能性もあるでしょう!

楽しみな新製品です!



ルック、コリマを買収へ!

2016-01-28 20:21:00 | ニュース
げげえ!

驚いてばかりのようですが、やはり驚きです! 同じフランス企業なので、他社よりは分かる気がしますが……。


http://www.bikerumor.com/2016/01/27/look-cycles-buys-majority-stake-in-corima-wheels/
なんだか最近、驚いたときにしか更新しない……?


……コホン、頑張りましょう!

コリマと言えばカーボンホイールのパイオニアです。まだカーボンリムがアジアで製作できなかった、いや欧米でも限られた場所でしか作れなかった時代、カンパニョーロなどをはじめとする一流メーカーがここのリムを使用していたのは有名な事実です。そして今でもツール・ド・フランスをはじめとするレースの最前線で使用されている世界屈指のカーボンホイールメーカーです。

これは会社が不調というより、ルックがコリマの技術を欲してという解釈の方が正しそうですね。基本的にブランド統合などはせず、現在の流通網を保つとか。

ルックはコリマホイールを巻き込む、もしくはルックオリジナルカーボンホイールを設計に盛り込んだよりトータルなバイク製作を進めるのは間違いないかと。

2017年モデルのルックは、要注目です!


グラファイトデザイン、自転車製作から撤退!

2016-01-24 17:55:00 | 自転車
げ、げげげげげ!

マジですか!?



以下引用
平成28年1月22日

お客様各位

埼玉県秩父市太田2474-1
株式会社グラファイトデザイン
代表取締役社長 松田 喜良


弊社サイクル事業休止に関するお知らせ


謹啓 厳寒の候ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

さて弊社は平成21年からスポーツサイクルパーツの製造・販売を開始し、欧米製品との差別化を図るべく独自コンセプトのオリジナル製品開発を進め、商流見直し、製品ラインアップの拡充、売れ筋価格帯商品への展開など、収益向上に向け緒施策に取り組んで参りました。しかしながら、オリジナル製品の開発コスト上昇や、生産供給体制の不安定、営業力の不足等が原因し、今期まで事業計画に沿った収益を上げるに至りませんでした。

この結果、当社取締役会は、平成28年1月22日の取締役会において、サイクル事業の期近な収益改善は困難であると判断し、全社の収益基盤強化のためサイクル事業は休止することを決議いたしました。

今後、平成28年2月29日をもってオリジナルサイクルパーツの製造・販売は休止しますが、培った技術を活用したOEMパーツの供給、設計支援は継続いたします。また、既に販売した弊社サイクル製品の品質保証については、平成31年2月28日まで、弊社の「サイクル製品品質保証係」にて、修理、アフターサービス、補修部品の供給など、引き続き対応させていただきます。

GDR製品をご愛顧頂いたお客様には誠に申し訳ございませんが、事情ご賢察の上、ご理解を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

謹白


引用終わり
http://cycle.gd-inc.co.jp/information/3557.html

ちょっとちょっとちょっと!

マジですか? ……マジですね、自社のホームページに社長名義で出しているのですから。

はあー、もったいない、あまりにももったいない!GDRさんには色々と勉強させてもらいました。他の国産メーカー(自転車、カーボンメーカー)の人とも話をさせてもらいましたが、ここはカーボンの性質、自転車の設計ともにトップクラスだと今でも思って居ます。実際に乗っている人はロードもMTBも悪く言う人は居ませんでした。各種コンポーネントも充実し、長年開発してきたホイールもちょっとスタートにつまずきましたが販売まで来たというのに……。

ただ、シェアが小さくこだわりが大きかったため、めまぐるしく変わる最新バイクシーンについて行けなかったのかもしれません。実際の効果はともかくとして、エアロロード、ディスクロード、グラベルロードがない。MTBは27.5インチどころか29erもない。完成車もない。……、これはきつかったことでしょう。

ファンの一人としては、OEMや設計支援は続け、あくまで『休止』という表現を使っていることから、復活の望みをわずかではありますが持ち続けて行きます……。

はあー、なんてこったい。


ニコン、アクションカメラに参入!

2016-01-06 20:02:00 | その他
おお! ついに大御所中の大御所が腰を上げましたよ! 名称は

ニコン・キーミッション360

です。


正面


後ろ














http://www.bikerumor.com/2016/01/05/nikon-shoots-all-the-important-stuff-with-new-keymission-360o-4k-action-cam/
http://www.nikon.co.jp/news/2016/0106_ces_01.htm

4K UHDを撮影できるキーミッション360はその名の通り360度撮影することが出来ます。もちろんアウトドアでガシガシ使えるように30メートル防水、耐衝撃性能を備えて居ます。前後レンズは同社のお約束、ニッコールレンズです。おそらくレンズ性能では、アクションカメラで随一となることでしょう。なんと言ってもニコンですから(笑)。

その代わりと言っては何ですが、確認用の液晶画面が本体にありません。WIFIでスマホかタブレットに飛ばして確認することを前提としているのでしょう。もちろん前後レンズであれば、配置する場所がないということもあるのでしょうが……。難しい所です。

アクションカメラには日本のメーカー、ソニーやパナソニックも参入しています。さらに360度動画撮影はリコーが先鞭を付けています。しかしこのジャンルの巨人はなんと言ってもゴープロでしょう。コンツアーなどもありますが、やはりゴープロは圧倒的です。そこに割ってはいることは出来るんでしょうか? ニコンなら……、と思ってしまいますね!

発売は今年の春のようです。