BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2018シーオッターで注目のDHフォーク

2018-04-23 21:34:00 | サスペンション
日本ではあまり盛り上がりのないDHですが(涙)、海外では29erDHが本格的に主流化したことに伴い、サスペンションメーカー各社が新製品をリリースしてきています。




ロックショックス、MRP、フォックス、マルゾッキ、Xフュージョン、SRサンツアーと近年のレースシーンを支えるメーカーが出て来ます。さらにここには居ませんが、フォーミュラも27.5&29er対応の新型を出しました。2018年は近年まれに見るリリースラッシュと言っても良いでしょう。

これらを使用することで、DHがより高速化することが予想されます。

自分に合わせるのではなく、機材が要求する速度域にまず対応出来ること。そしてトップに行くにはその先の力が必要といういうことです。いやはや、空恐ろしい……。

もう日本人はお呼びではないのかな……。Jシリーズも人がほとんど居ないと聞きますし。私のチャンネルが鈍っているだけだといいんですけど。私はレース至上主義ではありませんが、アメリカのシーオ人気がない故にッターのようなイベントの盛り上がりを見ていると、レースと一般ユーザーのイベントの盛り上がりが密接な関わりがあるように思えて仕方ないのです。

人気がない故に、日本への入荷ルートがなくなるというのが怖くてたまりません。

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ボス・オブシス、もうちょっと

2018-04-16 09:26:00 | サスペンション
順調に開発は進んでいるようです!


拡大!





https://www.vitalmtb.com/features/Brendan-Faircloughs-Prototype-Scott-Gambler,2294
https://www.vojomag.com/eurobike-2017-toutes-les-nouveautes-du-salon/read/2-partie-1-les-pneus-roues-et-suspensions/

倒立フォークスキーとしては溜まりませんね(笑)!

一時は絶滅しかかっていた倒立フォークですが、DVOもありますし、マニトウも復活しました。シングルクラウンならXフュージョンもあります。

まだまだプロトですが、昨年のユーロバイクの情報を見ると27.5と29erモデルがあるというのもグッドです。トラベルは27.5が220ミリ、29erが200ミリと最近のフォークとしてはかなりロングです。どちらかというと最近のビッグホイール用フォークは短めになってきているので、興味深いです。ダンパーでかなりボビングを抑えているか、トップキャップにある二つの空気バルブを使用しているスプリングなのか……。スプリングはおそらくトリプル構造じゃないかなあと思って居ます。

ただ……、フォークガードが穴が空いているんです。えー、これ意味あるんでしょうか(苦笑)? ボスとしては泥よけというより、ある程度大きい異物からインナーを守るためと考えているんでしょうか。

ボスはアキが扱っていましたが、今はどうしたんでしょう? ホームページからは日本のディストリビューターが消えています。なにかでダイレクト販売という話も見たんですが、余所の国だと代理店は存在するみたいですし。でもDHでかなり重大な部位を占めるアメリカにはない。……どうなっているんでしょう? 性能は間違いなく一級品なので、普通に手に入れられるようになって欲しいです。

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ゾッキだ、ゾッキだ!!! わっしょい、わっしょい!

2018-04-11 10:10:00 | サスペンション
マルゾッキ・ボンバーZ1

この名前で泣けちゃう人は……、生粋のゾッキ派ですね(笑)。フォックスに買収されて満を持しての復活です!











ボンバーZ1
●スペック
■ホイールサイズ 27.5or29erオプション
■トラベル 130-170ミリ(29er)、150-180ミリ(27.5)
■ダンパー グリップスイープダンパー リバウンド、LSC
■スプリング EVOLエアスプリング
■インナーチューブ 36ミリ 6000計アルミ
■アウターチューブ 15×110ミリアクスル
■コラム ワンポイントファイブテーパーコラム





ボンバー58
●スペック
■ホイールサイズ 27.5
■トラベル 203ミリ
■ダンパー FITグリップダンパーコンプレッション、リバウンド
■スプリング EVOLエアスプリング
■インナーチューブ 40ミリ
■アウターチューブ 20×110ミリエンド withマルゾッキスペシフィック
■コラム ワンポイントファイブテーパーコラム
https://www.pinkbike.com/news/marzocchis-new-bomber-z1-first-ride.html

いや、かなり私情が入ってしまうのはご勘弁を(苦笑)。まあ、しょうがないですね、ゾッキですもん。

このZ1はフォックスの技術がかなり導入されています。代表的なのはグリップスイープダンパーでしょう。本家はグリップ2に移行していますが、こちらも調整部分が減っているとはいえ十分に最新ダンパーの一つです。しかもマルゾッキに適するように下り向けにセッティングしてあるようですから、かなり期待して良いと思います。

EVOLスプリングも、コスト削減のため簡素な仕組みとなったことが逆に挙動の素直さに繋がっているようです。

インナーチューブもフォックスと同じ偶数系で、Z1は36ミリになりました。これとさっきのダンパーを合わせて考えると、完全にフォックス・36と被ってしまいます。どうするんだろう? という素朴な疑問は調節系の減少と重量の増加により納得できるモノになります。それでも剛性やトラベルがほぼ同格と思われるフォークが300ドル近く安いというのは、かなり魅力的ではないでしょうか?

デュアルクラウン仕様のボンバー58もリリースされます。このフォークは一見888系列に見えますが、インナーチューブが40ミリとオーバーサイズ化されており、むしろフォックス・40に属することになるようです。ダンパーなどの調整部分の減少と重量の増加はありますが、下り向けの特性とぐっと抑えられた価格を考慮した場合、あまり問題にはならないかと。エントリーユーザーや新しいビッグホイールDHバイクは欲しいけどあまり予算はないという人には最高ではないでしょうか。

買収直前のマルゾッキの弱点は、兎にも角にも精度でした。特にシール系がひどく、想定された性能を半分も使えていなかったと思って居ます。今回のZ1は実際の開発はマルゾッキのチームが担当したとはいえ、大元の方針はフォックスが決めたようなので、そこらへんのネガティブはちゃんと潰してあると思われます。

あとは……、日本に入ってくることを祈るのみです(笑)。

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ケーンクリーク・ヘルム、29er追加

2018-04-11 01:15:00 | サスペンション
昨年登場したオーリンズのダンパー技術を使用したケーンクリーク・ヘルムに29erモデルが追加されました。27.5インチモデルが出た時点で予想されたことですが、やっぱりと言ったところです。








モノチューブダンパー







https://www.pinkbike.com/news/cane-creek-29-helm-fork-first-look.html

●スペック
■ホイールサイズ 29er
■トラベル 100-160ミリ(エア)、 130-160ミリ(コイル10ミリ刻みで調整可能)
■ダンパー モノチューブダンパー ロースピードコンプレッション、ロースピードリバウンド、ハイスピードコンプレッション
■スプリング エアorコイル
■インナーチューブ 35ミリアルミ
■アウターチューブ マグネシウム 15ミリDロックブーストクイックスルーアクスル
■コラム ワンポイントファイブテーパーコラム
■重量 2080グラム(エア、160ミリ、)2340グラム(コイル160ミリ/55lbs)


昨年ベッドで死んでいたときにもっとも驚いたのが、ピレリのロードタイヤとこのケーンクリーク・ヘルム27.5でした。

ケーンクリークはリヤショックは数多く作ってきましたが、本格的なフロントフォークはヘルムが初めてのハズです。今、一部で絶大な支持を得ているダブルバレルショックは、発表してからかなりの時間が経っています。私は作るのだったらもっと早い時期にやっていたと思って居たので、完全に不意打ちでした。

このヘルム、オーリンズのダンパー技術と書きましたが、リヤショックで使用しているツインチューブテクノロジーを採用していません。それでもダンパー調整は各々の回路にのみ働き、反対側の動きを妨げないそうです。ブラダを備えたこの形状は昔のロックショックス・パイクなどに使われたモーションコントロールを彷彿とさせます(今のチャージャーダンパーにもブラダはありますが)。

またスプリングにもこだわったらしく、ポジティブ、ネガティブ両方の空気室は独立していて、さらに空気室のサイズを30ミリソケットレンチでボルトを外し内部のウイングナットで8段階に変更できるのだとか。あー、これは昔ショーワがやったヤツかな? これを使うとスプリングの特性が変わるはずです。

セッティングの幅も広そうですし、トレイルランにはエアスプリング、エンデューロメインにはコイルスプリングという選び方をすれば間違いないかと。

2018年、個人的に最注目のフォークです。


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ボクサーも29er!

2018-03-24 23:13:00 | サスペンション
ロックショックスも29erDHに本格的に参入するようです。インテンスやらダヴィンチやらに供給されていますね。













http://www.sicklines.com/2018/03/20/dakotah-nortons-devinci-wilson-29er/
https://www.vitalmtb.com/features/Vital-MTB-Social-Scoop,2235
https://www.vitalmtb.com/forums/The-Hub,2/2019-Prototype-Boxxer,10055#post_34025
https://www.bikerumor.com/2018/02/22/intense-m29-fro-gets-official-limited-15-bikes-globally/

これでDH大手のデュアルクラウンモデルが出そろったことになります。やっぱり29erDHは来るみたいです。私が昨年友人から聞いたときは眉唾物か一過性かと思って居ました。ですが調べれば調べるほど、各社真剣に開発に取り組んでいるようなのです。

ちょっと脇道に逸れますが、27.5インチが本格的に普及し始めるときスペシャライズドがXCからDHまで29erホイールは最適なホイール径であり27.5はラインナップしないと明言していました。その後スペシャは27.5は開発しなかった……、ではなく、世の流れに追いつくべく取りそろえる事になるのですが(苦笑)。しかしこの先見の明というか基礎理論は間違っていなかったと今になって証明されてたことになります。いくら正しくても、それだけで成り立ってはいけないのですね……。もちろんフォークやホイール、タイヤなどの周辺機器がまるで揃って居なかったことも一因でしょうけど。

話を戻してボクサーです。アウターは甘利変わりなく見えますがインナーチューブの露出面積やクラウン部のリブ工作などが今までと異なるように見えます。しかし私は2017年モデルを直接見たわけではないので断言できません(いやもう、周りでDHフォークを買う人なんていないんですもん)。決定的に違うのはコラムですね。なんと楕円です。これなら確かにビッグホイール&タイヤの負荷を受け止めることができるでしょう。ただ精度高く作るのは難儀だと思います。いやいや良く作ったものです。

内部はまったくわかりませんが、2018年のロックショックスはダンパーを更新してきました。とするとこの29erボクサーも新しいものを装備する可能性がありますね。

どのような形でエンドユーザーの手まで来るのか、非常に楽しみです。


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