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シマノ謹製、チェンデバイス登場!

2012-04-20 17:06:00 | 自転車
ついに、ついに登場です!






http://www.pinkbike.com/news/Shimano-Saint-Prototype-Chainguide-Debuts-at-Sea-Otter.html


http://dirt.mpora.com/news/shimano-saint-prototype-chain-device.html



本来ならセイントの登場の時になければいけなかったものです。厳密に言えば950XTRでDH用のシングルスピードクランクを出していたのですから、もっと前でも良かったかと。

まあ、理由はわかっているのですが。

ほとんどのメーカーに言えることなんですが、クランク周りの精度って非常に悪いのです。なのでチェーンデバイスを取り付けるときは今でも多くのショップが苦労しているのが現状です。

シマノの部品は切った張ったで取り付けるようなものでは、たぶん会社として発売をしないのでしょう。ほとんどのものがポン付け出来ますし、まっとうな手順を踏めばコツなど不要でセッティングできますから。

セイントの三代目で出してきたということは、そこら辺がある程度落ち着いたと判断したのでしょう。チェーンデバイスはちゃんとした機能性部品だったのにも関わらず、シマノ純正がないというのはやはり矛盾していると皆思っていたでしょうから。

今回のセイントは1×10速を基本としています。なのでXTRやXTのトリプル用クランクを流用した偽フロントダブル(ちゃんとQファクターが狭いのは一種類だけです)のような5ピン受けが何故あるのだろう? と思っていたら……、バッシュガードをつけるためだったのですね。これは全部覆う方式ではなく、スタンディング時に下からのヒットからチェーンリングを守るためだけのタイプです。なのでこのデバイスの本質は上下で押さえつけているスライダーにあります。そして下側はバネが入っているように見えますから、くわえ込むという感じではなく、押しつけるといった感じのデバイスなのでしょう。

E13やMRPを一気に食ってしまうことはないでしょうが、どの店でも気軽に仕入れられ、シマノのサポートが受けられるなら、結構普及しそうです。




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