BIKEBIND自転車日記ブログ2

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圧入式BBの取り外しを見てみよう

2012-11-26 14:57:00 | 自転車
キャノンデールとかシマノとかパークツールの動画ではないのですが、とっても分かりやすいです。




ここはヘッドパーツやらクランクやらを作っています。素晴らしく輝いている製品はありませんが、この工具は価格が相当なら悪くない感じですね。

しかしタイトルに『自行車五通碗多功能拆卸工具』とあるのですが、説明に

◎ Install and remove bearing 6805 (25 x 37 x 7)
◎ Install and remove bearing 6806 (30 x 42 x 7)
◎ Install and remove press-fit BB R92/T86
◎ Install and remove R30 (converter for BB30 to BB24)
◎ Weight: 1082g (box included)

と四つしか機能がないのはこれ如何に(苦笑)!

重量も性能なんでしょうかね(笑)?


狙われる技術

2012-11-25 15:00:00 | 自転車
うーん、そこまでして?

以下引用
 日本企業の最先端技術が中国に狙われている実態を裏付ける事件が後を絶たない。10月には、軍事転用の恐れがある東レの炭素繊維が不正に中国に持ち出された疑惑が浮上した。スパイ行為を包括的に取り締まる法律のない日本は「スパイ天国」と揶揄(やゆ)されるが、手をこまねいていれば、中国は非合法に手に入れた技術で軍事や経済を発展させるだけでなく、日本発の技術をも沖縄県・尖閣諸島のように公然と所有権を主張しかねない。(松岡達郎 藤原章裕)

[無言の反撃]自動車関連で中国離れ 日本の先端技術も取り込めず

 「かなり悪意を持ってやられた」

 7日の決算会見で、東レの田中英造副社長は苦渋の表情を浮かべた。関係者によると、中国の軍事関係者が東レの最先端の炭素繊維を入手するよう大阪の商社に依頼。この商社に依頼された静岡県内のベンチャー企業が東レの子会社に「水素発生装置のボディーに使う」と虚偽説明を行い、平成21年にサンプル約1キロを確保し、経済産業省の許可を得ないまま中国に持ち出したとされる。

 米戦闘機の機体に採用される炭素繊維は、ミサイルやロケットの複合材に使われる恐れもあるとして、外為法で輸出が厳しく規制されている。東レによると、このベンチャー企業は実際に炭素繊維を使用するとした工場を準備する周到さ。サンプルを渡した後に社員が行くと、跡形もなくなっていたという。田中副社長は「フェイクの工場は水素発生装置も準備され、よほど仕組まれていたようだ。これほど巧妙に偽装されると今後も危ないかもしれない」と打ち明ける。

 約10年前、中国による日本の先端技術情報の流出工作を取材したことがある。兵庫県警が別容疑で逮捕した中国人の関係先を家宅捜索したところ、中国の政府系企業にファクス送信された中国語のメモを押収、半導体の生産時に排出される廃液の処理薬品を売り込む内容で、「この種の薬品は税関に申告すると面倒なことになるため、実物を手荷物として持ち込む」と書き込まれていたという。

 中国人民解放軍の関連企業の専用封筒も押収され、パソコンに保存されていた取引先リストにはこの企業と担当者名が記載されていた。この中国人は神戸で在日中国人組織の幹部や経営コンサルタントの肩書を持ち、最先端技術の研究開発で知られる日本企業で中国語の講師や通訳を務めながら技術情報を狙っていたとされる。

 同時に、中国人留学生や就学生を企業に紹介する事業を手がけ、情報流出工作を裏付けるように、「中国では文系の留学生より、先端技術を持ち帰った理系の留学生の方が優遇される」「日本は軍事転用が可能な技術管理が米国ほど厳格でないため、日本で学んだ学生が成果をあげている」などと関係者に語っていたという。

 これら非合法の工作が関税法や外為法に触れる事件として発覚するのは氷山の一角で、水面下で日本の最先端技術を狙った活動が横行していることを浮き彫りにしている。日本の防衛産業を標的にしたサイバー攻撃も中国がミサイルや潜水艦などの機密情報を狙った組織的犯行の可能性が濃厚とされ、日本が産業スパイの取り締まりだけでなく、防衛や外交機密の漏洩(ろうえい)にも無防備なことが指摘されている。

 日本の技術を狙っているのは中国だけではなく、10月には、東京地裁で高機能鋼板の製造技術を不正に取得したとして新日本製鉄(現・新日鉄住金)が韓国鉄鋼最大手ポスコを訴えた訴訟が始まった。韓国企業などは日本企業のリストラされた技術者を好待遇で雇うことで技術力を向上させたといわれる。情報漏洩の積み重ねが、日

引用終わり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121123-00000505-san-bus_all

工場まで作りますか? 水素発生装置まで備えるような? ……おおお、こらすごい。そんなことするなら、真面目に開発した方が早いような気もしますが。もっとも出来ないのでしょうけど。

正規の手順を踏んでも買えない? 自転車ではカーボン製品は台湾か中国で作っているのが当たり前ですから、これをやった人間はやはり軍関係の人間なのでしょうか? こわいですね。

基本的にだます方が悪いのですが、こういうのを守れない日本という国も問題なのでしょう。技術のみならず技術者の流出が現在の日本製品の凋落を招いてしまったことは周知の事実ですから。スパイ天国。今でもこのまんまです。くだらない法律の成立に力を注ぐなら、こういうところをしっかりとして欲しいですね。もちろん、リストラされた人の転職を妨げる事もできませんけど。

東レは韓国や中国にかなり助力していたと聞きます。それが数ヶ月前、社長か会長か忘れましたが、「今までのシフトしていた姿勢を改める」といったようなニュアンスのことを言っていたのを聞き、なんで変わったのだろう? と疑問に思っていましたが……。こんな事があったのですね(直接の引き金かどうかはわかりませんが。)。

民間の使用なら問題ないのでしょうか、軍ということは……。

ふう。もっと生産的、平和的なことの力を注いで欲しいモノです。


2013 スコット・ジェニウス720

2012-11-24 10:47:00 | 自転車
今の27.5インチブームの根拠とも言える、スコットバイクを駆ったニノ・シューターの活躍。ワールドカップのみならず、世界選手権でもセンターを勝ち取ったという戦歴をひっさげてコンシューマーモデルもリリースします。

ま、あっちはスケールというカーボンリジッドなんですが、気にしちゃ負けです(笑)。













http://reviews.mtbr.com/scott-genius-720-photos-and-preview

このジェニウス720は、ほとんどのモデルを29erに大胆に振ってきたスコットのミドルホイールモデルです(そんな言葉あったかな(笑?)結構前からデータは出回っていましたが、遅くなってしまいました。でも本国でもまだ2013のラインナップに加えられていません。開発に手間取っているか、ミッドモデルになるんでしょうか?

私が惹かれたのは、バランスです。このようにすっきりとしたたたずまいながら、150ミリというロングストローク設計。大径ホイールのメリット、27.5の取り回しの良さ、カーボンフレームの軽さ、前傾ポジションの確保による総合的なできばえは、期待感満載にさせるモノがあります。ハイトアジャストシートポストは……、うーんなくて良いかなあ……? どっちか迷うところですね。

スコットはオリジナルのショックユニットを作らせることが好きで、このジェニウス720もDTスイスに作らせています。軽量がウリですが、性能も悪くないでしょう。

このバイクは、『走る』という要素を可能な限り尊重するように見えます。1台で何でもこなすには最高の選択肢の一つではないでしょうか?


ここからは蛇足です。

スコットは好きなブランドなんですが、どうも組に良い記憶がありません。ちゃんとしたメカが組みないと実力を発揮しないかと。まあこれはどんなバイクにも言えることですが。

さらにゴールドウィンのホームページが、未だ持って2012なんですよ。一体いかなる事か? さすがに販売店にはちゃんと資料は行っていて、デリバリーも始まっているみたいなんですが……。どうしたんでしょ? サイクルモードにもいませんでしたし。

あ、今年のサイクルモードはちょっといやな感じでした。なにせ大手が全く出ていない。トレック、スペシャライズド、キャノンデール、GT、ジャイアント、マヴィック、そしてスコットも。大阪はさらに出展が少なかったそうです。ショップ向けの公開はさておき、一体一般人はどこで見れば良いんでしょうか? コンシューマーショーが大変なのはわかりますが、利益だけ得て、業界、ショップ、ユーザーを育てていかないと待っているのはあまり良い未来でないのは皆分かっていると思うのですが……。

話しを戻して。スコットは、2013モデルは少しでもフルサスを定番として入れて欲しいモノです。2012のラインナップは厳しいかと。MTB好きのアンテナから外れてしまいかねない状態でしたから。


シンクロスも加わったのですし、なんとか踏ん張って欲しいモノです。……ん? ひょっとして、シンクロスを入れないなんてことも……? いやいや、いやいやいやいや。ねえ?