BIKEBIND自転車日記ブログ2

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ライトウェイト、ラインナップ一新!

2012-04-19 19:46:00 | 自転車
驚きました……。完全にラインナップを変えてきました。ライトウェイトは完成度が高いので、コスメチェンジだけかもしれませんが。でもカーボンは中身を変えたのは表面からはわかりませんからね。

高級感は確実に増していると思います。……ま、ライトウェイトはすでにハイエンドの地位を確立しているので、べつに『感』はいらないんですけどね(笑)。



■ジプフェルストーム
●リム 幅19.5ミリ 高さ27ミリ
●スポーク F:20/R:24
●重量 F:450/R:575グラム
●体重制限 110キログラム


■ランドカーズ
●リム 幅19.5ミリ 高さ27ミリ
●スポーク F:20/R:24
●重量 F:450/R:575グラム
●体重制限 110キログラム

■フェーンウィグ
●リム 幅19.5ミリ 高さ81ミリ
●スポーク F:16/R:20
●重量 F:640/R:715グラム
●体重制限 100キログラム


■マイルンシュタイン
●リム 幅19.5ミリ 高さ53ミリ
●スポーク F:16/R:20
●重量 F:475/R:625グラム
●体重制限 100キログラム


■オートバーン
●リム 幅19.5ミリ
●重量 780グラム
●体重制限 120キログラム

http://lightweight.info/gb/en/



写真を見つけたのがこれだけです。しかしほかに兄弟モデルがあります。ランドカーズにはディスクが、マイルンシュタインにはクリンチャー版、オーバーマイヤー版の3種類が、オートバーンにはスポークモデルのVRがあります。

ジプフェルストームがヴァントゥー、マイルンシュタインがオーバーマイヤーとスタンダードG3の後継といったところでしょうか。

見た目でわかることは少ないですが、スポークはよりエアロになっているようです。リム幅は19.5ミリと今までのまま。幅広モデルが一つくらいあっても面白いのですけどね。まあライトウェイトの場合は性能がすべてを肯定しますから(笑)。あ、ライトウェイトのなかではマイルンシュタインがもっとも剛いのだそうです。許容重量は他よりも低めなのですけどね。自国の人間の体格が非常によいので、自転車としては珍しいほどの許容重量です。日本人では乗れない人はまずいないでしょう。

今まではスーパーハイエンドしかなかったのですが、上手い具合にグレード分けをしたと思います。流行のスーパーディープも揃えましたし。ライトウェイトが身近になる日も……、来るのかもしれません。


ライトウェイト・オーバーマイヤー・ゴールドエディション

2012-04-19 19:03:00 | 自転車
日本には入ってくるのでしょうか? いや、すでに入っているとか?

ライトウェイト・
オーバーマイヤーゴールドエディション


カーボンホイールの頂点、ライトウェイトの限定版の登場です。


http://www.lightbike-magazine.es/index.php?option=com_k2&view=item&id=596:lightweight-obermayer-gold-edición&Itemid=46


どこがゴールドなのかな……? と思ったら、スポークが金です(笑)。ま、性能には何も関係ないでしょう。世界限定、99セットということです。

しかしいくら日本人が限定物が好きだといっても、超高級品のライトウェイトだとおいそれと手が出ません。いや、これは私のような懐の寂しい人間の考えでしょうか(笑)?

あまりにも情報が少ないので本国サイトに行ってみたら……、びっくりしましたよ! 確定ではないですが、このゴールドエディションはオーバーマイヤーの有終の美を記念したモデルのようです。そう、フェーンウィグとマイルンシュタインだけかと思いきや、ラインナップのすべてが変わっているのです! 『G』シリーズという概念も捨て去るようです。

ライトウェイト、やる気です!

自転車にナンバー義務化の動き

2012-04-19 09:35:00 | 自転車
原因事態はほとんどスポーツ自転車乗りには関係ない話なんですが……、まわりまわってはた迷惑なことになるかもしれません。

以下引用
 自転車の放置と悪質運転を減らす方策として、東京都が防犯登録制度の強化と併せ、登録番号をバイクのナンバープレートのように大きく表示できないか検討を始めた。6月にも業界関係者らによる検討会を設置し、これらを含めた自転車総合対策の条例制定について議論する。所有者の責任をより明確にし、年100億円を超える市区町村の放置自転車対策コストを減らす狙いもある。【佐々木洋】
 都内の自転車保有台数は約900万台。09年度には1割近い約74万台が放置自転車として撤去され、各市区町村の保管期限(1~6カ月程度)を過ぎた約31万台が処分された。自治体の撤去や駐輪場維持費は01年度以降増え続け、10年度は総額135億円に上る。デフレで自転車の低価格化が進んだことも「乗り捨て」を助長している面がある。
 所有者が不明になる大きな要因が、防犯登録制度に転居や譲渡した場合の明確な規定がないことだ。
 防犯登録は94年に自転車法で義務化された。購入時に登録料(一般的に500円)を払うと番号を印字したシールがもらえ、各警察本部で保管されるデータは盗まれた場合の照会などに利用される。登録しなくても罰則はないが、都自転車商防犯協力会によると、登録率は約9割と高い。
 だが、持ち主が移ったり住所が購入時と変わったりすると、連絡を取るのが難しくなる。このため検討会では、ナンバープレートと同じような変更登録の義務化も議論する。

引用終わり
http://mainichi.jp/feature/news/20120418dde041040012000c.html
MTBだって、ロードバイクだって、クロスバイクだって、ミニヴェロだって、BMXだってたいていの自転車乗りは自転車を放置するようなことはしませんからね。

放置自転車はいくつか原因がありますが、そのうちの一つに自転車の陳腐化があります。安くなることを否定はしません。それは商品の必然であり、恩恵を受ける人間が大多数だからです。でもそれは内容が伴ってこそです。修理するのに本体よりも費用がかかる、そもそも修理が出来ない、買って数ヶ月でさびさびになってしまう。それは商品として正しいのでしょうか? べつに5000円の自転車だって、大切にして安全運転をし、放置などしなければ何も問題ないのですが、残念ながらそういうものを選ぶ人はそこら辺を疎かにする傾向にあります。そして価格に関わらず陳腐な物は人間に大切にさせる心を持たせないのもまた事実です。

折に触れて書いていますが、自転車は車両です。時と場合によって命に関わる事態が発生します。走り方も言わずもがなですが、安全に走れるような整備義務もあります。法律で書かれていないからと言って、義務が存在しない訳ではないのです。それは社会を構成する大人の良識です。

気軽に乗れる自転車は社会にとっても人にとっても、非常に価値のあるものです。しかしナンバーや免許がないぶん、それなりの自制が求められます。でもナンバーがついたからといってそういった自覚が芽生えるかと言われれば……、そうではないと思います。それは別の話でしょう。どうも行政のすることはいつも本質から外れていますね(苦笑)。

さらに文中にもありますが、現在でも防犯登録は義務となっています。それはほぼナンバーと同義です。なのに役に立っていないのは……、実は警察の怠慢だったりします。あまりに多すぎるせいか、はたまた自転車に対する認識が軽いせいか、盗難やそのほかの問題があっても真剣に対応してくれないのです。防犯登録は有料で、警察のコンピュータに一括して管理されているはずなのですが(そのための登録金です)、盗まれた人たちが訴えに行っても、買った自転車屋に行って調べてもらえという理不尽なことを言われるのです。本来なら端末で簡単に調べられるはずなのですが……。こういったたらい回しや、探しても無駄といった経験、感情が自転車を大切にしないことに拍車をかけているのでしょう。あまりにも残念なことです。

自転車だけの話ではないのですが、どうも世の中は物を無駄にしすぎます。『物を大切にする』この簡単にしてもっとも基本的なことを認識する、認識させない限りこういったことは繰り返されるでしょう。

もっと本質を。そう思ってやみません。我々のような普通に自転車を大切にしている人間、ごく当たり前に放置などをしない人間が、ルールを破る人間たちのしでかしたことの割を食うなんて……、納得がいきませんよね?