BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

インダストリーナイン、エッジ本格採用へ

2010-04-30 05:26:00 | 自転車







http://www.bikerumor.com/2010/04/28/industry-nines-new-carbon-mountain-bike-wheels-with-proprietary-edge-rims/#more-17388

インダストリーナイン

私の大好きなホイールブランドです。

しかし元々がハブとアルミスポークの組み合わせ技術という、特殊な出自だったので完組ホイールメーカーとしては苦戦していたというイメージが否めませんでした。

DTスイスのリムを使っているモデルなどは非常に手堅く、好印象でしたが、軽量モデルになるとNO TUBEの製品などを使って、私の感想としては「一流であるハブとスポークにふさわしいバランスではない」と考えていました。

ですがロード用のホイールにエッジ製のカーボンリムを採用し、そしてさらにMTB用に26インチ用、29インチ用、チューブラー用という素晴らしい布陣を揃えてきました。XC用とオールマウンテン用もあります。

オールマウンテン用はリム幅30ミリで1720グラム、XC用はリム幅24ミリで1480グラムです。

けっして超軽量とは言えませんが、完成度としては期待しても良いと思います。

1360gの衝撃! Aクラス・VXD1 MTBホイール

2010-04-30 05:13:00 | 自転車









http://www.bikerumor.com/2010/04/28/lightweight-scandium-vxd-1-mountain-bike-wheelset-from-a-class/#more-17393

既にスカンジウムの超軽量リムはラインナップされていましたが、やはりというか必然的に完組ホイールを出してきました。このリムをブログ書いたのはちょっと前なので、覚えている人もいるかもしれませんね。

Aクラス・
VXD1


前後合計1360グラム超軽量ホイールです。

スポークはサピムを使用していて、なんとフロント28H、リヤ32Hという軽量ホイールにはないようなスペックでこの重量を実現しました。

ハブがアメリカンクラシックっぽいのが気になりますが……。

レクサス・電動バイク

2010-04-29 22:04:00 | 自転車
クルマメーカーは色々な道を模索していますね。世界経済の牽引役だった時代はあと数十年で終わりを告げようとしています。もっと早いですか?

太陽発電、風力発電や家庭用蓄電池などを利用したスマートグリットなどもその一環なのでしょう。

今までも多くのメーカーが自転車に参入しては失敗していきました。今ちゃんとしているのは……、フェラーリくらいですか。それもコルナゴに丸投げですからね。

ポルシェ、BMW、アウディ、GM、ランボルギーニ、ホンダ、スバルなどなど。ああ、プジョーとルノーはそこそこ成功しました。というかプジョーはクルマより先に自転車でしたから。今のは単なるライセンス商品ですが。ルノーはその昔、ジャイアントに技術協力していましたし。BMWもテレレバー式のMTBを作っていたんですよ? ポルシェだってオリジナルでした。

……割に合わないのでしょうなあ。

そしてトヨタも社内起業で小径車があったりしましたが、どこへいったやら……?


http://www.bikeradar.com/news/article/peugeot-unveil-sr1-concept-bike-25414
プジョー コンセプトバイク


http://www.bikeradar.com/news/article/bmw-to-sell-m-series-bicycle-25481
BMW バイク



今回のメインは

















http://www.bikeradar.com/news/article/lexus-show-off-high-tech-concept-bike-25927

で、今回はレクサスブランドで挑んできました。

レクサス
電動バイク


結構前に書いた気がしたんですよ。そしたら2008年の年末でした。基本的にそのままですが、シフト関係がシマノDi2デュラエースになっていますね。

そこそこ完成しているみたいです。

でもですね、
クルマメーカーが致命的に理解していない
のが
サイズ
なんです。

ホンダもダメでしたね。DHバイクを作っても、ステムだけで対応しようとしていました。それではお話にならないのです。自転車は機械では無いのです。手足の延長といった方がいいでしょう。ある科学者が言っていました。
「サイボーグ(サイバネティックオーガニズム)とは、器具を使いつつも意識を配らずに動かすことが出来る。それはさながら人が自転車に乗っているように」
と。

このレクサスはそれを何処まで理解しているのでしょうか?

まず、サイズありき。性能はその次なんです。性能はもちろん期待していいでしょうから。25センチの靴を22センチの人が履こうとしても履けない。無理矢理に履いても動けない。28センチの人なら? 入るけど運動には向かない。通常歩行ででも引っかかって転倒の危険性がある。

そういうものなんです、自転車って。

一人でもきっちり自転車の本質を分かっている人間が絡めば、大化けすると思うのですが……。

むしろ私にやらせてほしいですなあ(笑)。




追記

前に電動アシストと回生システムかな? という予想について書いたので、ちょっと今回の解説が雑でしたね。

このバイクはクランク回転を助ける
『電動アシスト』
とモーターで変速する
『電動変速』
二重の意味での電動
となっているようです。

アシスト機能は前後のハブに内蔵されたモーターで行われ、
二駆駆動! のようなのです。……マジですか? これが真実ならすごいですね。自転車の2WD化は様々な手法で試されてきました。その中でもユニバーサルジョイント、チェーンドライブが多かったですか。このホイールインモーターが現実なら画期的な二輪駆動技術です。

そして電動変速。これはDi2を使っていますがあくまで利用しているだけで、中身をごっそりと作り替えているとのこと。リヤハブは2011年登場の11速ではなく、2008年に作られたときに既にあったアルフィーネ8速のシステムを流用し、Di2シフターで動かしているようなのです。

確かにシフターそのものはスイッチにしか過ぎず、変速に使用するCPUやモーターなどは、トヨタの技術者なら幾らでも変更できるはずです。これは基本的に自転車業界の人間には無理ですね。自転車屋では現行の電動アシストバイクですらもメーカーに送り返すことが多いですから。

コンセプトバイクとはいえ、胸が高鳴る作りです。どこまで本当なのでしょうか?

楽しみですねえ。


前後ハブに 240Wモーター内蔵
25.9Vリチウムイオン電池
ベルトドライブ
17キログラム


ジョニーももう歳だなあ……

2010-04-29 05:15:00 | 自転車




http://www.bikeradar.com/news/article/john-tomac-pops-in-for-tea-at-bikeradar-hq-25910

インタビューを受けているんですが、いやあ、なんというか……。

お年を召されましたなあ……。

最強のMTBヒーローだったんですがね。

いや、MTBとだけくくるのはもったいないですか。

BMX、クロスカントリー、ダウンヒル、ロードバイクと非常に多岐にわたるジャンルで一級の力を示しました。

ジロ・デ・イタリアに出たこともあるんですよ。

新井で来日したときに、写真を一緒に撮ってもらいましたね……。


齢を重ねても、強くて優しい眼は変わりません。

ジョニーTのままです。