BIKEBIND自転車日記ブログ2

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インテンス・ACV登場!

2016-07-08 19:03:00 | スーパーファット
インテンス・ACV

確かインテンスでは初のファット+となるはずです。そしていきなりカーボンフレームです。

うーん、本気ですねえ(笑)!





http://www.pinkbike.com/news/first-look-intense-acv-275-trail-bike-2016.html
http://www.intensecycles.com/bikes/acv





■スペック
●フレーム モノコックUDカーボン、アルミリンク 148ミリブーストエンド
●ホイール 27.5プラス 2.8まで
●トラベル 115 or 130ミリ
●重量 2420グラム(Mサイズ、ショック無し)

ACVとはなんぞや? と思いましたが、AIR CUSHIONED VEHICLEの略だとのこと。エアー・クッションド・ビークル、きっと極楽のような乗り心地なのでしょう(笑)。

リンクはアロイとカーボンという表記が両方アリ、どちらなのだか?

始め見たときは、「遂にインテンスが新型サスペンション?」と思いました。理由はリヤエンドです。まるでスプリットピボットのようにシートステーとチェーンステーが独立しているように見えたのです。……、ただの塗装でした(笑)。なので従来からのVPPのままのようです。

リヤトラベルが115 or 130ミリという数字なのに対して、フロントフォークが150ミリとなっているのはちょっと珍しいですね。最近は前後トラベルはほぼ同じというのが基本ですから。でも私は古い人間なので、こういうの好きです(笑)。フロントを最大限に生かしつつ、リヤはフォロー的な使い方でトラベルを抑えることにより踏み込みや反応性を高める。

あと、ファット+というのは、実は日本に向いているのではないかと思って居ます。重量はノーマルモデルに比べると少し増しますが、タイヤを一般的な2.1インチクラス(ホイールごと変更する必要があるかも)すればマッドコンディションでも簡易フェンダーをつけても大丈夫なくらいクリアランスがあるはず。

べたな意見ですけど、車輪をもつ乗り物はタイヤが命ですねえ。


リッチーもファットプラス!

2016-03-19 06:21:00 | スーパーファット
さあ、リッチーもファット+です。

サイズは27.5ですね。リッチーだと遅くて遊ぶということではなく、トレイルライドの一つの形として選んだのではないでしょうか?


http://www.vitalmtb.com/photos/features/2016-Taipei-Bike-Show,9871/Ritchey-27-Hardtail,102390/sspomer,2


見た目通り、ティンバーウルフをベースとしているようです。フロントはサスペンションに依存しますから、リヤのクリアランスを広げたという感じでしょう。

あとリッチーはレースこそ2.0か2.1インチを使用していましたが、トレイルのために太めのタイヤを用意していました。古いMTBファンなら覚えているでしょう、赤のZマックスです。しかもコンパウンドは当時にあるまじきなくらいソフトでした。

しかし最近のリッチーは新作を次々に投入しますね。今までは数年間新作がないなんて、ざらでした。というかフレームはなくなる寸前まで行っていました。基本的にリジッドフレームなので、開発しやすいというところがあるのでしょう。

このティンバーウルフ27.5+も、きっと楽しいトレイルバイクでしょう。


アイビスもスーパーファット!

2015-12-20 23:42:00 | スーパーファット
アイビス・ティラニーファット

29erモデルもそのままあります。そこにスーパーファットモデルも追加という形です。








http://www.bikerumor.com/2015/12/14/ibis-tranny-gets-new-look-w-trans-fat-4-fat-bike-build-retrofit-available-too/
http://www.ibiscycles.com/bikes/trans-fat/

カーボンモノコック製で、通常のティラニーと同じようにリヤ三角が取り外せます。重量は3.25lbs。

OLDはフロントは選択フォークに依りますが、リヤは177×12ミリスルーアクスルで、タイヤは29erの4インチ幅までOKです。

アイビスはタイヤ周りのワイド化の有効性にいち早く対応しているメーカーでもあります。フレームは当たり前なのですが、ホイールもリリースしています。












http://www.bikerumor.com/2014/12/19/just-in-ultra-wide-ibis-741-carbon-27-5-wheels/

こちらは27.5と29erの通常幅タイヤ用ですが、従来の物より大幅に拡幅しており、装着するタイヤもそれに引きつられて結果として太くなります。これだとファットプラスまで入らなくても、既存のモデルでワイド化が出来て、なんちゃってファットプラスまでいけるでしょう(笑)。それでも効果は抜群かと。

日本だと結構細身を好む傾向があります。上りを楽にしたいという考えもあるんでしょうけど、昔からの山サイの流れもあるのかと。でも太タイヤは下手なショックのグレードアップよりも効きます。出来ればカーボンリムとチューブレスレディで乗って見て欲しいですね。



キャノンデールもスーパーファット!

2015-11-23 08:59:00 | スーパーファット
ファットCAAD1

これがこのバイクに与えられた名称です。














http://www.bikeradar.com/mtb/news/article/the-cannondale-fat-caad-1-is-every-bit-as-fancy-as-it-is-fat-45751/

本来、キャノンデールは他のメーカーと一線を画す、エキセントリックなバイクを数多く作ってきました。しかし最近は手堅いものばかり……。もちろん、それらのバイクは良品ですし、魅力的なのですが。まあ、一度、盛大に失敗したので仕方なくはあるのです(苦笑)。

そのなかでこのファットCAAD1は、なにやら往年を思い出すようなバイクです。デザイナー達は入れ替わっているんでしょうけど、こういうのをやらせるとキャノンデールは実に上手いと私は思います。


ハドレーだってスーパーファット!

2015-11-01 02:57:00 | スーパーファット
ファットバックというアラスカに居を構える所の名義となっています。

でもデカデカとハドレー製! と書いています(笑)。







http://fatbackbikes.com/product/fatback-us-made-hadley-hubs/

OLDはフロント135ミリ、リヤ170ミリです。

ちゃんとXDドライバーカセットボディも準備されています。シマノ11速は記載はされていませんが対応しているかと。XTRとXTが使えない高級ハブというのもあり得ないでしょうから。

スーパーファット対応のハブとしては間違いなく1、2を争う逸品でしょう。ハドレーの良さは剛性と滑らかな回転にあります。特にホイール外周部が重いスーパーファットにはこの剛性は効くでしょう。

ハドレーはとてもとても良いメーカーなのですが、如何せん自社のホームページがありません。故に分からないことが沢山あります。本業の傍らに製作しているということですが、もうちょっとエンドユーザーに優しい方がありがたいですね(笑)。