BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

モアパワー! ガルファーの223ミリ径ディスクローター!!!

2018-04-20 18:05:00 | ディスクブレーキ
でっかいんですけど……、最近の27.5、29erのビッグホイールにはそこまで違和感がありません(笑)。






フローティングローター
180ミリ


203ミリ
HPに行ってみたら面白いモノがあったので……。
https://www.mtb-mag.com/nuovi-dischi-freno-galfer-wave-da-223mm/
http://www.galfer.eu/index.php/en/galfer-bike



203ミリを越える径のディスクローターは久々に見ました。過去にはいくつかありますが、最近だとヘイズの9インチローターあたりが代表で
しょうか。でもいつの間にか消えました。これはおそらくディスクブレーキの進歩によって制動力が上がり、ローターの大径化に頼る必要がなくなったのと、小径ローターによって依り適切なコントロール性を得るのが目的だったのでしょう。

それでは何故今回ガルファーがこのような大径ローターをリリースしたかというと……。おそらく従来からあるDHバイク用ではないと思うのです。Eバイク、スーパーファット、29erDHバイク。ここらが影響しているのかと。速度域の常勝とホイール周りの重量化により、今までを越えた制動力を必要とすると考えたのではないかと。

Eバイクの爆発ぶりは、日本にいてはあまり実感がありませんが、本当に凄いようです。洋の東西を問わず、人は楽をしたい生き物なようです(笑)。そんなのは自転車ではないと言う人も多いでしょうが、早く遠くへというサイクリングの基本的な欲求をアシストしてくれるEバイクは、シリアスレーサーではなく、本当に一般的なユーザーへ訴ええかけるものがあるようです。一台当たりの単価の高さ、モーター&バッテリーユニットが他社生産で問題ないこともメーカー参入のきっかけになっているでしょう。

マグラもそうですが、ガルファーやそのほかの欧州勢はこの流れをしっかり捉えようとしています。日本は……、ま、厳しいですか(笑)。



マグラ、125周年記念モデルとフラットマウントモデル!

2018-04-20 00:51:00 | ディスクブレーキ
マグラ・MT1893

マグラが操業125周年だそうです。

ハンパな気がするとかは言ってはいけません(笑)。




MT1893
●スペック
■マスター カーボテクチャーSL HC3アルミブレーキレバー1フィンガー
●スレーブ アルミ 4ピストン
■ローター ストームHC
■重量 245グラム





MT8 SL FM
●スペック
■マスター カーボテクチャーSL HCカーボレイレバー 1フィンガー
●スレーブ アルミ2ピストン
■ローター ストームSL2
■重量 200グラム





MT4 FM
●スペック
■マスター  カーボテクチャー アルミレバー
●スレーブ アルミ
■ローター ストームHC
■重量 230グラム
http://www.magura.com/en/components/
https://www.bikerumor.com/2018/04/17/magura-shows-flat-mount-mtb-brakes-limited-edition-chrome-125th-anniversary-brakes/
http://www.magura.com/media/998267/2018_magura_katalog_de-en_lowres.pdf

記念モデルのMT1893は、マグラが最近力を入れている最新形状のHC3レバーを搭載し、キャリパー側はクロムカラー4ピストンのモノ形状を投入、最強のストッピングパワーを持つスペックになっています。これで不足を感じるシチュエーションはDHにだって存在しないでしょう。カラーはクロム基調として各部を12色から選べるそうです。

MT8もかなり様子が変わっています。今まで私がMT8のモデルカラーとして捉えていた赤以外のモデルが増えているのです。MT8 SL、MT8 SL FM、MT8レースライン、MT8カーボンとまあ4種類もあるんです。レバーとかのほんのちょっとの違いなんですけどね。不思議なことをします。

MT8 SLとMT4 FMはロードバイクディスクブレーキ規格、フラットマウントに対応するモデルということです。リヤに一部のメーカーが採用していることもありますが、マグラはこれから増えていくことを見据えているのでしょう。用心しなければ。

久しぶりにマグラのページを見に行ったら、結構変わって居てびっくりしました。特に驚いたのはサスペンションです。2016年に見たEバイク用倒立サスペンション、ボルトロンは普通にあったのですが、それ以外がTS8くらいしかないのです。いやバリエーションとしてはTS8が電子ダンパーモデルや27.5、29er、100、120、150ミリトラベルと基本を抑えてはいるのですが、一時期の充実ぶりが嘘のようです。

うーん、フォックスとロックショックスのテクノロジーの躍進はそんじょそこらのメーカーではついて行けなほどですが、マグラもその力に屈したというところなんでしょうか? 個人的にはマグラの力を信じているのですが。あ、自分で買い手置いて後で気がついたんですが、これはWPと手を組んだためですか。今後WPの技術が導入されたモデルを順次投入するための空白期間。……だといいなあ(笑)。

<iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=bikebind-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=B0725RV8BF&linkId=90daaceb72b049f363ec912a9dd797c8&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr">
</iframe><iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=bikebind-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=B008GD7RW2&linkId=8e0dc11fbeb4cd36feb7a62269a7f195&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr">
</iframe><iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=bikebind-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=B075KJFXXZ&linkId=7187d5cd4016020e64e5f3cefdc4e062&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr">
</iframe>

ケーンクリーク・・eeブレーキ、第四世代に突入!

2018-04-19 22:40:00 | ディスクブレーキ
ケーンクリーク・
eeブレーキG4


より軽く、スムーズに、28Cタイヤに対応する改良が施されたようです。









http://www.canecreek.com/product/eebrakes-g4/
https://www.bikebiz.com/products/collaboration-no-2-for-cane-creek-and-craig-edwards-on-eebrakes-g4

●スペック
■素材 CNCハイグレードアルミ、チタン、ステンレス
■対応リム 19~28ミリ
■対応レバー シマノ、カンパニョーロ、スラム 
■重量 ノーマル F:85.3グラム R:83.7グラム、ダイレクトマウント F78.4グラム R:78.2グラム

eeブレーキがケーンクリークに買収されたときは驚きましたが、良い買収先を見つけたなとも思いました。大量生産を求められず、マニアックなメーカーとしての価値もそのまま保持できるのではないかと。先日のチタンクランク・eeウイングもそうですが、良い方向に動いているようでなによりです。

G4というと……、どれがどれだか派私にはわかりません(苦笑)。ケーンクリーク傘下に入ったときにはおそらく第三世代だったのでしょう。今回の変更は比較的分かりやすいです。でもその前はなんだったんでしょう?大まかな形は変わっていないですから、細かいところだったのでしょう。

リム幅というのはメーカーホームページに倣いましたが、まあタイヤの太さですね。最近標準となったMAX28ミリです。これはシマノもカンパもそうなりましたから、タイヤメーカーがそこら辺を頭に入れるのは必至で、対応していないブレーキは自動的にはじかれてしまいますから当然です。迅速な対応で、とても好感が持てます。

他にもプラスチック製だったバッジがアルミ製になったり。内部のライナーが長くなったり、内蔵ワイヤシステムに対応してスプリングが強くなったり、ボルトが4ミリヘックスからT25のトルクスになったり。変更点は結構多岐にわたります。

従来規格のフレームユーザーには必要のないモノです。しかしここ数年、そして今後の製品にはこちらでないとダメになるでしょう。きちんとした選択が必要ですね。


Sponsored Link

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ピストバイク ブレーキレバー CANE CREEK SCR-5 BRAKE LE...
価格:6415円(税込、送料別) (2018/4/19時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Cane Creek eeBrakes ダイレクト Mount Caliper ...
価格:55996円(税込、送料無料) (2018/4/19時点)




シマノ・デオーレXTに4ポットモデル追加!

2018-04-18 23:45:00 | ディスクブレーキ
シマノ・
デオーレXT BR-M8020


デオーレXTに、久々に17/15ミリセラミック・フェノールピストン4ポットモデルが復活です。












マスターは変わらない模様
https://singletrackworld.com/2018/04/shimanos-deore-xt-m8020-4-piston-disc-brake-is-here-plus-confirmed-weights-uk-pricing/

パワーはプラス20%だとか。近年急激な伸びを見せるeバイク市場に対応するためのモデルだそうです。なるほど、XT STEPSを出したからには、それにふさわしい高速度域用のブレーキが必要と言うことですね。

近年のシマノ4ポットディスクブレーキはセイントとZEEで展開されていました。今回もその流用だと思って居たのですが、あちらのピストンは18/16ミリだそうで、このBR-M8020は17/15ミリらしく、しっかりオリジナルモデルでした。形式としては鋳造の2ピースモデルとなります。

重量はフロント301グラム、リヤ317グラムで片方当たり40~50グラムほど重いそうですが、必要なブレーキには替えられないかと。

なんだかんだでシマノのディスクブレーキは使いやすい製品です。消耗品も予備パーツも手に入れやすいですし、セッティングも出しやすい。そんなメーカーのラインナップが拡充することは、大歓迎です。

シマノ……、頑張って下さいよ!

Sponsored Link

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

SHIMANO DEORE XT フロント Hydraulic ディスク Bra...
価格:26838円(税込、送料無料) (2018/4/19時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

シマノ XTR SM-RT99 センターロック・ディスクローター 160mm
価格:5500円(税込、送料別) (2018/4/19時点)



ホープ、ディスクブレーキ用アシストレバー!

2016-09-30 16:21:00 | ディスクブレーキ
油圧ディスクブレーキ用のアシストレバーです。どこかがやるだろうと思って居ましたが、ホープでしたか!











フロント


リヤ
http://road.cc/content/tech-news/206054-hope-unveils-new-inline-hydraulic-crosstop-brake-levers-paul-oldham-winning
http://road.cc/content/tech-news/203735-eurobike-2016-hope-show-new-road-calipers-and-hubs

いやいや、再開したとたんパソコンが不調になるというのも嫌な話です(涙)。あれこれクリーニングしたら戻りましたが……、ひょっとすると新しいOSのが出て来たせいかなあなんて邪推しています。MAC OS SIERRAですか? いつの間に出ていたのやら? 世の中はiPHONE7の話題ばかりだったので……。もはやコンピュータは話題にする価値がないとか?

それはさておき、

昔からの自転車乗りにはホープというのはどうしてもディスクブレーキかハブというイメージがあります。しかし最近はあくまでMTBに軸足は置きつつも、ロード用のコンポーネントも積極的にリリースしています。このアシストレバーもその一環です。

ワイヤ式だと本筋側のブレーキングフィールが損なわれてしまうこともままありますが、油圧式ならそれもまずないでしょう。しかもおそらくはほぼ100%のストッピングパワーも出せるでしょう。

いまのところホープは電動シフトを作る力はないでしょう。というか電動シフトの社外品は基本的にありませんから、パテントか技術かなんらかの障害があるんでしょう。ホープだけにクリアしろというのは無茶ぶりですね。でもレバーの先のアシストレバーとキャリパー本体を作ってきたのは立派です。確かホープはドットフルードでしたから、ミネラルオイル対応ということになるのでしょう。

これも良くできていますが、私見ではディスク用アシストレバーにはラジアルマスターの方が適していると思っています。理由は簡単、より内側にセット出来るからです。ハンドル幅が狭い女性やアジア人などはよりメリットがあります。ま、ここらへんは今後に期待ですね。

ああ、これは本格的なグラベルロードにも広く受け入れられそうですね。荒れ地でのハンドルの押さえ込みは、どうやっても横一文字がやりやすいですからね。