BIKEBIND自転車日記ブログ2

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フォーカス・新完全内蔵型Eバイク!

2016-06-19 19:23:00 | Eバイク
フォーカス・VAE

完全内蔵というのも変な表現ですが(笑)。でもそう言っても良いのではないでしょうか? ひょっとするとEバイクのデザインの歴史を変えるモデルかも……?








電源の接続部?


バッテリーユニット?


ハンドル左のコントローラー




http://www.velovert.com/information/11476/projet-y-focus-sublime-le-concept-du-vae

いや、見事です。ダウンチューブにここまでEバイクユニットを一体化させるとは。Eバイクにありがちな自転車としての違和感がありません。以前エントリーしたニコライもかなり好みですが、あれはユニットをデザインの一部とする手法です。対してこっちはバイクとしての違和感のなさがコンセプトだと感じ取れます。極太ダウンチューブですが、最近は結構あるデザインなのでうまくまとめたと思います。

バッテリーは253Wh / 7.0Ahの容量を持ち、モーターは250Wとなっています。ここまで備えて13キロアンダーという重量は立派です。ほとんどの乗り手はまるでノーマルバイクのように走らせることができるでしょう。

モーターはBBシャフトに直結させる形式なようです。ダウンチューブとシートチューブをちょっとオフセットさせることで、空間を稼ぎ出しています。クランクはFSAなのでなにかしら細工が施してあるか、はたまた左右クランクとBBシャフトを分割させる新型を使用して、BBシャフトだけオリジナルなのか。こればっかりは開けてみないとわかりませんね(笑)。

市販しても良さそうな出来映えです。さて、一般ユーザーの手に届くのでしょうか? 楽しみですね!



ウィリエールもEバイク!

2015-10-20 23:42:00 | Eバイク
リアルスポーツではなく、コミューター的なバイクです。初期のジャイアントと同じようにリヤキャリアを備え、その上にバッテリーを積んでいます。

採用システムはボッシュです。




http://www.bikebiz.com/news/read/e-bike-news-bosch-performance-cx-and-wilier-dips-toe-in/018527

写真のモデルはフルカーボンですが19.2キロあるようです。エントリーモデルのアルミモデルは21キロということなので、いわゆる一般車と同じくらいの重量です。ただフェンダーやスタンドなどオプションパーツが最初からかなりついているようなので、本気を出せばもっと軽く出来るかも知れません。

このバイクのパワーユニットはボッシュですが、実はシマノもヤマハもかなりシェアを伸ばしています。ちょっと前までボッシュ一強体制になってしまうと思わされる状況でしたが……。Eバイクの市場はまだまだ広がるんでしょうね。



ジャイアント、電動アシストロードバイク!

2015-08-28 22:53:00 | Eバイク
おー、これはいいんじゃないですか?

Eバイクとなると、とたんにデザインが訳が分からなくなってしまうものが多い中で、これは最低限のラインを突破しているのではないかと。このジャイアントは厳密にはEバイクではなく、電動アシストですけど。



http://road.cc/content/buyers-guide/162436-buyers-guide-electric-bikes

トレック、本気のEバイク・パワーフライ+FS & パワーフライ+ESD登場!

2015-02-17 03:01:00 | Eバイク
今までも海外ではツーリングモデルかクロスバイクにEバイクがありましたが、今回のパワーフライはピュアスポーツバイクにモーターを組み込んだ主戦場にかちこんできました!


















各部アップ







フレーム単体





ボッシュのモーターユニット



パワーフライ+FS9


パワーフライ+FS7


パワーフライ+FS6



パワーフライ+WSD7


パワーフライ+WSD5
http://www.mtb-news.de/news/2015/02/12/trek-powerfly-fs-mit-bosch-antrieb/

天下のトレックが作るEバイクですから、興味津々ですね。私だけでなく他メーカーもそうでしょう。

予想はしていましたが、ユニットは世界のEバイクでもっとも選ばれているボッシュ。深い関係にあるシマノはここでもダメでした。STEPSは良いと思うんですがね……、苦戦を強いられています。

今回トレックは27.5インチ、120㎜トラベルのアルミフルサスと、27.5インチ100㎜フォークアルミWSDリジッドモデルを用意してきました。

ボッシュユニットは時速25キロまで60nmのアシスト能力を持ち、400Wh、11Aのバッテリーを搭載します。またターボ、スポーツ、ツアー、エコという4パターンにモードを切り替えることができるようです。

今までは日本に上陸している大手スポーツメーカーのEバイクは、なかなか普及しませんでした。それは日本の道交法に適合させるように仕様を変更するのが面倒であったという側面もあると思います。しかしこのパワーフライは簡単に適合できそうです。

あー、売れそうな予感がしますよ(笑)。

ただ、FSは15.5インチモデルがあるとはいえ、WSDバージョンもあるべきではないかと。力がないのは間違いなく女性ですから。ここらへんは今後に期待しましょう。


ニコライ・エンデューロ用Eバイク

2015-01-13 12:11:00 | Eバイク
ニコライ・イオン16e

Eバイクのデザインもここまで来ましたか……!


















カタログから


こちらは旧タイプ このモデルも捨てがたいですが、自転車を越えてしまって居ます(苦笑)
http://nicolai.net/
http://ebike-mtb.com/en/massive-the-new-nicolai-ion-16-e-boxx-2-2/

フレーム素材アルミ、トラベル160ミリ、全体重量23キロ(モーター無しフレーム重量5キロ)、最高時速45キロ、完成車価格8500ユーロ

ユニットは同郷のボッシュ、第2世代モデルです。ステルスとかヘインブリンク、キャノンデール・コンセプトモデルなど個人的にかなり好評価なEバイクはありましたけど、これは決定的な気がします。普通にMTBとして格好いいです!

バッテリーとユニットの位置を各社試行錯誤してきました。これからもまだ悩むでしょう。多くは前三角をほぼ四角くらいなまでに大きく取って、バッテリーを三角内に納めていました。ユニットもフレームに違和感ある形で取り付けられていました。ニコライは角パイプと1×11ドライブトレインを上手く使うことで、エッジの効いたデザインに仕上げています。重心とマスの納め方もほぼ理想的でしょう。

このイオン16eなら、フジミパノラマなどのゲレンデやオフシーズンなどにも、下りの練習が好きなだけできます。

価格も思いっきりゴツイですが(笑)、今のハイエンドロードバイクに比べたらかわいい物でしょう。一つEバイクデザインの到達点だと思います。

惚れましたよ(笑)!