でロッキーマウンテン・アルティチュードです。
従来のロッキーオリジナルリヤサス『ETSX』を廃してまで出てきた新作です。個人的にETSXはMTB史上に残る名作だと思っています。衝撃の吸収性もさることながら、伸びるときの絶妙なフォロー感がたまりませんでした。走っていて非常に楽しいバイクだったのを覚えています。
それを変えてきたと言うことは、当然それ以上の能力があるのでしょう。否が応でも期待が高まります。
見た目では4バーリンケージのごく普通な形式です。証であるホルストリンクからも間違いなさそうです。しかし、シートステーとリンクの位置の低さが気になります。剛性を出したくてコンパクトにしたのでしょうか? 違うような気がします。
同社のスレイヤーもリヤ三角を小さめに作っていました。なにか理由があるはずです。
トラベルは140ミリで、XC寄りのオールマウンテンが狙いなようです。
しかし4バーリンケージといい、はS字ダウンチューブといい、低めなトップチューブといいまるでスペシャライズドですな……。
そして流行なのかカーボンリジッドも用意してきました。個人的にはスペシャライズドのエピックのようなバイクが出てきた今、あまり価値を見いだせないのですが……。
ストイックでレーサーでリジッドしかいやだいっ! と言う方におすすめです。