BIKEBIND自転車日記ブログ2

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ゴアライドオン再上陸

2010-10-31 02:32:00 | 自転車


こんな風にして、他社製品とワイヤの引きの感触を比較させるなんてことをするのは……、ニヤリ。そうですヤツが帰ってきました!

ゴアライドオン

スラム・レッドの標準ワイヤなので、手には入るのですけどね(笑)。でも気軽に手に入れられたら、いいですよね。




ゴアテックスという素材はとても不思議な性質を持っていて、スタートはあくまで防水透湿素材だったのですが、人工血管などにも使われますし、工業用の特殊な水を作り出すための濾過装置にも使われています。このワイヤに至っては潤滑コートとして使われていますし。

なんなんでしょ(苦笑)?

日本の代理店(ゴアテックスそのものの)のページを見ると、フッ素樹脂(PTFE)の一種であることがわかります。特にフッ素と炭素のみで形成される特殊なもののようです。エンジニアリングプラスチックなんですね。

特性としては

1.熱に強い   
2.薬品に強い   
3.接着しにくい  
4.滑りやすい、
5.絶縁性が高い・誘電率が小さい  
6.紫外線に強い  
7.屈折率が小さい

http://www.jgoretex.co.jp/index.php

ということです。なるほどね、この4番の滑りやすい特質がケーブルでは役に立っているのですね。あと紫外線に強ければ、耐候性も期待して良いはずです。

以前入ってきていた製品は、しばらく使うとゴアテックスの部分がぼろぼろになってしまい、動かなくなってしまったそうです。今回はそれを克服してあるとのこと。

いくつか種類がありますが、最もお手頃で5000円(ブレーキFRワンセット、シフト用も同様)くらいからあります。

ノコンのような金属アウターやパワーコッズ、クラークスのテフロンワイヤなどもありますが、面白そうな製品が選択肢に加わりました。

復活のITM

2010-10-31 02:15:00 | 自転車
すわて! ITMが戻ってきました。

イタリアンパーツメーカーが少なくなって、寂しがっていた人も多いのではないでしょうか?

ドロップバーはフルカーボン製が2万5000円からあって、結構良い価格です。形状はアナトミックとシャロータイプしかないのですが。流行のアナトミックシャローも欲しいところですが、それはこれからに期待しましょう。












MTBハンドルもあるので、ヨーロッパ系のメーカーと組み合わせても良いのではないでしょうか。

いずれにせよ選択肢が増えるのはうれしいことです。

インディペンデント・カーボンシクロクロス

2010-10-30 11:15:00 | 自転車
『ラグジュアリー』

この言葉が一番似合うブランドではないでしょうか? 性能も結構良いみたいですよ。如何せん乗ったことがありませんから(笑)。

でもこのディティールを見れば、多少の乗り味の違和感などまったく気にならないほど魅せられてしまいますねえ。













http://www.bikerumor.com/2010/10/29/prototype-independent-fabrications-corvid-cyclocross-frame-spotted/#more-24128

ラグまでカーボン製です。この形式は別に珍しくありませんが、特筆すべきはその形状です。素材は変わっても、インディペンデントなのです。ここまで作り込んでいるカーボンラグを私は知りません。

いやいや、素晴らしい!

チューブは今評価がうなぎ登りのエンヴェ製です。パーリーも採用していますから、アメリカンブランドはこの流れが流行りなのかも知れません。

このフレームはシクロクロス用とのことですが、一見するとカンチ台座がないので戸惑ってしまいます。ですがアウター受けがトップチューブにあるので、間違いないでしょう。意図は分かりませんが。

あと、見慣れないダイレクトタイプBBは現在スラムだけが採用している『プレスフィット30』という規格です。シマノプレスフィットの幅広さ、BB30のシャフトの太さを兼ね備えています。

スラムの『大は小を兼ねる』というコンセプトが見事なまでに現れた規格ですね。

カンパニョーロのお達し

2010-10-30 02:21:00 | 自転車

http://www.bikerumor.com/2010/10/28/campagnolo-issues-official-statement-about-electronic-group/

ジロ・デ・イタリアのプレゼンで出回った電動コンポの情報の補足というか、規制というか……(苦笑)。

大変ですねえ。

取りあえず、本当の解禁は東京のサイクルモードで正式に発表とのことです。

2011年にプロツアーチーム、モビスター・ピナレロチーム供給して、最終的なブラッシュアップをするようです。

やはり発売は2012年になりそうですね。

ブレーキは支持者が多いですが、シフトに関しては電動はおろか機械式のデュラにも一歩先を行かれているカンパニョーロ。電動化で一気に底上げが出来たなら、また世界が動くのかもしれませんね。

ま、やはり問題は値段なんですけどね(笑)。

しかしフルカーボンフレーム、フルカーボンホイールで100万円が珍しくなくなったロードバイクは一体何処まで値段が上がっていくんでしょう?

庶民には関係のない話ですか(苦笑)。一度で良いから、カンパニョーロを使ってみたいんですけどね。

デュラも大好きですし、憧れてもいます。でもカンパニョーロは特別です。ただ憧れという言葉だけでは片づかないなにかがあります。

今まで他人のものは幾らでもいじってきましたけどね。いつかは自分のものにしてみたいです。