BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

ファストフォワードの組み立て風景を見てみよう

2016-10-27 22:43:00 | ホイール
なかなかピッチが上がりませんが……、ここは我慢の一手で(笑)。

ハンドビルド・イン・ホランドとリムサイドにでかでかと貼られているのがここの商品の特徴でもあります。ホランドと読むか、ホーランドと読むか、はたまたオランダと読むかは……、その人次第で良いみたいです(笑)。昔の記憶をほじくり返すと、そうだったなあと思い出しますねえ。



日本に入っているラインナップはえらく絞られていますが、本国では50くらいあります。でも基本的にはハブ違い、リム違い(チューブラー、クリンチャー)なので、最低限の用途は抑えています(在庫にないのは取り寄せ可能ですね)。ここは昔ながらの作りが代名詞ともなっています。この動画も、カーボンリムを使用していながらも昔からのホイール組みを思い出すような光景がよく見られます。

ワイドリムへの切り替えも進みつつあります。いつの間にやらMTBホイールも用意されています(笑)。デザインが統一されており、何年か経っても古びて見えないのが好みの天でもあります。


キンダーナイ・油圧変速内装14段ハブ!

2016-10-23 23:55:00 | 内装ギヤ
これ、かなりそそられています(笑)。

油圧変速で内装14速、固定は12ミリスルーアクスルなので、現行モデルなら
ほとんど取り付けが可能です。
















内部構造

http://www.pinkbike.com/news/kindernay-XIV-internally-geared-hub-first-look.html
http://www.kindernay.com/



14段変速といえば真っ先に思い浮かぶのはローロフでしょう。精緻な歯車の結晶体です。シマノでさえ8速(9でしたっけ?)が限界だった時代に、遙かに凌ぐ多段内装をよくぞ完成させた物です。いまでこそネクサスで11速がありますが、それでもまだ3枚も足りないのです。

そのローロフに挑めるポテンシャルを感じるのがこのキンダーナイです。グリップシフトではなく、左右振り分けのプッシュタイプシフター。しかも油圧式というのがまたスゴイですね。今、ロードもMTBも従来からの金属ケーブルからのシフトが起ころうとしています。シマノはDi2化が成されましたが、ローロフは登場時からほぼ進歩していないのが残念な所です。

キンダーナイは油圧変速もさることながら、重量、価格においてローロフを下回ります。しかも今リヤハブマウントにおいて主流になろうとしている12ミリスルーアクスルに対応しているというところが、なによりも気軽に導入出来る敷居の低さに繋がっています。

内装にすれば、ハブそのものが大幅に重くなる物の、リヤディレーラー、カセットスプロケットなどが変更されるため、そこまで重量増とはなりません。さらに落車時などのメカトラブルも大幅に削減されるでしょう。

リヤハブ多段内装は昔から存在しました。しかしあまり普及に至りませんでした。それはフロント側の縛りもあったと思います。しかしフロントシングルがDHだけでなく、エンデューロ、レーシングXC、シクロクロス、グラベルロードなど想像以上に多岐にわたって浸透しつつある中、時代としてもこのキンダーナイは受け入れられやすいと私は思います。

どこか入れませんかねえ?


ルイヴィトン、ピナレロを買収!?

2016-10-21 23:15:00 | ニュース
正直、なんの冗談かと思いましたが……。

どうやら本当の事らしいです。

うーん、うーん、ど、どう捉えればいいんでしょう?


http://www.bikeradar.com/road/news/article/louis-vuitton-to-buy-pinarello-48400/
http://www.bikeradar.com/road/news/article/louis-vuitton-to-buy-pinarello-48400/


文に依れば、高級ブランドコングロマリットであるLVMHグループがヘルス&スポーツ分野に進出するにあたり、ピナレロを買収するとのこと。ただし社長のファウスト・ピナレロはCEOとしてそのまま残るようです。ほかのピナレロファミリーも事業から撤退はしないとか。

ここら辺は当然でしょう。いくらお金持ちな会社とはいえ、自転車とはまったく異なるジャンルですから。バイク製作ノウハウを買うということですね。で、それらの開発陣とは別にグループから営業や経営の人間が送り込まれる……、おう、ビジネスだ(笑)。

私、正直に言ってブランド物はさっぱり分かりません(笑)。そんな人間でも知っているルイヴィトン。エントリーグレードが随分増えたとはいえ、最上級モデルのドグマはやはり目玉が飛び出るほどの高価格商品、すなわちプレミアム商品として十分価値を持つであろうピナレロ。

この2社の行く末はいかに?



ケーンクリーク・ダンパーヘッドセット

2016-10-19 23:45:00 | コンポーネント
ケーンクリーク・ヴィスコセット

ユニークな製品ですね。ダンパーをシムにすることで非常にシンプルで軽量に仕上げています。動きの硬さはシムのスタックによって変更可能です。








http://www.pinkbike.com/news/cane-creek-viscoset-headset-eurobike-2016.html

ダンパー機能を持たせたヘッドセットです。ヘッド部分には機能を盛り込むのは難しく、アングルアジャスト以外ではこのダンパータイプくらいしか見かけません。

ヘッドセットとは別体でホーピーが作って居ましたね。しかしあそこも何年か前に調べたら、ほとんど動いていないような感じでした。それを考えるとこのヴィスコセットは現状唯一のステアリングダンパー機能を持つコンポと言えるかも。

ロード系の人だと……、嫌うかもしれません(苦笑)。軽快なステアリングとは真反対な存在ですから。しかしDH系の人にはハンドルが取られにくくなるというメリットは装備すれば実感してもらえるはず。ひょっとすると、シクロクロスやグラベルロードにも良いかもしれません。

注意点はただ一つ。インテグラルヘッドにはどうやら使えなさそうということ。マスプロ系のロードにはちょっと難しそうですが、このヘッドセットを起点としてバイクの全体図を思い描いてみるのも楽しそうです。


自転車用ディスクブレーキ vs 旋盤!

2016-10-18 23:58:00 | その他
まあ、意味のない対決ですが(笑)。

かなり大きな旋盤ですねえ……。



結果、負けてしまいますが(涙)、でも値段からいったらかなり頑張った方ではないでしょうか? しかしまあ、結構燃えるんですねえ……。微妙にブレーキのメーカー&グレードがわからないのでDOTフルードかミネラルオイルか分かりませんが、燃えています。最終的にはタイムボカンの敵的わっか煙をあげるところが結構ツボです(笑)。