長らく愛されてきた発寒の工場、寿みその工場が9月末をもって稼働が終了されました。
解体後の土地は売却されるとか。
この建物がいつ建てられたかは定かではありませんが、昭和3年から味噌の醸造を始めたことと、昭和30年代の写真には現在の建物の姿が写っているので、少なくとも60年以上は経過していたと思われます。
赤い帽子のような屋根が特徴的。
昔はこの右隣に札幌製紙工場があり、そのまた右には今も健在な札幌酒精があり、煙突が何本か建っている風景が昔の写真に見られました。
JRに乗って札幌方面へ行けば「清酒 千歳鶴」「寿みそ」という大きな看板が目立っていましたが、塗り替えられることもなく、文字も薄くなっていたので新しくする考えもないのかな〜と見ておりましたがとうとうなくなってしまうとは寂しい。
思えば発寒に移り住んだ時のアパートがこの寿みそ工場を線路を挟んで目の前だった。
駅からも近いし色々便利な発寒だし、結構な広い土地なので売却後はやっぱりマンションだろうか。
千歳鶴も寿みそもブランド自体はなくなることはありませんが、発寒の昔の建物がどんどんなくなっていきます(T-T)
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