道草、より道、まち歩き。

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LED製交通信号機

2006年05月27日 23時41分40秒 | ヒトとクルマ
Img_4154発光ダイオード(LED)を使った交通信号機がここの所見かけられるようになりました。LEDを使った信号機が全国で始めて設置されたのは愛知県、1994年の事だそうです。
この信号機は光の反射がなく、西日があたっても見やすく、寿命は半永久的、消費電力も少なくその上球切れの心配はなくメンテナンスが簡単ということでランニングコストも優れています。これは青色発光ダイオードを開発した中村修二氏の本の冒頭に書かれている事なのですが、それから十数年まだまだ全体の数からいくと圧倒的に少数ですが、徐々に更新されているようです。
しかし欧米に比べると日本での普及はまだまだ遅れていて、その理由として単価が2倍で高いのですが、もっと別な理由があり、信号機のメンテナンス業者には警察官僚が天下りしていて、信号機の電球交換費用は一回3万円。LEDにするとメンテナンスが減り業者の『利権』が奪われるとしています。
LEDを使う事で経費が安く済むと主張しても、彼らは「どうせ税金で支払われるので、高くても安くても関係ありません」と答えたそうです。
あぁ…ここでも天下り。長引く不況の原因は集めた税金をばらまき、少しでも無駄を無くそうとしない無能官僚の仕業が少なくないと思います。駐車違反の民間委託にしてもそんな話がチラホラ…。
LEDは照明にも利用され、まだコストは高めですが、今後の普及に期待したいです。しかし、これを阻むのは電力にからむもっと大きな利権を貪っている人達かもしれません。

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