若いながらにも害獣駆除の仕事をしているユクは、狩猟の腕が良く仲間からの信頼も厚いが、母の手術のため大金の報酬を得られる仕事を受ける。ある村から頼まれた仕事は、山奥の集落はかつて鉱山があった所で、そこに住む変わった獣がいて、村としては悪評を恐れ駆除して欲しいとのことだったが、それはその集落で白鹿様と呼び大切にしている白い鹿だった。
長野、山形、群馬の山奥や川の源流などでの全編ロケをされたという事で、とても美しい映像で、監督は様々な場所を探したそうだ。
上映前、かなりの人が並んでいたので座れるか心配だったが、中に入ると前から二列目が空いていたので座ると、その二つ隣の空いている席に、映画に出演されている長谷川初範さんが座られて驚いた。
長谷川さんと金子監督。
上映後は舞台挨拶に監督、主演の松岡龍平さんと並び長谷川さんも前に出て撮影エピソードを紹介した。
主演の松岡さん。映画はヒゲもなくてあっさりした感じだったが、髪も延ばして随分雰囲気が違っていたが格好いい。
金子監督は都市の映像より自然を相手にするものが好きなのだろう。またそれがとてもいい。北海道でも映画を撮ってくれればいいのに。