連合町内会防犯部主催の普通救命講習が地区センターで行われ、100人を超える住民の方が参加し、三時間に渡って1時間目は止血法、のどに異物が詰まった時の手当、二時間目は胸骨圧迫(心臓マッサージ)の仕方、三時間目はAED(自動体外式除細動器)の使い方を習得しました。
私が前回講習を受けたのは修了証を見ると8年も前なので、若干変わっている部分もあり、もしも緊急の現場でも落ちついてできるよう大変勉強になりました。
こんにゃくゼリーが詰まった事故が記憶に新しいですが、このような講習を受けている人が多ければ亡くなる人はもっと減らせることができるかもしれません。
AEDについては今回初めて完全に心停止している時はAEDが作動しないということを知りました。その場合、人の手による心肺蘇生法(胸骨圧迫30回、人工呼吸2回)を繰り返します。それから胸骨圧迫は人工呼吸より重要ということで、感染防止などの心配がある場合はまず胸骨圧迫を優先して欲しいと講師の方から言われました。
参加者は高齢の方も多く、胸骨圧迫はおばあちゃんにはかなり大変そうで、現実的に高齢者がすることは難しそうだと感じました。講師の方によると札幌市立高校や私立高校では救命講習を受講している学校が増えているそうですが、道立高校はまだ遅れているということです。若い頃からこういった事を定期的に学べば事故の際も救命の仕方を分かる人が増えるので、とっさの時も慌てずに応急手当ができることで、けがや病気の悪化を防ぐことができるのではと思いました。