北海道立近代美術館で開催中の『野田弘志展 写実の彼方に』を見に行く。
先日森本三郎展に行った時に近代美術館の案内リーフレットがあったので何気なく手に取ると、もの凄いリアルな絵が。何だこれ?と読んでみると野田弘志という作家の作品だった。後日美術館に行ってみると、道銀文化財団が鑑賞会を120名に無料招待というチラシを発見。当選しなかったら自分で見に行こうと思って応募するとこれが見事当選!嬉しかった~1000円くらいの料金なんだけど。
で、本日学芸員からプロジェクターを使って作家や作品の紹介、説明などがあって広島で育った作家がなぜ北海道洞爺湖にアトリエを構える事になったかなど聞く事ができ、どちらかというと抽象画より写実的な絵の方が好きなので、その写真のような精密さにますます興味を惹かれた。
しかし聞くと見るではやはり大違い。実際実物を見てみると驚く程の緻密さ。貝、骨の無機質なものから、果物、花、人物までどうやったらこの質感を出せるのか、ここまで書き込めるのかと思って進んでいくと、新聞小説の挿絵になった鉛筆画があった。これをみると納得でその細かさには感動的で、羨ましくも思えた。最近の作品〈THE〉シリーズは人物(裸婦)が多くなっているが、その肌の色は写真と見間違う程だが、写真とは明らかに違った魅力で見れば見る程ため息ではなく、う~~んと唸ってしまう。一つの作品に数年かかることもあるというのだから、気持ちの入れ方は凄まじいものだ。
風景画は珍しいということだが、その中に屈斜路湖、摩周湖の絵があったのは道東出身の私にはそれだけで嬉しかった。
先日森本三郎展に行った時に近代美術館の案内リーフレットがあったので何気なく手に取ると、もの凄いリアルな絵が。何だこれ?と読んでみると野田弘志という作家の作品だった。後日美術館に行ってみると、道銀文化財団が鑑賞会を120名に無料招待というチラシを発見。当選しなかったら自分で見に行こうと思って応募するとこれが見事当選!嬉しかった~1000円くらいの料金なんだけど。
で、本日学芸員からプロジェクターを使って作家や作品の紹介、説明などがあって広島で育った作家がなぜ北海道洞爺湖にアトリエを構える事になったかなど聞く事ができ、どちらかというと抽象画より写実的な絵の方が好きなので、その写真のような精密さにますます興味を惹かれた。
しかし聞くと見るではやはり大違い。実際実物を見てみると驚く程の緻密さ。貝、骨の無機質なものから、果物、花、人物までどうやったらこの質感を出せるのか、ここまで書き込めるのかと思って進んでいくと、新聞小説の挿絵になった鉛筆画があった。これをみると納得でその細かさには感動的で、羨ましくも思えた。最近の作品〈THE〉シリーズは人物(裸婦)が多くなっているが、その肌の色は写真と見間違う程だが、写真とは明らかに違った魅力で見れば見る程ため息ではなく、う~~んと唸ってしまう。一つの作品に数年かかることもあるというのだから、気持ちの入れ方は凄まじいものだ。
風景画は珍しいということだが、その中に屈斜路湖、摩周湖の絵があったのは道東出身の私にはそれだけで嬉しかった。