ＤＭＶ

ＪＲ北海道が誇る♪ＤＭＶ／鉄陸両用車両（デュアル・モード・ビークル）が、北海道外では初となる静岡県富士市で走行試験が行われました。 水陸両用車といえばすぐに００７のロータスエスプリを思い出す私ですが、このＤＭＶもかなり注目してます。 北海道の国鉄は民間のＪＲ北海道となり地方の路線は次々廃止となり、道東の北見市と池田を結んでいた池北線、後に第３セクターで運営していたふるさと銀河線もとうとう廃止となり、大きな路線しかなくなってしまいました。 ＤＭＶは線路だけでなく、その名のとおりデュアルモードで、車輪を引っ込めてタイヤを出して道路も走ることができます。 車両本体も安いため過疎地の足としてだけでなく、別々の鉄道を行き来することも可能という発想も出てきて、道外からも視察などが相次いでいるそうです。 地方は大量輸送としては当分はバスが代替となるのだろうけれど、レールを活用できるなら乗り心地、安全面、定時定速性とか考えると結構いい勝負になると思うのだけれど。 ２０年、３０年後、歳をとった我々は運転免許証も更新手続きが厳しくなったりして車を手放す事となった時、公共交通はどんな姿になっているのだろう。 ＤＭＶのようなものが鉄路と街を自由自在に走っているかもしれません。