ちょっと前に近所の人と話をしていて、子どもの頃…もう40年以上も昔の話、友だちのお父さんが市営バスの運転手で、バスに乗ったらそのお父さんが運転手をしていた時があって、下車する時に料金を払おうとすると目配せしてアゴをクイッとやってくれたそうで。
まあ、ゆるーい、のどかな時代で♬ と言うにはあまりにな話だが、その市営バスは赤字経営で2003年に札幌市営交通はバス事業から撤退。
そんな事をしていたからだろとは言わないが、市バス運転手などの職員はかなりの高給取りで、ちょうどバス事業から撤退した直後辺りに、小学校の校長先生がバスの運転手の給料を知って、自分よりかなり高くて驚愕したと話していた。
なるほど、だからか〜と思えるような話しだが話はまだあり、高齢者の方と一緒になる機会があって、一人の方は元公務員でもう一人が市営交通勤務だった方。横で黙って二人の会話を聞いていると。
元公務員の人が、元市営交通の方に「◯◯さんは、年金幾ら貰ってる? 30ちょっとかい?」「ん〜あぁ、まぁそうだねぇ」という会話。
これには驚愕というより怒りに近い感情が湧いた。
赤字経営の上、現役の職員だった時には高給が支給され、おまけに年金が30万円!? 潰れた事業だったのに?
市営交通の人が何人居たのか知らないが、退職して二十数年しても毎月30数万円が手に入るとは。そらもうウワウハですな。
市営交通の赤字はバスだけではなく、巨額な地下鉄工事の建設費も大きいと思われるがそれにしても…。
も〜若者はやってられんよ。昭和40年生まれ位を境にして支払った分より支給額は少なくなるらしいが、月々苦しい中から年金を払ってる若者はどう感じるだろう。いや、若者だけじゃなくて私のような中年以下の世代だって皆が楽に年金を払っている訳じゃないと思う。
また、この辺りはなぜか市営交通の退職者が多くて、こんな事言ったら村八分にされそうだ。ま、それも色んな仕事から開放されて楽かもしれないけれど(笑)
でも、言動には気をつけよう。