AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

メディアデザインと人工知能の関係⑴

2017-07-23 13:24:00 | 学問のススメの涙

昨夕 カフェで受験勉強に勤しむ若い方からの慶応湘南キャンパスの受験問題で相談を受けた。





非常によく出来た4軸の解答能力を求めていた。それは過去 現在 未来 そして未来の夢を実現させる技量である。
西岸良平さんの三丁目の夕日の一コマ。創成期の月光仮面 シャボン玉ホリデー、ベンケーシー アメリカン・ドリームに憧れたドラマ 「逃亡者」であり、「ララミー牧場」である。
そう言われても、大凡若い方々には体験がないものばかり。ここでウィキペディアで調べるくらいは誰もがやるだろう。今はYouTubeで見ることもできる。ただしこの頃は生である。1時間ドラマであればリアルタイムにカメラ割りをしてやっていく。VIDEO録りではない。米国のドラマにしても、アテレコも効果音を入れるのも生だった。NHK 「夢で逢いましょう」生き証人は永六輔さんがが亡き後、黒柳徹子さん他少なくなってきた。
最近民放の朝から夕刻まで百済ない「情報番組」をやっている。40数年前 米国を訪れたが、ニュース番組がメインであり、後は古い番組をやっている。HBOなどのストリームチャンネルが幅をきかせている。欧米のスマートテレビの加入は凡そ90%に近い。日本は未だ20%もいかないのが現状だ。4K8Kと技術は進歩しても、なんでテレビのコンテンツは面白くなくなったのか?





在職中 CM研究会で、参加しない若手CR局員へ小田桐さんの言葉に繋がる「人の作品に興味のない者が自分の作品にも興味がない、そういう者が作ってるんだから面白いものなど出来るわけがない!」その後10数年でそうなってしまった。文化の先取りをしてきたCM表現が面白くなく、こんな不寛容な社会ではクライアントまでもが、怯えて放送を中止にしてしまう。
宣伝=販売直結 こうなると宣伝部が矢面に立たされてしまう。報道はおいといて、唯一面白いのはEテレであり、NHK 他 「面白いと思って作っている」方々だ。NHKが開発した人工知能「40代独身が鍵となるそうだ」そろそろタレントのブログに怒る事をやめて、我々は世界の不条理 日本の不条理に、不寛容な政治家に目を向ける頃合いだと思う。龍馬暗殺、大政奉還から150年である。「今二度日本を洗濯するのか?選択するのか?」
我々民の責任でもある。