AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

不寛容社会の広告表現のリスクマネジメント⑷

2017-07-19 20:20:54 | CGMの感染力
海外の広告でこの様に炎上したものがあったのでしょうか?
サントリーの「頂」のWeb CMは紹介しましたが、



壇蜜を使った「涼・宮城の夏」はアクセス数も多いし、これはこれで馬鹿らしい。制作者の狙い通りかもしれません。

村井知事は動画を公開前に見たかという質問に「もちろん、賛否両論あるだろうなとは思った」さらに「誰も、可もなく不可もなくというようなものは、関心を呼びません。したがって、リスクを負っても皆さんに見ていただくものをと思いました。おかげ様で『賛否両論色々あると思います』とテレビで言っていただいたおかげもあって36万アクセスを超えました。さらに厳しいことを言っていただくと、もっと伸びると思いますんで、どんどん厳しいことを言ってアクセスを伸ばしていただきたい」。(http://jin115.com/archives/52183784.html より一部引用させて頂きました。)

この不寛容なクレームにちゃんと答える事も重要な事でしょう。





カンヌライオンでも色々なセミナーが開かれます。今年のカンヌで開催された「Creativity and Resposibility(表現と責任)」と題されたP&Gによるセミナーでは、Facebookの最高執行責任者であるシェリル・サンドバーグも登壇しました。現在のマーケティング業界において「いかに女性の人材登用が進んでいないか」をデータを上げて解説したのち、広告における過去の女性蔑視的表現や、女性を男性視点からの性的対象物(Sexual objectification)として描いた事例をピックアップ、それらを徹底的に批判した上で「いま人々に望まれているもの」を紹介する内容でした。
(http://news.livedoor.com/article/detail/13348340/ 日経ビジネスより一部引用させて頂きました。)

この海外の広告でこの様に炎上したものがあったのでしょうか?「Creativity and Resposibility(表現と責任)」でも取り上げられた表現は問題になりました。