AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

不寛容社会の広告表現リスクマネジメント⑹

2017-07-20 17:30:33 | アイディアのIdentity





2009年 このポスターの様に卑猥を連想させる意味では問題であり、一番の問題はこの女性モデルさんが何に使われていたかを知らなかった事でしょう。
問題になったのは、バーガーキングのシンガポールです。





ボディも含めてストラップラインは、「あなたの心を吹き飛ばす、新しいBK Super Seven Incher長く、ジューシーな、炎を込めたものにあなたの欲求を満たしてください。」

日本も欧米に習い、タレントさんばかりでなく、モデルさんでも詳細な契約書を結びます。
粋なぶっ飛んだ表現をするワッパーのバーガーキングでは考えられない事でしょう。
在職中 関西の石井さんが、カンヌ審査員で行く前にカンヌライオンで、石井さんの独断と偏見で選んだCM集を観ました。その中でイタリアか何処だか忘れましたが、「椅子と机がセックスしている」と言う凄いのを観た事を思い出しました。まあ此処まで行きますとぶっ飛んでますから、卑猥を通り越してしまうのです。
バーガーキングのシンガポールは2つのミスを起こしています。
先ずは使われた当の本人のモデルさんが何も聞いていない事。そしてもう一つは淫らな表現の低俗性です。男性からみた女性を性の対象物としてみている、絶対にやってはいけない目線です。こうなると救いようがありません。



不寛容社会の広告表現リスクマネジメント⑸

2017-07-20 16:02:59 | CGMの感染力
海外の広告でこの様に炎上したものがあったのでしょうか?「Creativity and Resposibility(表現と責任)」でも取り上げられた表現は問題になりました。カンヌがYouTubeに公開している多くのセミナーの中で、下記のセミナーは時代の表現の流れを知る上で学ぶ事大です。