AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

10月10日(土)のつぶやき

2015-10-11 03:24:57 | 今そこにあるメディアのリスク

衝撃と継接ぎのモンタージュ(4)

2015-10-10 10:21:08 | アイディアのIdentity



CMではmontage表現はあるかな?
多くの名優達がCMのモンタージュに多用されております。
特に「テイファニーで朝食を」のオープニングシーンは多いです。
但し内容はありません。オードリーと演出したブレイク エドワーズのこの名シーンだけが頼みの綱です。





クリスチャン ディオールCM「J'Adore Dior」にもその時代を駆け抜けていった美女達が登場します。
監督ジャン ジャック アノーが、シネマの大スター達~グレース ケリーやマレーネ ディートリッヒ、マリリン モンロー~を、ヴェルサイユ宮殿 鏡の間に蘇らた今回のフィルム。彼女たちは、かつてディオールを愛してやまない、大スター達です。
まあ、デジタルペイントを屈指してますが、「ファッションショーですからたわいもない事ですが「ドエライ制作コスト」をかけているのでしょう。
と思っていましたら、名女優達のディオールへの思いがあったみたいです。


マレーネ ディートリッヒ」

「No Dior: No Dietrich!(ディオールなくして、ディートリッヒの出演はありえない!)」。マレーネ ディートリッヒが、ワーナースタジオのディレクターに対して投げかけたこのフレーズは、瞬く間に世界中に知られることになりました。
映画の世界でも舞台でも、そして現実の世界においても、マレーネは他のミューズの誰よりもディオールを愛した女優との事でした。

「グレース ケリー」

輝きに満ちた女性、グレース ・ケリーはその婚約の祝賀のためにディオールのホワイトサテンドレスを選びました。
その3ヶ月後、モナコのレーニエ3世と婚約し、夢物語を現実にしたようなこの出来事は、世界中を魅了することになるのです。
生涯を通して、無二のエレガンスを輝かせ続けた公妃グレースは、ディオールを誰もが憧れるクチュールメゾンの頂点へと押し上げます。

「マリリン モンロー」

1962年、若きバート スターンがアメリカ版ヴォーグ誌への掲載のため、全てブラックで、全てディオールに身を包み、際限のないエレガンスでカメラに向かう女性の写真を撮ります。
「マリリン モンローはまだ世間には知られていなかった。誰もが私を不安の眼差しで見つめていた。」
クリスチャン ディオール(「Christian Dior et moi」)
マリリンが閃光のように大スターに上りつめる前に登場したニュールックは、燃えるような情熱的な魅了の可能性を女性たちに切り開いたかのようでした。(http://www.i-dior.jp/sp/jadore/star.php?guid=ON 鏡の間に蘇るスターより引用させて頂きました。)


10月9日(金)のつぶやき

2015-10-10 03:24:15 | 今そこにあるメディアのリスク

【ヤバイ】NASA発表?300年間で最強の磁気嵐で地球が闇に? - NAVER まとめ matome.naver.jp/odai/214166398…


スーパーグローバル大学事業「選定結果30大学一覧まとめ」 - NAVER まとめ matome.naver.jp/odai/214233078…
ノーベル賞受賞 山梨大学と埼玉大学 共に不認可でしたね。文科省さん?机上の空論と解ったかな?判んないだろうな?


東大の順位低下、文科相「危機感を持たないと」 : 読売新聞
yomiuri.co.jp/national/20151…
東大 京大 東京工業大学他 上もガタガタなら、Fランは更に酷い。
まずはいらない大学、学ばない学生もいらない、、。そうしていかないと底なし沼に落ち込みますよ。(^^)


富士山噴火「1カ月ルール」とは? 被害と噴火時期の予想・予言(2/2) - ハピズム happism.cyzowoman.com/2013/05/post_2…
世界恐慌は富士山噴火かも知れませんね。前回の大恐慌と世界情勢は相当変化しました。地球のグローバルビレッジ化が進んでいますから全てに影響するでしょう。



衝撃と継接ぎのモンタージュ(3)

2015-10-09 01:34:57 | Virtualのactuality



撮影技法に画期的な手法を生んだのは、グリフィス・モンタージュでしょう。映画「マトリックス」同時に幾つものカメラを回す。この同時撮影の延長上にあるのが「bullet time」マシンガン撮影とも言われるものでしょう。映画「マトリックス」は、私には理解できない映画でしたが 、、、。
多くの革新的な映像技術をあみだしました。 監督のウォシャウスキー兄弟は、「タイタニック」「アバター」のジェームス キャメロン監督同様に映像革新に寄与しております。





それとこれはmontageとは言わないと思いますが、映像版 マルチスクリーン の動画版ですね。




技術革新が進行しますと、今まで不可能だったアイディアが可能になります。
それはどのフィールドでも言える事です。ただ間違えてはいけない事は、「先に斬新な発想ありき」です。それをフォローするのが技術革新です。日本の家電業界は技術革新ばかりを考えていて、消費者を考えてはいなかった。それが今の体たらくとなったんでしょう。

衝撃と継接ぎのモンタージュ(2)

2015-10-07 23:56:14 | アイディアのIdentity



エイゼン シュタイン モンタージュに対して、米国の映画監督D・W・グリフィスに代表されるグリフィス・モンタージュというのがございます。
エイゼンシュテイン・モンタージュは、当時流行し始めたソシュールの構造主義の影響を受け、台本の言語的要素を映像に置き換えて編集していく手法であり、エイゼンシュテインの映画『戦艦ポチョムキン』の「オデッサの階段」がその典型とされます。
グリフィス・モンタージュは、フロイトの影響を受けたコンスタンチン・スタニスラフスキーの演出論に基づくものであり、俳優たちを特殊な状況に陥れた実際を、複数のカメラを用いたマルチ・カヴァレッジによって同時撮影し、その時間尺を変えることなく多面的な視点を取り入れて線形に編集していく手法であり、グリフィスの『イントレランス』のスペクタクルシーンがそのはじまりとされるそうです。(wikipedia モンタージュより引用させていただきました。https:ja.wikipedia.orgwiki%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5)


小津安治郎監督は背景でよく使ってました。







黒澤明監督はその戦闘シーンで応用しておりました。
「椿三十郎」が社殿から出て侍達を威圧するシーン! はじめは左側に立って居たのですが黒澤明監督は威圧しながら右側に移動する演出をしています。 モンタージュの広義の意味合いに段々と解らなくなっていきますね。

衝撃と継接ぎのモンタージュ(1)

2015-10-07 02:02:10 | アイディアのIdentity






大学で教鞭をとる友人曰く「最近 我々の頃に教わった映画技法がおかしくなっている。」
そう言えば、montageの技法一つとっても、今と昔ではその捉え方も違うのでしょう。
「衝突のmontage」と教わった ロシアの監督 エイゼンシュタイン 有名なのが「戦艦ポチョムキン」のオデッサの階段です。最近では、「小津安治郎」監督も知らないし、多くの名作を知らずに映画監督になりたいと言う若者があまりにも増えました。中には制作会社に入ったがいいが、「制作進行になるつもりはない。何故監督にしてくれないのか?」こう言う若いのが増えたとも聴きます。フィルムからビデオに変わり、光学的効果がCGに変わった事で、多くの映像機器も変わってしまいました。同録の名機 ナグラもなくなり、シュノーケルカメラのfocusingをやっていた事もありますが、全てにおいてガラッと変わってしまいました。オデッサの階段を上手く再現したのがオリバーストーン監督です。彼は「アンタッチャブル」でこのオデッサの階段を上手く表現したのです。


因習と差別(2)

2015-10-05 18:38:12 | アイディアのIdentity






現場時代 もう行かないであろう所に国内も国外もロケ撮影で参りました。監督は私の一番信頼しております佐古彰彦監督、佐古監督は藤谷美和子 をはじめて使い、あの名作CMを世に出した名監督です。三共さんの「反省猿」も監督のおかげで多くの賞を頂きました。私にとって監督は、最も信頼できる監督でした。今でも一線で活躍なさってます。
オーストラリアのお臍と呼ばれるエアーズロックにも参りました。当時はホテルが2つ コンビニにドリンクバーくらいしかありませんでした。観光客は2泊でしょうか?バスで来て翌日エアーズロックを登り、帰るというのがこの地を訪れた方々のスケジュールでした。我々だけが撮影の為 長期滞在しておりました。コンビニに参りましたら、長い列です。先頭にアボリジニーの女の子が待っているんですが、レジの若い女性、はこの子を無視しているんですね。オーストラリア ニュージーランドにも何度も海外ロケで行ってましたが、はじめてオーストラリアの人種差別を垣間見た次第です。「何でずーっと待っている彼女を無視しているんだい?」何処に行ってもついつい口を出す悪い癖が出てしまいました。アメリカ大陸の先住民はインディアンインディアン、オーストラリア大陸の先住民はアボリジニーです。先住民達には政府から給付金が出るそうで、元来 働かない方も多く、オーストラリアの白人達にはそれが人種差別に拍車をかけているんですね。
「2008年2月13日の議会で、ケビン・ラッド首相は、先住民アボリジニに政府として初めて公式に謝罪した。同日の議会には約100人の先住民らが傍聴する中で、同首相は「Sorry」の語を3度使い謝罪した。議事堂の外には全国から詰めかけた数千人がテレビを通じて謝罪の言葉を聞いた。」何故 白人至上主義は未だ未だ根深い人種差別を行っているのでしょう。因習も差別に繋がっているかも知れません。

2015年、カンヌライオンズでは、“性差別や偏見を打ち破るクリエイティブ”を讃えるため“Glass(グラス)”部門が新設されました。
企業・ブランド:インドの生理用品ブランド「Whisper India(ウィスパー)」(P&G)

キャンペーン名:Touch the pickle(ピクルスに触ろう)







インドには女性の生理を”恥ずべき呪い”と捉える古い慣習が根強く残っています。生理期間中の女性は台所に入れないなど日常生活でも行動を制限され、家庭にあるピクルスの壺に生理中の女性が触れるとピクルスが腐るという迷信があるほど。
このような文化が性差別や偏見につながっていると考えたウィスパーインドはこの悪しき慣習を断ち切るべく「TOUCH THE PICKLE(ピクルスに触ろう)」をテーマに掲げた動画を公開しました。やはり物事は「多面的に考察すること。」だと思います。守っていかなくてはいけないその民族にとっての文化遺産もあれば、儀式で亡くなる子供達が多ければ、それは因習として考えなくてはいけない悪習となるのです。